行きつけの娘さんがいるので、いきつけの店になっているマッサージの店の話。
バリに来てから数えて見たら、計11店のマッサージ店に行っている。
バリ式マッサージと言っても、どこに行っても、大体が同じ内容である。。
マッサージの善し悪しは、店ではなく、マッサージ嬢の個人の質の問題、
ということが11店の経験から掴めた。
で、見つけたのが、41歳の彼女が働く店。
名前は明かさない。
だって、読者が通い出したら、年寄りの私は相手にされなくなる。
バリのマッサージはオイルを塗っての摩擦が多い。
しかし彼女のマッサージは、指圧も多くしてくれる。
どこで習ったかと聞いたら、ジャワと言う。
バリ人ではなくジャワ人であった。
ジャワ式マッサージということだろうか。
こする時も筋肉の裏まで力が届くように、強くゆっくり、しかも力の途切れないように、両手の動きが回転しているように、いつもどこかを押さえている。
いわゆる、手の動きに遊びがない。
これは私だけの感覚かも知れないが、マッサージは受けている本人もマッサージを受けている部位に神経を集中して、そのマッサージを楽しむ感覚がなければならない。
それがあって、初めて効くのであって、他の事を考えながらマッサージを受けても効果がない、と思っている。
だから、マッサージは、如何に患者をそのマッサージに引き込むかことができるかどうかによって、その善し悪しが決まる、と思うのである。
彼女のマッサージは、マッサージを受けている部位に神経を集中させたくなる何かがある。

マッサージを終わった彼女は汗だく、
身体全体を使ってマッサージをしているのであろう。
その真剣さに引かれ名指しで通っている。
一時間600円、値段は相場。
済んでから風呂に入れるのも良い。
写真は彼女が働く店の待合室。
今日はカミさんと一緒に訪れた。
フェーシャルマッサージを受けたカミさん、秋の紅葉の顔だ!