先月の末に書いた次の二つのブログ....
世界の保守潮流の流れ(欧州の保守政党)これはトランプが当選することを予想して書いたものだ。
欧州は....というか、世界は、
トランプが当選することを見越して受け入れの準備をしている.....
ということを書いたつもりだ。
そして、実際にトランプが当選した。
来年の1月6日からトランプの治政が始まる。
ヨーロッパは四年前とは違う。
トランプに呼応する勢力が目覚め始めている。
来年から世界は変わるだろう。
さて、現アメリカにおける共和党と民主党の戦い....
に関して、かねてからの私の疑問を書いてみたい。
アメリカの政治学を教える大学教授は、
みんな民主党支持だという疑問です。
知識人はみな民主党なのです。
どうしてなのでしょう。
自分なりにいろいろ理屈をこねてみるのですが判りません。
で、とりあえず....
「共和党」と「民主党」の違いから書いてみます。
私が最初にアメリカに行ったのはケネディー暗殺の翌年でした。
それから60年、アメリカはどんどん変わりました。
年配の人は思っていると思います。
当時のアメリカの共和党と民主党の違いはこんなイメージでした。
私も長い期間、こういうイメージを持っていました。
でも、ここ10年ほどで、次のように変わりました。
これが判らないのです。
何故に高学歴の人が民主党なのでしょう。
まずは民主党はリベラル、共和党は保守と言われています。
リベラル(自由)と保守はどう違うのでしょう。
この二つの違い....アメリカと欧州はちょっと違います。
欧州の各国における政治的対立は「リベラル」と「共産主義」でした。
でも、アメリカでは、「リベラル」と「共産主義」が対立しませんでした。
というより二つは同化し民主党の中に同居したのです。
共産主義ではみんなが同一思想を持つまで少々の悪事は許されます。
共産主義は共産革命がバックボーンだからです。
アメリカの多くの州では1000ドル以下(15万円)は窃盗になりません。
軽犯罪だからです。
日本で男性が道路で小便するのと同じ程度の罪です。
そんなのあり得ますか。
アメリカのリベラルは無茶苦茶なんです。
日本でも最近は立憲民主と共産党が手を組んでバタバタになりました。
アメリカはここ20年、そのバタバタを実践してきたのです。
覚えていますか。
「BLM運動(ブラックライヴズマター)」....
それに「ANTIFA(アンティファ)」.....
アンティファなんぞ共産革命(テロ)そのものです。
リベラルと共産は共鳴しやすいのでしょうね~
理由は判りません。
個人(マイノリティー)の主張を大事にし過ぎるからだと思います。
多分そんなところでしょう、まあ話を戻します。
何故に高学歴者がリベラル思想になるのか.....
日本について書いてみます。
これも過去ブログでしっかり書いたのですが、
思い起こしながら重点だけを書いてみます。
私がよく批判する「東京大学法学部」が元凶です。
戦前戦後の法学者に宮澤俊義という者がいました。
戦前は天皇制を重視する保守の考えを持っていました。
それが戦後、GHQによる検閲で宗旨替えをしたのです。
卑怯な男です。
大東亜戦争を「八月革命説(宮沢説)」で総括したのです。
以来、東京大学は「八月革命」を正当化し、
司法試験は「八月革命」を知らなければ合格しなくなったのです。
日本に自虐史観を持つ人が法曹界に増えたのです。
裁判官、判事はみな東大法学部出身です。
日本に自虐史観を持つ者の集まりです。
ですから、変な判例が出るのです。
それに弁護士資格を持つ政治家にはリベラル思想者が多い....
さて、話は飛び火してまとまりません。
話し出したらきりがありません、
トランプ再登場後の今後の世界に移ります。
今後はこう変わるのです。
リベラルと保守の対立ではありません。
グローバリストとナショナリストの対立に変わります。
グローバリストとは何か。
一言で「お金至上主義」です。
過去に私が描いた図で紹介します。
カナダのトルードをグローバリストに挙げています。
そうなんです....でも間もなくカナダでは選挙があります。
今回の選挙ではトルードは500%落選します(カナダ人ニュースさん)。
世の中が変わってきているのです。
話戻します。
アメリカにおける民主党から共和党への変換です。
グローバリストからナショナリストへの変換です。
良い例があります。
今回、トランプが仲間に引き込んだロバートケネディジュニアです。
ロバートケネディジュニア(RKJと書く)....
RKJは、ケネディー家ですから民主党です。
ただ、彼の思想は、完全な民主党思想ではありません。
★ DSには、父と伯父が殺されたので反対です。
★ コロナワクチンには思想的に大反対です。
★ 環境家でもあり地球温暖化には賛成です。
図に書くと次の通りです。
トランプはRKJを引き入れる際、条件を出してます。
環境問題(地球温暖化)については自説を封印して欲しい。
RKJはそれを呑んでトランプの援助を受け入れました。
今後RKJは、ワクチン問題に取り組むでしょう。
世界的なパンデミック条約なんぞは反対するでしょう。
もう一人書きます。
日本でも有名なポンぺオです。
トランプは2016年大統領就任直後、
ポンぺオをCIA長官に任命しました。
CIAと言えば、DSの巣窟です。
その時、ポンぺオはDSにかぶれ気味(ボルトン回顧録)....
だったそうです。
その後国務長官になりました。
今度は国防長官でトランプ政権に入りそうです。
(後述;ポンぺオ氏は政権に入れませんでした)
RKJ同様にちょっと危なくとも政権に組み入れる.....
胆力がないとできない行動です。
もう一人書かせてください。
副大統領になったヴァンスです。
ヴァンスは元々がトランプ大嫌い人間でした。
過去にそういう人間だったものまでトランプは取り込むのです。
(今のヴァンスはトランプ崇拝に変わっています)
ヴァンスと言えば、とにかく地頭が良いそうです。
貧しい家庭に生まれ高校しかでていませんでした。
それが軍隊に入ってから認められ....
「あんたは戦わなくとも良い、文章を書け」と
軍の中央部で働き、上司から「大学に行け」と勧められ、
4年の処を2年で卒業し弁護士資格もとったそうです。
先日のトランプの当選後の演説にも呼ばれ挨拶しました。
「私はアメリカの経済を良くする」そう一言、言って壇を降りました。
トランプの当選が決まって、アメリカの金融商品はみな値上がりしています。
本当に今後アメリカ経済は伸びるでしょう。
前回トランプの時はシエール石油の採掘でアメリカは石油の輸出国になりました。
バイデンになり、採掘の器械が動くと炭素が出ると採掘をストップしました。
で、ガソリンの高価格....そしてインフレとつながって言ったのです。
アメリカ経済をどう取り戻すのか....
そうした質問にトランプは「掘る」と一言だけ言います。
シエール石油を採掘すると言う意味です。
アメリカの金融商品が値上がりして当然です。
石破首相が決まって株価が値下がりした日本と対照的です。
話がまとまりません。
何が言いたいか。
いろいろ経験してきたトランプ.....
今回は陣容もそろえて、DSの排除を始めに.....
アメリカの異常な状態の修正をするのであろう。
世界(主として欧州)もそれに備える準備が整いつつある....
ということを言いたい。
来年1月(大統領就任)以降、世界は変わるだろう。
私もそれを期待している。