1、任命されなかった学術会議6人の正体
私は6人は「左過ぎる」と書いて来た。
だが、もっと激しかった。
6人の経歴を辿ると共産党関連の活動をしていることが分かった。
共産党は未だ破防法に基づく調査対象団体である。
外されて当然である。
野党は菅総理に外した理由を語れと攻めている。
その前にこうした人物を推薦した理由を述べるのが順序であろう。
今後、学術会議が必要かどうかの検討がなされる。
外国でのこの種会議の多くは民間機関となっている。
名前だけの権威主義はもう要らない。
真の学問が堕落するだけだ。
廃止すれば良い。
残すにしても民間機関にし補助金を出すだけで良い。
2、腹が座っている菅総理
7月20日、財務省の中で驚いた人事があった。
あの矢野康治が主計局長になったのだ。
前職は主税局長だった。
主税局長から予算を編成する主計局長になるのは稀である。
その稀なケースが起こったのだ。
矢野康治は財政再建論者である。
カチカチの増税主義なのは私でも知っていた。
コロナ渦が収まったあと「コロナ増税」をするのだろう。
東北震災のあとも「震災増税」があった。
同じように増税をするのだろう。
誰もがそう思った。
私もそう思っていた。
許せない。
ところが、菅総理....
10月に高橋洋一を内閣官房参与(経済財政担当)に任命した。
高橋洋一は、財務官僚だった時からの減税論者である。
主計局長の矢野康治とまるっきり反対の論陣を張る。
これで「コロナ増税」は簡単にできなくなる。
菅総理もそれを期待しての高橋洋一の参与任命なのだろう。
高橋洋一が菅総理が矢野に言わんとすることを次と想像する。
「矢野君、高橋洋一と喧嘩しながら頑張れよ」
そして、高橋洋一が言う。
「私の参与任命は、主計局長にそんな歯止めをかけるためだと思うよ」
「菅総理というのは、そういう腹の据わった人事をする人だ」
と、笑いながら菅総理を語る。
日本国民として、高橋洋一に頑張って欲しい。
3、台湾国慶節における蔡英文総統の演説
10月10日が台湾建国の日(国慶節)だった。
国慶節にあたり蔡英文総統の演説があった。
その演説の内容を聞いて台湾人の林建良が鳥肌が立ったと言う。
彼曰く、蔡英文の演説は「独立宣言しない独立宣言」だった。
20分ほどの演説だったらしいが、
★ 台湾は中国から離れサプライチェーンを再編する。
★ インド、中南米を始めにして世界のインフラ整備に協力する。
★ 国際的に資金を投資し人材を派遣する。
ことを高らかに宣言したとのこと。
台湾は中国寄りだった国民党も中国離れの呈を見せ始めた。
台湾人一丸となって世界に飛び出て欲しい。
4、アメリカ大統領選挙の行方
日本では、バイデン有利に語られているがお門違いだ。
トランプが勝利することは解っている。
ただ、どれほどの差で勝利するかの問題が残っている。
それに今年はコロナ渦で郵送による投票も行われている。
11月3日が投票日だが、開票が一週間以上遅れることが予想される。
当選の決定がごたごたすることが見えている。
とどうなるか、バイデン陣営が敗戦を認めない。
全ての票の再点検を迫るだろう。
当選が決まらずに揉めるとどうなるか。
法廷闘争になり連邦最高裁が判定を下すことになる。
連邦最高裁は9人の判事の内、6人が保守陣営だ。
最高裁に委ねられれば、トランプの勝利になるだろう。
だが、連邦最高裁にも委ねられない程に揉めるとどうなるか。
確か、来年の1月まで揉めたらどうなるか...であったろうか。
期限は忘れたが、どうにも決まらない場合、
下院議員の議長が大統領代行になることが法律で決められている。
下院議長は、ナンシーペロシだ。
今年のトランプ大統領の演説原稿を破ったこの人だ。
彼女は、マルクス論者である。
もしも、彼女が大統領代行になったらアメリカは迷走する。
この先のアメリカの大統領選挙の結果に眼が離せない。