あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



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フロレス島の旅(ルテンからラブハンバジョへ)

フロレス島の旅、5日目、最後の日。
ルテンからラブハンバジョ(青い線)を経てバリ島に戻る。
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途中、景観の良い山道が続く。
これは、その一つ、緩やかな棚田。
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前を走る車の屋根に乗る男....
車が右や左に曲がるたびに体を起こしたり寝させたり....
見ていてハラハラする。
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フロレスの若者は山道に慣れている。
これも、そうだ。
若者の手は、屋根の縁を下から持っているだけ。
身体の揺れを少々止めることができるだけ。
振り落とされる下への力には対処できない。
そう考えると怖い。

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ラブハンバジョまで一時間手前の地は盆地になっている。
盆地には緩やかな棚田が連なる。
フロレスの棚田の畦は、人間が跨げるほどに低い。
ここからは、あと一時間....
低い山脈を超えるとラブハンバジョだ。

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ラブハンバジョに着いた。
計画では、Rangko Cave (ネットから拾った写真)に行く予定だった。

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が、ラディ君のGPSがうまく働かず、目的地に着かない。
ラブハンバジョから30分で行けるはずなのに行けない。
で、諦めて....
ラブハンバジョの空港近くの食堂で昼食をとることに。

...........

ラディ君が言う「ごめんなさい」
我々「いいよ、いいよ、三日間、ご苦労さん」

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ということで、
ラディ君に空港まで送ってもらって、
バリ行きの飛行機に乗る。
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てな、4泊5日のフロレス島の旅でした。
早くバリに帰りたい....
んで、最後の日は、特急で書きました。
.....オワリ。

by yosaku60 | 2019-07-25 11:59 | フローレス島= | Comments(0)

フロレス島の旅(蜘蛛の巣棚田)

正確な名は、
Lingko Spiderweb Rice Field....
日本語の呼び名がきまっていないようなので、
勝手に「蜘蛛の巣棚田」と呼ぶことに....
理由は写真を見てもらえば分かる。

蜘蛛の巣棚田は、
ルテンからラブアンバジョに至る街道筋にある。
街道から見ても「蜘蛛の巣」だとは、解らない。
高いところから見下ろして初めて「蜘蛛の巣」だと解る。
で、丘に昇ることになる。
その丘が中央の黒い屋根の背後にある丘...

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丘に登る時の写真を撮り忘れた。
降りる時の写真があるので、登るのを想像して欲しい。

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ということで、丘に登って左を見ると....

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右を見ると....

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蜘蛛の巣のような円...
の中心に水が集まるようになっている。
中心に水が集まるのだから、中心には水を貯める池があるのだろうか。
中心にフォーカスして写真を撮ってみた。
いや、池なんてなさそうだ。

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中心に集まった水は、どこに行くのだろうか。
ガイドのラディ君に聞いてみた。
彼が言う、構造は次のとおりだ。

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本当かなあ~
下に降りて棚田を歩けば解る。
が、転げるように棚田に降りたら、登って帰れない。
あきらめるだけだ。

by yosaku60 | 2019-07-24 07:53 | フローレス島= | Comments(2)

フロレス島の旅(リアンブア洞窟)

ルテンからリアンブア洞窟に向かった。
「バイクの方がいいわよ」....
と当地に行った経験のあるじゅん子さんが言っていた。
確かにそうだ。
自動車2台が交差できない細い道を通りながら、
村を抜けると少し開けた低地にでた。
そこにリアンブア洞窟の入り口があった。
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門を抜けると....
洞窟が見えてきた。
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どうも、未だ発掘を続けているようだ。

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洞窟の中央に骨が飾ってあった。
発見された時の骨は「もろかった」と書かれていた、
で、これは陳列であって、レプリカなのであろう。

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台になっているベニヤ板には、1.06mと書かれていた。
ネットから引っ張て来た絵は、こうなっている。

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頭蓋骨を間近に見ると、小ささが実感できた。

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研究員(アメリカ人)がいたので.....

