あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



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ワヤンさんの結婚式(最終回)

d0083068_8513274.jpgワヤンさんの結婚式に参加して、
あらためて思い知りました。
バリの若者の男女交際のことです。
ほんに、あっけらかんとしています。
秘密がないのです。
ワヤンさんの場合、
交際の開始は、高校一年生の頃から、
それから12年経っての、ゴールイン。
てなこと、前々から知っていました。
右の写真の女性達、
ワヤンさんの職場の同僚です。
他の二人とも未婚ですが、
彼氏がいて、将来への結婚について、
どの程度まで進展しているか、オレにみんな話してくれます。
真面目な交際だから秘密にする必要がないってことのようです。
ありがままです。
二人とも、給与の相当部分を親に仕送りしています。
結婚するまでは親の面倒をみることをあたりまえとしております。
そのために、結婚が遅れても、それはそれでしようがないこととして受け入れています。
この 「ありがまま」 と 「あたりまえ」 の行為、
二人とも、ほんの少しも自分の心を抑圧しておりません。
欲をもたず、その上で心の命ずるままに....、
ってことですかね~。  良いですね。 
by yosaku60 | 2012-01-14 09:26 | バリ島=人物往来 | Comments(2)

ワヤンさんの結婚式(その5)

ワヤンさんは、日本流に言えば、しとやかな女性です。
おしゃべりが好きではありません。
笑う場合でも声を出さず、微笑むだけです。
写真は、そんなワヤンさんに笑うことを要請して何度か撮ったうちの一枚です。
「はい、もっと笑って!」とNGを出し続けたので、
その無理強いを聞いた後ろの男たちも笑っていますよね。
雰囲気がわかって、面白いでしょう。
右が新郎、ワヤンさんの幼馴染です。
さて、ワヤンさんの姉妹が全て、同じ名の「ワヤン」であるってことですが、
ワヤンさんの姉にあたる次女...次女ですので、マデという名前の子ですが、
この子が幼くして亡くなったのです。
で、次の子からは、生き延びるようにとの願いをこめて、
全てワヤン(長女の呼び名)にしたってことです。
こういう呼び名の変更は、カランガッサム地方では、よくあることだそうです。
d0083068_522687.jpg

by yosaku60 | 2012-01-13 05:07 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(0)

ワヤンさんの結婚式(その4)

写真の背景に小高い丘があるのをお気づきですか。
バリ人にとっての神の山、アグン山からの噴火岩が堆積した丘です。
その手前のこの場所は、前述の「女の場」より、さらに3段ほど上がった所、
で、ワヤンさんの敷地の中でもっとも高い所である。
いわゆる「家寺」が、ここにある。
バリヒンズーは高さにこだわる。
家寺は、敷地内でもっとも高い所にあらねばならない。
で、この場所にあるのだ。
しかも、家寺は敷地内から見て、アグン山の方向にあらねばならない。
写真の白い服を着ているのが、バリヒンズーのお坊さん。
一人で寂しい....ってことはないんだろうが、
「ここに来て写真を撮れ」と、何度もオレに勧めてくれた。
てなことは、ともかくとして、
このお坊さんは、家寺を拝むと同時に、その真後ろにあるアグン山をも拝んでいるってことだ。
そういう位置関係を知って、この写真を見て欲しい。
d0083068_18391950.jpg

敷地へのアプローチから、一番の高所まで一気に斜面を登ってみたが、
その斜面の中央付近に戻りたい。
そこには、母屋、即ち、両親の住む家がある。
その家の前の少ない平地に、男女を交えた相当の人数が集まっていた。
ワヤン家に血統の近い親類縁者だけの集まりであるように見受けた。
d0083068_19114627.jpg

写真は、その母屋の玄関。
奥に座るのが、バンジャール(村落共同体)の長。
村から抜けて男の元に行く花嫁さんに向けて、
バンジャールとして、それを了とする口上が語られている。
写真左に、神妙に口上を聞く、ワヤンさんがいる。
花嫁さんの地元で行われる手続きの中でもっとも重要な場面である。
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by yosaku60 | 2012-01-11 19:33 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(0)

ワヤンさんの結婚式(その3)

