あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



手が届かない遊び

手が届かない遊び_d0083068_9152838.jpgオレの仕事は水先案内人。英語ではパイロットと言う。 ええ?パイロットって飛行機の・・・ちゃうちゃう、アレは「飛行機のパイロット」。オレたちはただの「パイロット」。 だって、飛行機ができる前からこの仕事をする人がいたんだぜ。当然にオレたちが先!でも、飛行機のパイロットと間違えられるのは光栄だ。 オレ達の仕事の実態はそれと随分違う。油に汚れた帽子を被り、軍手をして分厚い安全靴を穿き縄梯子を登る体力勝負のどんくさい職人なのだ。
今朝、小さな客船が金沢港に入港する際の水先案内の仕事が入った。写真は金沢沖でその船(Spirit of Oceanus)に乗り移ろうとする直前のものだけど、見えるかな、小さく黒いものがぶら下がっているのを。それがオレの登る縄梯子。
こんな小さな客船(4000トン)からは、普通は仕事が来ない。 客船は操縦性能が良いので、どうにでも操ることができるからだ。 しかもこの客船は一月に一度ほど金沢港に入港している。 水先案内は必要ないだろうに。 乗船して船長にそのことを聞いたら、交代して初めてだから、安全のために呼んだとのこと。 船長さん、ありがとう。
乗船したら、その船の操縦性能を質問する。 オレたちの仕事の慣習である。 それに応えて船長は「she is・・・」と言う。 オオ!!久しぶりに聞くキングズイングリッシュであった。 そうなんだ、船は優しく扱うため、女性名詞で「she・・・」と言うのが慣習であるが、最近は「the ship・・・」と他人行儀に言う人が増えてきている。
手が届かない遊び_d0083068_9484110.jpg

船内はきれいだ。 通路の床は分厚い絨毯、壁は全てニス塗りでピカピカ。
お客さんはほとんどが中年・老年のアメリカ人、総勢116人の客が乗っているという。
それを接待する乗組員は70名、メイドのほとんどがフイリッピン人であるそうな。 新潟から金沢に着いたこの船、このあと、境港、萩と日本海を周り、韓国のウルサンに行く、そして、長崎に戻り、そのあと瀬戸内海の港を転々と観光しながら神戸にゆくという。  
100人程度の客であれば、全員がフレンドリーになれる。 狭い船内で過ごすため、乗組員も含めてお互いの心の通い合いを共有できるであろう。
大きな客船も良いが、貧乏且つ礼儀知らず なオレは気後れする。こういう船ならオレも乗ってみたい。日本と韓国を見て周るこのコース、何日のターンであろうか。 はっきり知らないが、料金を聞いてみた。
平均で一人7000ドルという。 思わず、”安い”と思った。 
であるが、オレには遠い遠い遊びである。
# by yosaku60 | 2006-10-05 10:00 | 日本=パイロット時代 | Comments(3)

人間はすごい

人間はすごい_d0083068_16414368.jpgこれは、今朝の新聞だ。 ジョンマザーとジョージスムートの両氏の受賞理由はビッグバン時の背景放射を確認したことによる。 おかしい?背景放射の存在は、昔から知られていたはずだ。 調べたら、40年も前にベル研究所のアーノベンジアとロバートウィルソンにより発見され、彼らも後日ノーベル賞をもらっている。 どこが違うのだろうか。 以前は偶然の発見だったのが、今回は観測衛星を使って実際に観測したからであろうか。 それともビッグバン時の残存熱のムラを観測し、それが銀河の生成を説明できるということであろうか。 ムラについて考えてみた。 次のようなのであろう・・・勿論詳しくは知らない。
137億年前(宇宙背景放射から計算できる)のビッグバンで瞬時に熱が飛び散った。 その後星が重力で干渉しあう銀河ができると、その周囲の熱の分布が変わる。 それが熱のムラであり、銀河生成を証明するということなのであろう。 もう一ヶ月前になるだろうか、ビッグバン直後にできた銀河を測定できたとの記事が載っていた。天体が遠ざかるとドップラー効果で波長が赤い色の方にずれる。 その光の偏移量を測ればどれだけ離れた銀河であるか計算できるのだ。そんなかすかな明かりや偏移を捉える人間はすごい。オレは少し前まで、ビッグバン以後、「星」の間隔は時間を経るごとに離れてゆくものと思っていた。
人間はすごい_d0083068_17261826.jpgであれば、太陽と地球の間もだんだんと離れるということになる。そうした疑問を長いあいだ放っりぱなしにしていたが、最近になってわかった。 「星」ではない。 「銀河」が単位なので。 銀河の中では重力で固まっているので離れることはない。遠ざかる速度は距離に比例するというハッブルの法則は、星ではなく、銀河を対象にしているのだ。 今回のムラもそれでできているのだろう。納得と納得が違う方向から結びついた。写真は、NASAの観測衛星COBEで観測した宇宙にかすかに残るマイクロ波(宇宙背景放射)のゆらぎである。あらためて思う。人間はすごい。わからなくて当たり前だろうけど、オレは何にもわからない。

