2月9日、タッカーカールソンがプーチンをインタビューした。
プーチンが何を語ったか....
私が過去に書いたことと全く同じことを語った。
それは後で書くことにして....
もっと驚いたことがある。
西側諸国のジャーナリストであるタッカーカールソンが、
プーチンをインタビュしたことへのブーイングだ。
タッカーカールソンに対して、
もうアメリカに戻らせないとか、
おまえは大嘘つきだとの攻撃がすごーい。
何故にそんなにブーイングがすごいのか。
今まで世界に言って来た嘘がばれるからだ。
嘘がばれるので慌てているのだ。
日本のみなさんに言いたい。
私の過去のブログにも少なからずブーイングがあった。
私は日本人がプーチンをどう思っているか知っているので、
遠慮しがちにひかえめに書いて来た。
それでもブーイングがあったのだ。
あらためて言いたい。
日本人はみんな騙されている。
だから今日のブログのカテゴリーを「マスコミの暴力」に入れた。
さて、タッカーカールソンのプーチンインタビューだが、
いろいろな形で報道されている。
★ まずは全文自動翻訳....
全文読んでみたが、日本語の解釈がおかしすぎて、
意味不明なところが多い。
ただ、2時間のインタビューの中、最初の30分は、
9世紀からのロシアの歴史を淡々と語っている。
その異常な長さ、異常な博識、プーチンの心根が判る。
日本人の政治家で9世紀(平安時代)からの歴史を
これほどに分析して日本の現在を語れる人がいるだろうか。
(註)プーチンは何故に9世紀から語ったのか。今に関係があるからだ。988年、ロシアのウラジミール1世が東ローマ帝国皇女のアンナと結婚した。その時、ウラジミールは東方正教会に改宗した。それ以来ロシアは「ロシア正教」と共に生きてきた。ロシア正教は他の宗教を批判しない。ロシア正教のもとで宗教戦争は起こりえない。今、ロシア国民の殆どがロシア正教だ。そんなロシアが侵略戦争を仕掛ける訳がない。プーチンはそれを言いたかったのだろう。
★ 次のように多くの人がインタビューの中身を解説している。
張楊、及川幸久、マタタビの羅針盤、則武謙太郎、原口一博、ABEMA NEWS.....
どれを読んでもほぼ一緒だが(あたりまえ)張楊氏のはよくまとまっている。
及川幸久氏のは聞きやすくよくわかる。
原口一博氏のは彼の考え方が補足されて面白い。
ついでに書くが、原口一博は面白いことを言っている。
聖徳太子の「和(わ)を以て貴しとなす」....
これは「和(わ)」ではない、「和(なごみ)」と読む。
「和(なごみ)」は、「和(あ)える」から来ている。
料理の時に使う「うまく混ぜる」と言う意味だ。
なーるほど、原口一博はおもしろいことを言う。
さて、プーチンがどんなことを言ったか、
私の過去のブログのお浚いになるがざーと述べる。
1、戦争をしかけてきたのはウクライナ側だ。
戦争を先にしかけてきたのはウクライナだ。
それを終わらせるためにロシアは戦っている。
2,しかけてきたのは、ネオナチだ。
私のブログでもネオナチのこのことを書いた。
但し、ネオコン同様にネオナチを書くと日本人には陰謀論に聞こえてしまう。
読者に拒否される言葉なので読者に去られて欲しくない私には使いづらい言葉だ(笑)。
ウクライナはウクライナに住むロシア系住民にはウクライナ国籍を与えない...
と言ってきた。ネオナチがドンパス地域を空爆しても許される口述になっている。
3,西側及びウクライナは、ミンスク合意を守る気がなかった。
2022年3月、戦争を止めるミンスク協定が結ばれた。
間に立ったドイツ、フランス首脳が言っている。
ミンスク協定は時間稼ぎであって最初から守る気がなかった。
そればかりでない、途中でウクライナは「守らない」ことを宣言した。
ロシアが騙されたってことだ。
4,戦争を続行させたのは英国のジョンソンだ。
停戦のチャンスがあった。
ゼレンスキーも了解し停戦がまとまろうとしていた。
そのゼレンスキーに停戦するな、戦争を続行しろ....
と言ったのは、英国のジョンソン首相だ。
もちろん、英国はバイデンの後ろ盾で発言している。
ジョンソンたちは何故にそう思ったのか。
誰もがロシアが弱い、すぐに負ける、と思っていたからだ。
5,今後のウクライナ戦争について語る。
ロシアは戦争を続ける気はない。
米国がウクライナへの援助を止めれば、すぐに停戦できる。
私はウクライナ全土を奪う気はさらさらない。
ウクイナに住むロシア系住民の安全が守られればそれでよい。
トランプと私はお互いに分かり合っていた。
だから、トランプ時代に戦争が起きなっかた。
バイデンが大統領になったから戦争は起こった。
だが、私は戦争を起こしたのはバイデンとは思ってない。
バイデンはディープステートのポチでしかない。
どこかでいつも戦争をしたい戦争屋のディープステート...
そのディープステートの主はアメリカCIAだ。
今のウクライナには、停戦協定してはならないという法律までできている。
停戦を難しくしているのは事実だ。
停戦の鍵はアメリカが握っている。
最後に重要なことを書いて終わらせたい。
及川幸久氏が言っている言葉だ。
及川氏はプーチンは何を言っているかを分析している。
曰く、プーチンの言いたいのは欧米のエリートたちの間違えだ。
エリートゆえに間違っている。
エリートの発言ゆえに欧米の多くがそれを信じている。
エリートたちの愚かさ、それを信じる人々の愚かさ、
この愚かさの連鎖が今の世界を不幸にしている。
世界の民よ、それに気づいて欲しい.....
プーチンが言い、及川幸久氏が言い、私も吠えている(笑)。