お手伝いさんのカデが妊娠している。
あと3週間ほどで待ちに待った女の子が産まれる。
出産のため(カデ曰く一ヶ月と言うが)家に来れなくなる。
その間、代わりを探しておいてくれ、と頼んでいたが、
何を思ったか、カデから「私の方で探してくれ」と言われた。
さーて、一カ月だけの臨時のお手伝いさん.....
誰がいいだろうか....
探す方法はいっぱいある。
ご近所から簡単に探せる。
知り合いに相談すればすぐに探せる。
だが全然知らない人より知った人の方が間違いがない。
仕事なんかできなくて良い、真面目なことの方が大事だ。
何よりも喜んで来てくれる人が良い。
とか思っているうちに、スリちゃんを思いだした。
私が好きな(尊敬する)バリ人男性.....キオエルの娘さんだ。
小学生の時から知っていて素直で真面目なことは解っている。
今は高校一年生だ。
ネット授業で学校に通えないので家に来れるのではなかろうか。
お母さんのワヤンに相談してみた。
「スリちゃん、家に来れませんか」
ネット授業があるので来れないとの返事が返って来た。
が、ワヤンは家に帰ってスリちゃんに話したらしい.....
本人は行くと言い出したらしい.....
すぐに私は、スリちゃんに連絡をとった。
学校の授業大丈夫なの....
どうして家にきてくれる気になったの......に
「お金が少ない中、高校に行かせてくれた親を助けたい」
と言う、嬉しいことを言うね~
じゃ、カデがいる間に家に来て、仕事の仕方を習ってね~
で、家に来てくれたのが、昨日の話。
そして、撮ったのが、この写真.....
左がカデさん、右がスリちゃん。
何故にスリちゃんを選んだのか.....
何故にスリちゃんのお父さんを尊敬しているのか.....
これは、私がバリに来た目的と重なる。
話のつづきとして(その理由)語りたい。