オレは宇宙のことを知るのが好きである。宇宙のことを考えると、人間社会にはびこる時間というものが自由に伸び縮みし、結果、時間の束縛から離れて死生観を思索できる。 オレの宇宙好きは、そのような感覚が得れることからかも知れない。
# by yosaku60 | 2006-10-04 17:19 | 日本=知ったかぶりです | Comments(1)

狩猟民族の精神構造

狩猟民族の精神構造_d0083068_9521229.jpgつい最近まで、
狩猟民族は野蛮で、農耕民族はおとなしいと、
思っていたが、そうとも言えないようだ。 
もしかすると農耕民族こそが権力争いを繰り
返し野蛮であるのかも知れない。

戦争をしたことのない文化を維持している民族が
いることを知った。
写真の北欧のサーミ人だ。 
ラップランドの先住民で、トナカイを追う狩猟民族だ。

狩猟は収穫が安定しない。
だから、収穫があった場合は平等に分配する。
アフリカのブッシュマンもそうである。
ピグミー族はもっと極端である。 
指導者がおらず、抗争を解決する取り決めもなく、
不正行為を罰することもしない。 二人の間で議論になると、一方がほかのキャンプに移動するだけという。 
このような平等主義はアラスカのイヌイットや日本のアイヌにもある。

みんな狩猟民族であり、平等の精神を持つ。
# by yosaku60 | 2006-10-04 10:20 | 日本=知ったかぶりです | Comments(0)

支離滅裂が支離滅裂に

支離滅裂が支離滅裂に_d0083068_8163133.jpg全く格好の悪いことになった。
今朝ほど、早速新しいカテゴリ「支離滅裂」に書き込んでみた。そして、非公開にして公表すると、全く書き込みがないのと同じ結果になった。予想外であった。 これじゃ、「支離滅裂」を書いている期間、読者はその間、オレが書き込みを止めている、ということにとってしまう。
題名だけでも出て、中味が読めなくなるようになるのだろうと思い込んでいた。であれば、読む場合はパスワードを入れれば読むことができる。だから、日々の出来事(公開)の合間に、こういうことを考えてきた(非公開)のか、といった自分用の「絵日記」になる。そうした連続した記録をもくろんでいたのだ。日々の通常の書き込みの合間合間に挿入されることが重要なのだ。
それが、非公開にすると、カテゴリの中を見ても、書き込みなしで表示されるのだ。何にも表示されないのである。 だったら、書く理由なんかないじゃないか。ブログではなく、自分のパソコンのどこかに書いておくのと同じことだ。 それであれば既に書いている。 ただ、考えた後の結論だけを書いており、日々の思索過程の記述ではない。
その思索過程を自由に書けることを楽しみにしていたのに、残念である。
支離滅裂は一夜にして破滅だ! カテゴリも削除した。
まさしく支離滅裂な結果になった。
# by yosaku60 | 2006-10-03 08:10 | 日本=その日のできごと | Comments(0)

「支離滅裂」を新設

「支離滅裂」を新設_d0083068_973765.jpgブログ書き出して20日ほどになる。
このブログ誰が読んでるのだろうか。
ブログのありかを知っている人は、地元かほく市に住む人がお二人、和歌山のYさん夫婦、鳥取の遊季さん、但馬の太郎さん、広島の香港さんの合計7名である。 もしかしたら、大阪のイベさんも読んでいるかも知れないが、いずれにしても10名以下である。
これ以上増えてほしくない。 
というのは、読んでもらうためにブログを書いている自分を意識してしまい、そんな自分がイヤになるからである。 読者が多くなればなるほど、意識過剰になると思うからである。 ”オレ”などと使わない言葉を使って、書き方を工夫してみても抜け出ることができない。
これで良いはずはない。
ブログを書き出して解ったが、書くことは楽しいことである。ただ、洗いざらいありのまま書くつもりが、どうしても読者を意識してしまって、題材選びにしても、読者が喜びそうなモノを考えてしまう。 そんな自分の良い格好さがイヤになる。 
俳句を中断したときと同じ迷いだ。
私の書きたいのは、宗教とか民族とか、世界平和に関する人間の係わり合いの話しである。 こんな話題、面白いはずも何もない。 でも、こんな話しなら、あらかじめ書くことを決めないでもいっぱい書ける。 指がうごくまま、どんどん書いてみたい。
他人の詮索を意識しないで書いてみたい。 結論の出ない話になるだろうし、どんな話題になるかわからないし、以前と以後と話しが違ってくるかも知れない。
そうだ、「支離滅裂」という題であれば、自由に書きやすくなるな。 カテゴリは「支離滅裂」にしよう。 そして、これは自分だけの楽しみとして書くのだから、「非公開」にする。
数少ない読書のみなさんに申し上げます。
こういう理由で今後「支離滅裂」のカテゴリで記述があっても私以外(カミさんはOK)は、読むことができませんので、ご理解くださるようお願い致します。
# by yosaku60 | 2006-10-02 09:59 | 日本=その日のできごと | Comments(1)

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