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骨の主を聞いてみると、「29歳の女性」という。
「何故に女性なのか」と聞くと「骨盤の骨から....」という。
それは解る。
が、「何故に29歳なのか」と聞くと、
「まあまあ、その辺...」と手を振らせながら仕草で応える。
少々いい加減だ。

研究員だけではなく、日本の撮影隊も来ていた。
写真の右の女の人は、その一員だ。

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洞窟の奥は少しの高台になっている。
そこから洞窟全体を見下ろすことができる。

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さらに上に上ってみた。
突き当りになっている。
掘ると骨が出て来そうな場所だ。

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そこから、見下ろしてみた。

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天井全体から、こんなのが下がっている。
鍾乳洞の後なのだろう。

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石灰質は骨を守る.....
どこかで、そんなことを読んだ記憶がある。
だから、5万年前もの骨が残っていたのだろう。

by yosaku60 | 2019-07-23 08:33 | フローレス島= | Comments(0)

フロレス島の旅(フロレス原人)

フロレス島って、こんなところだ。

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今回の旅で、
フロレス原人の発見された「リアンブア洞窟」に行って来た。
それを書く前に、フロレス原人とは何ぞやを知っていただきたい。
例えば、原人と書いたが、本当に「原人」なのかどうか、
そんな仕分けすらまだよく解っていない。
今もって、研究途中なのだ。
で、以下は「今の処そのように思われている」と読んで欲しい。


フロレス原人とは.....

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2003年、フロレス島の「リアンブア洞窟」で骨の一部が発見された。
2005年、同洞窟で下顎骨が発見された。
同洞窟で今まで6体の骨(人体の一部)が発見されている。
骨の形状(土踏まずがない)から二足歩行は苦手だったようだ。
学名は「ホモ・フローレシエンシス」という。
小さいので、別名「ホビット」とも呼ばれる。
小型の人属である。
絶滅種である。
伸長1メートルほどである。
脳も小さくチンパンジーより、少し大きい程度である。
石器を使っていた。

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何故に小さいのか.....

諸説あるが、次の3説に集約されてきている。
1、島嶼化で小さくなっていった。

  島嶼化とは、生物は食料の乏しい島では生きて行くに有利に小型化する。
  であるが、小型化するのではなく反対に大型化する場合もある。
  洞窟の近辺では、ドブネズミの2倍のネズミの骨が出ている。
  逆に小型化した象の骨も出ている。

2、アフリカから出てくる時に既に小さかった。
3、突然変異で小さくなったのが、そのまま引き継がれた。
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どんな時代を生きてきたのか......

発見された骨は、10万年前~6万年前のものである。
発見された石器は、19万年前~5万年前のものである。
こうした個々の年代と骨の進化形状などから....
フロレス原人は、70万年~5万年の間、生きていたと言われる。


現代人との関係はどうなのか.....

ネアンデルタール人は現代の人間ではない。
同じくフロレス人も現代の人間ではない。
ただ、ネアンデルタール人は、最近のDNA研究の進歩で、
現代の人間に2~5%が入り込んでいると言われる。
であるが、フロレス人は、それもないと思われている。
その理由だが、
ネアンデルタール人は約45万年前に「人へのルート」から外れた。
フロレス人は、約70万年前に「人へのルート」から外れている。
フロレス人の方が25万年も古代なのだ。
古代になればなるほど遺伝子の差異ができる。
遺伝子の差異が大きすぎる個体間には「子」が生まれない。
フロレス人とホモ・サピエンスとの差異が大すぎる。
で、フロレス人は現代人と混ざっていないと思われている。


どうして絶滅したのか.....

これについては面白い説がある。
フロレス人は5万年前に絶滅したことは概ね解っている。
「人=ホモサピエンス」が、フロレス近辺に来たのは5万年前だ。
「人」が来た時、同時にフロレス人が絶滅している。
このことから、
フロレス人は人間に滅ぼされたのではないか、との説もある。

by yosaku60 | 2019-07-20 15:52 | フローレス島= | Comments(0)

フロレス島の旅(バジャワからルテンに移動)

バジャワに二晩泊まっての三日目...
ルテンに移動する日だ。
下図の赤く書いた道だ。
約100キロある。
山道の100キロなので4時間かかるという。
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運転は、前日に引き続き、ラディ君に頼んだ。
バジャワからルテンだけでなく、
ルテン(2泊)での観光とルテンからラブハンバジョの空港まで、
要するに、我々の旅の全てをガイドしてくれるように頼んだ。
となると、ラディ君もルテンで2泊しなければならない。
それは問題なかった。
ルテンには友達がいるので、そこに泊るという。
ただ、他の問題があった。
外泊だから、奥さんの予めの了承が要るという。
で、ラディ君....
奥さん説得のため、我々も家に来てくれという。
で、訪ねたラディ君の家での
お手伝いさんとラディ君の娘(3歳)。

