衝撃的な書き出しにする。
5月12日、山東省の済寧市でひとつの犯罪組織が逮捕された。
その後、河南省、陜西省、河北省でも同じような逮捕があった。
四省に跨るということは全国的な動きということだ。
逮捕された犯罪組織は「毛沢東主義共産党」だ。
おかしいと思いませんか?
習近平が推し進めているのは「毛思想」の全国的浸透です。
なのに毛思想傾倒の「毛沢東主義共産党」が何故に逮捕されるのか。
現地当局は命令で逮捕しただけでその理由は知らないそうです。
上層部から逮捕の理由が明らかにされていないのです。
一時的な逮捕かも知れません....よくわかりません。
いずれにしても何かあります。
習近平が何か心変わりしているとしか思えません。
ということで、
どうなっているのだろうか....
Q&A形式で周辺から探ってみたい。
Q; 一体何があったのか
A; 中共を見る世界の眼が変わったんだよ
写真は、ニューヨークを拠点とする「全世界脱党支援センター」の
「END CCP=(邪悪な中国共産党を終わらせよう)」署名光景....
昨年6月から始まり今年6月5日の一年間で100万筆を突破した。
これに見るように世界中で中国共産党反発の動きがでている。
加えてコロナウイルスの発生源が武漢研究所で固まりつつある。
世界は中国に怒るだろう。
来年2月には北京冬季オリンピックが予定されている。
今年10月のG20サミットの時期に前後して...
北京五輪ボイコットの声があちこちから起こるだろう。
習近平は、どんな風に対処するのだろうか。
Q; 中共は何を失敗したのか
A; 戦狼外交がひどかった。要するに生意気すぎたのよ。
脅かせばなんとかなる.....
お金でほおをひっぱたけばなんとかなる....
世界を相手に、こんな風でやってきた。
それに世界が怒ったのだ。
Q; じゃ、どう変わってゆくのか
A; 愛される共産党になりたいそうだよ
Q; 愛されたいって....うまくゆくかなあ?
A; もう、世界は騙されないと思うよ。
Q; アメリカとの関係はどうなると思うA; バイデンが意外に強く出るので驚いている。
Q; それって何のこと。
A; 台湾に軍用機を着陸させたんだよ。
A; それも米軍機C-17を着陸させた。
Q; それってどんな意味があるの。
A; 戦車も運べる大型空輸機だよ。
A; 三人の議員を運ぶには大げさすぎるだろう。
A; その大げさすぎることに価値があるんだ。
要するに、中共に「やるんならかかって来い」との扇動だ。
その大胆さに中国は口をアーンと開けてダンマリだ。
Q; ワクチンと言えば、日本も台湾に送ったよね。
A; そう、水面下でアメリカと共同しての行為だよ。
中国は、日本が米中のどちらにつくか気にしていた。
台湾へのワクチン供与で日本が反中親米ということが明確になった。
中国は、日本の態度にがっくりきたと思う。
Q; 中共の上層部はどんな風なのだろう。
A; 石平は「第三子容認」を例にあげて面白く言ってるよ。
A; 現実を見れなくなっているバカばっかりだって。
今年の人口調査で中国の総人口が減少していることが解った。
人口が多いことが中国の強みだった。
人口減少は中国が弱くなってゆくことと思われる。
なんとかごまかさねばならない。
それで死者数をごまかして辻褄を合わせ世界に公表した。
一年はなんとかごまかせる。
来年以降はごまかしが難しくなる。
子供の数を増やそう。
第2子まで容認だったのを第3子まで容認にしよう。
で、それを発表したが、
95%の人が第3子を持たないと言った。
そういう国民感情を掴めない程、上層部はバカになっている。
それが、石平氏の見解だ。
Q; 習近平は具体的にどんな風に変わったの?A; 毛思想崇拝から距離を置き始めた。
★ 習近平は毛沢東崇拝を徹底すべく邁進してきた。
★ 天安門事件も容認の方向で進んできた。
★ それだけでは中共指導部をまとめることできなくなった。
★ で、否定してきた鄧小平の政策に戻そうとしている。
★ それも一気にもどすのではない。 ★ 中国メディアを使い、徐々に徐々に戻そうとしてる。
★ 最近の報道に、それが見え見えだ(張陽氏)
Q; ということは、中共内左派から脱却するということ
A; そう、その通りなんだ。
A; だから冒頭にあげた「毛沢東主義共産党」逮捕になったのじゃないだろうか。
A; 過激すぎるのがいると、困るんだ。
Q; 左派が衰退しそうだね。
A; そうなるだろうね。
Q; でも本当かなあ、習近平が心変りするって
A; そうなんだよな~石平氏はウソだっていってるよ。
だって、勉強会の話だもん。
それに講師が「中国が世界の頂点」主張者なんだよ。
戦狼外交の本質は変わらないと思うよ。
Q; じゃ、中共はどうなるの、習近平が失脚するの
A; 習近平失脚は考えられない.....
と、張陽氏はいうが、私もそう思う。
習近平の失策は、それを立案した王滬寧(オウコネイ)にある。
王滬寧は、解っていて習近平を騙した.....
それが、王滬寧が世話になった江沢民へのお返しだ.....
世間では、一般的にそう言われている。
世間で言われているのだから習近平の耳に届かない筈がない。
いずれ王滬寧を失脚させ自分は居残るのではなかろうか。
現在の上層部には習近平のこうした措置に抗する者がいない。
習近平が失脚するには、民衆の蜂起が必要ではなかろうか。
どうなるのだろうか、習近平....
どうなるのだろうか、中国共産党......