クリスマスまで残り4週間を切った。
オレは知らなかったが、この4週間、ドイツではクリスマスを盛り上げるための全国的習慣があるそうな。 「アドヴェント」というそうだ。 その内容が実に面白い。
まず、この時期に限り「クリスマス市」がたつそうな。 いわゆる屋台のようなものらしく、どんな小さな町にも並ぶとのこと。 マグカップを片手に、あったかい「グリューワイン」っていうのを飲みながら家族連れで、屋台周りを楽しむのだそうな。 楽しいだろうな。 (この「グリューワイン」、オレんちでも作ってみた。 辛党のオレには少々甘すぎた)
次に、イラストのような各家が手作りの 「アドヴェンツクランツ」という、4本のろうそくを持つ飾りをテーブルに置くそうな。 それを毎週日曜日になると、一本づつ灯す。 4本灯すとクリスマスがもうすぐってこと。 にくい演出だね。
まだある。 その際に家族全員が助け合って作る手作りのクッキーを頂くらしい。 子供はたまらんだろうな。 幸せで!
そして、まだまだ、それだけじゃない、親の手作りの「アドヴェンツカレンダー」というのを子供に渡すそうな。 これは日めくりのカレンダーで、毎日その日をめくるごとに、チョコレートなんぞがころりと出てくる仕掛けになってるとのこと。 手を変え品を変え、これでもかこれでもかとクリスマスに向けて、感情が高まるように仕組まれている。
今は丁度、ドイツは「アドヴェント」の真っ最中。 ドイツのどんな町でも、どんな家庭でも、こんなことが繰り広げられているんだろうな。 そんなドイツに「いじめで自殺」なんて、あるのだろうか。 今度、メラニーさんに聞いてみよう。
そうそう、この「アドヴェント」の話し、ドイツからわが町に来ている、国際交流員のメラニーさんが教えてくれたんだ。 もっと知りたかったら、
http://www15.plala.or.jp/kahokukokusai/public_html/
を見て欲しい。 言っとくけどこのアドレスのHP、オレが作っている。
このイラストもオレが描いてるから、盗用ではないけんね!