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で、ガイド料だが、交渉の末、
バジャワ~ルテン.............70万ルピア
ルテン観光.....................40万ルピア
ルテン~ラブハンバジョ.....70万ルピア
の合計180万ルピア(約1万5千円)と、途中の食事代。
ということになった。

んで、10時にサニアンホテル出発。
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海岸の町、Aimere に降りるまでは、
ハンドルを右又左に切りっぱなしのだんだら坂....
を終え、Aimere のワルンで昼食。

Aimere から 次の海岸の町 Bolong までは、山を迂回する感じ、
Bolong に来ると、その後は、一気に北方向のルテンに向かう。
ルテンまでは、徐々に徐々に高地に向かうという感じだ。

ルテンまで、あと20キロの地点に Rana Mese湖 がある。
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車に乗りっぱなしも疲れる。

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曲がった腰をゆっくり伸ばせもした。
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で、ルテンのホテルに着いたのが午後3時。
5時間かかったことになる。
予約してあったのが、「REVAYAH」。
まあまあ大きなホテルだ。
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大きいホテルなのに、泊まり客が少ない。
だからだろうか、スタッフも愛想よく迎えてくれる。

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夕食は、中華料理店「Spring Hill」(写真)で頂く。
バジャワもそうだが、ルテンのレストランも安くはない。
フロレス島のレストランは、全般的に.....
それほど美味しくないのに、十分すぎる金額をとる。
「バリのムティアラが懐かしい!」....
3人とも期せずして同じ意見とあいなった(笑)。

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は、ともかく、さあ明日は、いよいよ.....
「フロレス原人」に会える。

by yosaku60 | 2019-07-19 15:46 | フローレス島= | Comments(0)

フロレス島の旅(ウォロボボ山の夕焼け)

フロレスの旅、二日目の最後の訪問地は、wolobobo山だ。
バジャワの町から車で20分で行ける山、ウォロボボ山がある。
その山から見る夕焼けがきれいなそうな。
これがネットから拾った「ウォロボボ山の夕焼け」だ。
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この景色を求めて車を走らせた。
wolobobo山への登山道に入った。

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が、山頂には霧がかかっている。

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とてもじゃないが、夕焼けなど見えそうもない。

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山頂には、夕焼けを待つ人が何人かいた。
私達もベンチに座って待っていた。
と、この人達が話しかけてきた。
「一緒に写真撮らせてください」
どうも、外人のアジア人が珍しいのだろう。
が、このグループ、聞いてみると、バリ人だった。
右の人がタバナン、その左がシンガラジャ.....
左の人だけがバジャワ人だった。
私達もバリ人.....と聞いてお互いに笑うだけ!

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この後も寒さに震えながら霧が晴れるのを待つも一向に晴れない。
午後6時、諦めて山を下りる。
バジャワの街に戻って夕食だ。

実は前日の夕食。
街のレストランを自力で探すも良いところが見つからない。
やっと、まあまあのところを見つけて入ったのが、ここ。
写真では明るく撮れてるが、
実際には、メニューの字が読めない程のくらーい店。
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旅に出て暗い気持ちになるのはかなわない。
ガイドのラディに「良い店」を紹介しろ.....
てんで、入ったのが、この店。
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店に入ると、ビンタンと書いてある。

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ビールが置いてあるようだ。
が、山の上で体が冷えているのでビールなど飲みたくない。
やっと、ビールにありつけたのに皮肉な話だ。
結局、何を食べたのだろうか。
思いだせない。
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いや、写真を見て、思いだしたものがひとつある。
写真の左は、ガイドのラディ君。
彼の食べているのが、犬の肉(黒いの).....
フロレス島では犬を食べる。
だから、町にも山にも野良犬がいない。
いても子犬か痩せてみすぼらしい犬だけだ。

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ラディ君は、美味しい、美味しいと言って食べる。
で、私もちょっと摘まんで食べてみた。
うん、美味しい、間違いなく美味しい....
でも、一口だけで、いい。

旅の二日目の最後の体験....