今日は、1月10日、わが日本の故郷は、雪。
去年も雪が多かったらしいが、今年も同じだ。
ここ最近、毎年のように夏は極暑、冬は大雪だ。
昔から日本にある、緩やかな四季のうつろい。
その緩やかさが消え、だんだんに「酷なうつろい」になっているようだ。
いわゆる地球温暖化の影響なのだろうか。
ここバリ島には、四季のうつろいがない。
乾季と雨季の二つだけである。
もともと「酷なうつろい」ってことだ。
んん?何が言いたいのかって...
わかってるだろう...寒いんだよ!....今。
南半球のバリ島は、本当ならば今が夏。
であるが、雨季でもある。
もう、三日も雨が降り続いている。
大地が雨で冷やされ、早朝、6時の気温、24度....寒い。
アンタ!もしかしたら24度で寒いのかって、オレを馬鹿にしてないかい。
日本の冬は乾燥しているでしょ。
乾燥下の寒さと、ジメジメ下の寒さとでは、違うんだよな、特に年寄りには。
んで、今のオレ、半袖シャツを2枚重ねてパソコンに対している。
2枚だよ、2枚!.....バリに来て2枚の重ね着は初めてだ。
さて、ワヤンさんの結婚式の続き...だよ。
アプローチから、少し登る斜面に青テントの急ごしらえの台所。
結婚式に集まる村民への食事提供は、男衆の役と決まっている。
女は口出しできない、「男の場」なのだ。
d0083068_724472.jpg

それに対して「女の場」が、ここ。
「男の場」より2段ほど上の高台の平地である。
料理ではなく、お茶類の提供は、女衆の役だ。
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このお茶のしつらえ場をぐるっと囲むように女衆が座る。
困ったことに、ここに厠があった。
私が用を足しに行くときであるが、知り合いの女性に先導されて、ここを通った。
男衆が単独で、立ち入れない雰囲気であった。
d0083068_7434572.jpg

by yosaku60 | 2012-01-10 07:29 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(0)

ワヤンさんの結婚式(その2)

ワヤンさんの実家は、バリ島の最東端のアメッドにある。
アメッドと言っても海岸沿いではない。
海岸通りから車が一台通れる程度の山道に入る。
で、しばらく行くと、アグン山からの堆積噴火岩が衝立のようになっているところがある。
山道はそこで行きあたりになっている。
その行きあたり付近の斜面を開墾して、わずかな平地がある。
ワヤンさんの実家の場所だ。
サヌールを8時に出発、そこに着いたのが、10時半。
着いた頃には、もう結婚式が始まっていた。
その会場が面白い。
ワヤンさんの家の敷地全体を使って会場つくりがなされていた。
全体を通して緩やかな斜面にある敷地。
その斜面のところどころにある、少しばかりの平地。
その平地のそれぞれに、村の衆が分散して座る。
しかも、それぞれに役割が決まっているようなのだ。
そういうところを意識しながら、写真を見て欲しい。
まずは、山道から敷地へのアプローチ。
これは、敷地内から撮ったもの。
行列の奥の一段下がったところに山道がある。
d0083068_12164888.jpg

上の写真の右奥にもささやかな平地がある。
そこで、椰子を粉々に砕いて、料理作りをしていた。
写真を撮る私の足元の後ろは崖である。
いいよねえ~、この自然な立地。
んが、撮られる方は、注意しろよ!とオレの足元を按じて迷惑顔。
d0083068_1236285.jpg

アプローチを少し進んだ左の緩やかな斜面にある縁台。
常設の屋根があるということは、普段から集会場に使っているのであろう。
ここに座っているのは、男衆ばかり。
そのうちに手前にも人が座り、円陣になった。
で、お酒(名前を忘れた)を回し呑み、延々と歌を歌いだす。
多分、祝い歌なのであろう。
d0083068_12532257.jpg

by yosaku60 | 2012-01-09 12:26 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(0)

ワヤンさんの結婚式(その1)

d0083068_73352.jpg写真はワヤンさん、
1月5日にご結婚されました。

もう3年前からですが、
「結婚するときは呼んでね」、
といつも言っておりました。
それが、うれしいことに、
本当に呼んでくれたんです。

バリでの結婚式参加は、
これで5度目になります。
バリの文化に接する上で、
結婚式は格好の場です。
参加するたびに、
感銘をうけるものがあります。

ところで、ワヤンさん姉妹、
みんな同じ名前の「ワヤン」です。
その理由も含めて、
結婚式の詳細につき、
次のブログで書くことにします。
by yosaku60 | 2012-01-08 13:40 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(3)

2012年

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
去年の目標は、燻製つくりに挑戦することでした。
年末ぎりぎりに達成できました。
今年の目標はありません。
強いて言えば淡々と生きたいと思っております。
写真は、家から30分の、これこそバリ、
という光景のスカワティー市場です。
d0083068_19514056.jpg

by yosaku60 | 2012-01-01 19:52 | バリ島=人生のかかわり方 | Comments(4)

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