は、初めて「犬の肉」を食べたこと。
まあ、これはこれで、記憶に残る体験だ。

by yosaku60 | 2019-07-18 11:29 | フローレス島= | Comments(0)

フロレス島の旅(マヌバラ村)

温泉の後の次の予定は....
マヌバラ村(Manu Bhara)訪問だ。
マヌバラ村でセレモニーがあるらしい。
小さな山間の村に多くの人が集まる.....
って、なんだか面白い。

で、行ってみると....
15軒ほどの藁ぶきの家が重なる部落....
に大勢の人が集まっていた。

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多分、村人の記念撮影だろうか。
まだ何のための集まりか意味が分からない。
ただ、衣装の珍しさに見入っていた。

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村人が踊り始めた。

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踊りながら広場を廻った。
それほど激しい踊りではない。

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小刻みに足を踏みながら上半身を軽くくねらせる。
素朴な踊りであるが素朴だからこそ見ていて飽きない。

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面白かったのは右手前の男の子。
重そうな剣を持って、一人離れて、ずーと踊りっぱなし....
足でのリズムの取り方が実に上手い。

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我々3人は広場の中心に陣取り、踊りを見ていたところ...
中年の男がやってきて「どこから来たか、中国か」と聞く。
いや、違う、ジャパンだ! 言うと、
「おお、ジャパンか、オレの家に来てくれ」と言う。

で、ついて行ったのが、この家.....
玄関の上り口には、いっぱいの人が集まっていて、
それぞれに、コーヒーを飲み、ご飯を食べている。

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男(写真の左)に勧められるままに家の中に入って座ると、
コーヒーが運ばれ、お菓子が運ばれ、ご飯まで運ばれてくる。

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そうした接待の理由を男が話してくれた。

  私は、この家の主人である。
  今日は、この家の新築祝いのセレモニーである。
  新築祝いでは、誰をも家に招きご馳走する習慣がある。
  今日は、私の家に来てくれてありがとう。

  この家を建てるのに45日間かかった。
  作ってくれた大工さんも今日は来てくれている。
  あの男(写真の左から二人目)だ。

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で、家の中を改めて見ると、
家の屋根が古いままなので、新築とは気づかなかったが、
確かに内装外装の木々は新しく、彫刻や飾りも新しいもののようだ。

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私は「新築おめでとう」....と、お祝い金を渡し、尋ねた。
家の新築には、いくらかかったのですか。

  そうだな、今日のセレモニー費用もみんなひっくるめて、 
  200ジュタ(160万円)ぐらいかな。
  大工さんに払うお金ではないよ。
  大工さんは、サービスで作ってくれる。
  でも、家を作っている間、毎日、ここで過ごす。
  一緒に生活しながら、家を建ててくれる。
  ここはみんなそうだよ。
  助け合いがあるだけで料金なんぞの決まりがない。

なーるほど、
村中が助け合って暮らしているんだ。

  今から、ブタを殺すから見ていってくれ。
  明日の朝は、水牛を殺す。
  これもみな、お祝いなのだよ。

しばらくすると、がけ下から、ブタの鳴き声が聞こえてきた。
ブーブーガーガー、大きな声で唸っている。
豚小屋から引っ張り出された豚がうめいているのだ。
豚は、これから殺されることを知っているんだそうな。
それが不思議なことに....
両足を縛られ足が動けなくなると、鳴き声がぴしゃりと止まる。
豚が、観念し、殺されることを受け入れた...のだそうな。

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このあと、一気に豚を殺す....ことになる。
それもセレモニーのひとつだ。
しっかり見たが、ここでは書かないことにする。

マヌバラ村......

言葉通り、助け合って暮らしている。
こんな村に育つと、どういう人間になるのだろうか。
村人のひとりに西洋人の女の人が溶け込んで暮らしていた。
彼女の気持ち、わからないでもない。

by yosaku60 | 2019-07-17 15:47 | フローレス島= | Comments(0)

フロレス島の旅(マラナゲ温泉)

フロレス島の旅の目的は二つある。
ひとつは温泉に入ること、
ひとつはフロレス原人の住んでいた洞窟を見ることだ。
特に、最初にあげた「温泉行き」は...
バリ島に住み始めてすぐに抱いた....長年の夢だった。

10年前に買った「地球の歩き方」の(インドネシア)という本...
の347頁にフロレス島の「ソア村温泉」が書かれていた。
何度、このページを読んだことか。
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347頁の右の小さな写真を拡大すると...
こんなんだが、
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この小さな写真を何度も見て、行きたい気持ちをつのらせていた。
そんなソア村の温泉....
ネット上に、こんな写真が載っていた。
その中の記事に、湯温38~39度と書かれている。
余り熱いお湯ではない。
それだけが気にかかる。
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私は、温泉は熱いほど好きなのだ。
ガイドのラディ君に聞いてみた。
「ソア村の温泉の他の温泉がないのか」
と、ラディ君曰く、

   バジャワ周辺には温泉が三つある....
   ひとつは遠方だが、ふたつはバジャワから近い....
   そのふたつの内のひとつが、ソア村だ....
   ソア村にある「ムンゲルダ温泉」だ...
   もうひとつは、ベナ村の近くのMalanage村....
   にある「マラナゲ温泉」だ....
   その二つの温泉の違いだが....
   ムンゲルダ温泉は、有名なので観光客が多い....
   マラナゲ温泉は、知られておらず観光客も少ない...
   ムンゲルダ温泉は、心地良い湯の温度だが....
   マラナゲ温泉のお湯は熱すぎる....

「何! マラナゲ温泉の方が熱いのか?」
   
   そうだ、熱すぎて、私は入れない。

決めた! ラディ君!
「マラナゲ温泉に走ってくれ」
てんで、我々はマラナゲ温泉に向かったのだ。
山道を走り、川の橋を渡ってすぐ、小さな脇道があった。
こんな脇道だ。
この先に温泉があるという。
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ううん??
谷に降りると、前方の岩陰から、
なにやら湯気が見えてきた。
どうも、ここだ。

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湯気の向こうに誰かがいるようだ。

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その誰かが....
どうも手を振っている。

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近寄ってみると....
おおお、女の人だ。 外人さんだ。
混浴か....まあいい、望むところだ。

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ラディに促されて、
上手の方の岩場の水たまりに足を入れてみる。
入れた足をすぐに抜いた。
火傷しそうな熱さだ。
60度ほどはありそうだ。

さあ、着替えだ。
カミさんは、この時のためにパジャマを持ってきていた。
写真の右奥に着替えの小屋がある。

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私も着替えた。
自慢のビール腹だ。
ビンタンビールがチャポンチャポンと詰まっている。

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は、ともかくとして、入った。
良い! とっても良い!

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お湯の説明をしたい。
上の写真の右奥に行くと、熱すぎてオレしか行けない。
写真の足元が日本の温泉と同じ温度だ。
結構に川幅がある川だ。
川の中央は岩に掴まらないと流されるほどの急流だ。
その急流に向かい熱湯がそれも相当の湯量でぶつかる。
川の真ん中に進むと奇妙な現象を味わえる。
身体がポカポカなのにちょっと足を向こうに投げだすと....
足だけが冷水に浸かったようになる。
奇妙な感覚だ。
混浴の外人たちはオランダ人とタイ人だった。
男がいない。
そう言えば、温泉て女の人が好きだよな。
どうも世界共通なのかも...
とはいっても女ばっかりの中に男はオレだけだなんて、
私は、その場に残りたい気持ちを隠して...
いいかっこしなければならなかった。
日本の男がスケベ―に思われては困るのだ。
で、下流の適度な湯温の場所を求めて、ひとり離れて...
こんな風にあいなった。

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さて、時間はお昼の12時。
川の傍に家があるが、多分、お湯守りの家なのだろう。
そこで、おばさんが何やら料理を作っていた。

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おばさんの子供だろうか、
子供は洗面器に何やら入れてもらって食べていた。
ミーゴレンだ。
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子供の食べているのを見ると、同じものを食べたくなった。
おばちゃん、同じものを3人前、作ってくれない?....
「いいよ、中に何をいれる」
「卵と菜っ葉でいいかい」
いいよいいよ、おばちゃんにお任せだ....
ガイドのラディがおばちゃんに菜っ葉(先ほど買った)をあげていた。
おばちゃんは菜っ葉をたっぷり使ったミーゴレンを作ってくれた。

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で、その価格、
たっぷり食べて、一皿x1万ルピア(75円)という。

マラナゲ温泉....

急流に負けじとぶつかるたっぷりの湯量.....
熱すぎるほどの湯温....
これぞ源泉温泉の醍醐味....
もう一度、行きたいなあ~

by yosaku60 | 2019-07-16 13:07 | フローレス島= | Comments(0)

フロレス島の旅(Ogi の滝)

フロレス島に来て驚いたことがある。
なにせ寒い....のだ。
バリ島とフロレス島は、ほぼ同緯度。
なのに、何故にこれほどまでに寒いのか。
標高が高いというだけではない。
標高で言えば、バリのブドゥグルの方が高い。
なのに、ブドゥグルよりもずーと寒い。
そういえばフロレス在住のじゅんこさんが言っていた。
「フロレスのホテルに冷房があるか」と聞くオレに、
「何を言ってるのよ」
「必要なのは、むしろ暖房!」
「ホットシャワーが出るかどうかが大事なの!」

そのとおりだった。
フロレス島バジャワでの初めての夜...
我々3人は、寒さに震えながら寝た。

ということで、
寝不足気味の朝食とあいなった。
見てくれ、二人ともセーターを着ている。
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朝の9時、前日から頼んでおいた車が迎えにきた。
終日使用の料金が、60万ルピア(約4800円)である。
んで、まずは「ogi の滝」に向かう。
バジャワから北に向かって約30分の近場にある滝だ。

OGI に着いた。
滝までは車を降りて徒歩で歩かねばならない。
その徒歩の道が素晴らしい。

小川で野菜を洗っている人や....
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売るためだろうか、
小屋の木陰で野菜を束ねている人がいて....
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まさに、
清らかな水の流れる平和な盆地!!!....
という佇まいだ。
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15分そんな平地を歩いて、こんな滝に着く。
この時期は水量が少なく迫力にかけるそうな。
と言ったって、何度も来れないヨ(笑)
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帰り道、我々に売るためだろうか、
おばさん達が「野菜の店」を出していた。
現地の生の生活が見えるこんな光景....
私が最も見たい光景だ。
ほのぼのと嬉しくなる。
買ってあげたいが買ったとてどうにもできない。
d0083068_18263617.jpg
と、ありがたいことにガイドのラディが「買いたい」と言う。
「そうか、そうか」てんで求められるまま、1万ルピアあげると....
ラディは、その1万ルピア(75円)で、こんなにも売ってもらう。
驚きの安さだ。
d0083068_18295413.jpg
結局、この青菜...
この日の昼食に食べることになる...なんて、
この時は全く思っていません。
温泉のおばちゃんに料理してもらったのですが、
その温泉の話は、ゆっくり書きたいので明日!!にします。

by yosaku60 | 2019-07-15 18:45 | フローレス島= | Comments(0)

フロレス島の旅(ベナ村)

時間は午後3時、まだ観光に回る時間がある。
まずは有名なベナ村に行くことにした。
3人なのでオジェック(バイクの後ろ乗り)3台を頼んだ。
一台100000ルピア(750円)という。
片道20キロ、高低差のある山道なので妥当な価格だ。
べナ村というのは、ガダ人(Ngada)の伝統村だ。

べナ村の入り口に来た。
眼下に村を一望した時、まずは、その景観に感激する。
こんな景観だ。
d0083068_11360642.jpg
山あいの隠れ里という感じだ。
d0083068_11372089.jpg
村の中を歩くが住民はそれほど我々を気にしない。
観光客慣れしているのだろうか。
どうもそうでもない。
土産店など一店もない。
当たり前に素朴である。
d0083068_11384185.jpg
ベナ村全体で45軒あり約250人が住んでいるそうな。
ぐるりと囲んだ家々の中央に広場がある。
その広場には2種類の祭壇がある。
これは男性の祖先を象徴するガッフ(Ngadahu)という祭壇。
d0083068_11543396.jpg
こちらは、女性の先祖を象徴するバーガ(Bhaga)という祭壇。
d0083068_11394796.jpg
という説明を受けている我々の足元に小石がある。
聞くと、この下に死人を埋めているそうな。
慌てて足をのける。
d0083068_11562191.jpg
遊んでいた子供に写真をせがむと恥ずかしそうに応じてくれる。
どこの子も子供は同じだ。
d0083068_11575213.jpg
村の奥の小高いところにマリア像がある。
ゴアマリア(マリアの洞窟)というそうな。
フロレス島民の多くは、クリスチャンだ。
d0083068_11595333.jpg
雲に隠れている山が、イネリエ山(標高2245m)。
べナ村の若者は3時間で頂上に登るという。
「急な勾配だがゆるい道があるのか」と聞くと、
単にまっすぐ上に登るだけ.....という。
d0083068_12044138.jpg
そんな若者....
この3人、全員が高校生。
英語の勉強になるからと英語で案内したがる.....
が余りうまくないので、インドネシア語で聞くと、
やはり下手な英語で修正するので説明の多くは分からない。
でも、親切に説明してくれたことは確かである。
d0083068_12071924.jpg
水は近くに湧水があって、そこからポンプで汲み上げている。
家の蛇口をひねれば水が出るそうな。
d0083068_12115075.jpg
ありがとう。ベナ村....
そしてべナ村のみなさん....
珍しい佇まいを見せていただきました。
by yosaku60 | 2019-07-14 12:12 | フローレス島= | Comments(0)

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