あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)

今日は、雑談風に書く。

........

7月15日、トランプは香港自治法案に署名した。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_09324611.jpg
香港自治法案のことを書こう書こうと思いながら5日過ぎた。
5日過ぎてしまうと新しい次のことが起きてくる。
世界はめまぐるしく動いている。
香港自治法案なんて、もう当たり前すぎて誰も聞きたくないかも知れない。
私はブログを書く時、多くの人に読まれることを意識して書く。
誰も聞きたがらないものを書くのはつまらない.....
と思っていたが、
考えてみれば、まだ香港自治法案の中身が実施されている訳ではない。
もし実施されれば世界が変わる(と思っている)。
世界が変わるということで言えば...
私は今年の北戴河会議(8月初旬)に期待している。
もう10日しかない。
どんな風に期待をしているのかは、私の7月13日のブログ、
を見て欲しい。
そこで書いたように、
北戴河会議で世界が変わるかも....
知れないと見ている。
但し北戴河会議が開かれればの話である。
北戴河会議は非公式の会議である。
別に開かねばならなということはない。
胡錦濤、温家宝の時代には開かれなかったことがある。
さて、香港自治法案に話を戻す。
香港自治法案は「香港国家安全維持法」に対抗するものだ。
トランプは同時に「香港への優遇措置終了」にも署名した。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_10444416.jpg
香港自治法案というのは一口に言って、中国への制裁である。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_10512194.jpg
香港の自治を侵害した者のビザの発給禁止...
その者のアメリカ国内の資産凍結...
その者と取引関係のある金融機関のアメリカ取引禁止....
の如く、制裁である。
この制裁はまだ始まっていない。
制裁が始まるとどうなるかを考えてみる。
香港共産党の上部に位置する者ほど制裁を受ける。
それでは足りず、もしかしたら、
中国の共産党員の全てが制裁を受けるかも知れない。
共産党員全てと言えば、8900万人になる。
そうなると国交断絶と同じだ。
中国共産党の上部は中国をそれほど信用していない。
いつも中国から逃げるための準備をしている。
その準備とはアメリカに不動産を持つことだ。
その不動産管理のため家族をアメリカに住まわせている者も多い。
そのアメリカに住む家族はアメリカの銀行に預金を持つ。
そんなアメリカ内の不動産、銀行の預金も凍結され、
且つアメリカに住む家族のアメリカからの追放も考えられる。
ということが起こるとどうなるか。
中国人というのは、国のことなど考えない。
自分のことしか考えない。
その「自分のこと」に阻害が及ぶとなると一大事だ。
国を売る方に動くかも知れない。
自分に害を及ぼす共産党なんて「クソッくらえ」になるかもしれない。
てな話をするうちに、違うことを思いついた(笑)。
温家宝が第10回の全人代で次のように言ったらしい。
「民主主義は社会主義の基本的狙いのひとつである」
一般的に民主主義が進むと社会主義に傾く傾向がある。
その反対を言うのだから傾聴に値する。
まあどうでもいいか~、今日は口が滑る。
さて、制裁と言えば、もうひとつ重大なことがある。
香港に「ドルペッグ」をさせないようにすることだ。
ドルペッグとは香港ドルと米ドルを連動させることだ。
先に言っておくが、ドルペッグはアメリカがやっているのではない。
香港の中央銀行(香港金融管理局)がやっていることだ。
中央銀行は米ドルが手に入ると、その分の香港ドルを発行する。
要するに「米ドル本位制」なのだ。
だから、香港ドルを持っていても簡単に米ドルに兌換できる。
この恩恵を受けるのは、中国人だけではない。
香港でビジネスをするアメリカ人も恩恵を得ている。
今年6月の次の報道を見て欲しい。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_11483855.jpg
たいした自信だ。
続いて次のように言っている。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_11494712.jpg
香港ドルの発行は手持ちの米ドルの半分だそうな。
そうは言っても、手持ちの米ドルを全部中国に巻きあげられたらどうする。
中国共産党は民間企業を国営企業に変えることなんか関単にできる。
香港中央銀行を中国人民銀行に吸収することなんか関単にできる。
それにアメリカ側から見れば、
今回の香港自治法案によりトランプは、
香港中央銀行(香港金融管理局=HKMA)にドル取引を禁止することもできる。
そうなれば、いずれ手持ちの米ドルがなくなり自然現象としてドルペッグが消える。
今、中国のお金持ちは、このドルペッグが消えるかも知れない不安と戦っている。
アメリカの市場から追い出されかねない企業は香港市場へのダブル上場を始めている。
その上場された株に中国からお金が殺到している。
もしかしたらドルペッグ制が消えるかもしれない....
その前になんとかして中国元を米ドルに換金しておこう....
その為に香港への新規上場株への買いに殺到している。
さあて、トランプはどんな制裁をするのだろう。
トランプのことだから、
中国でビジネスするアメリカ企業に知らせてから制裁するだろう。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_12081538.jpg
と言う具合に、トランプは中国からアメリカに戻す援助も始めている。
私は思う。
トランプも北戴河会議を待っているのではないだろうか。
それが終わるまで制裁をしないのではないだろうか。
制裁と言えば、香港の自治に悪さする者だけの制裁ではない。
先に、ウイグル人権法というのも成立している。
ウイグル人の人権抑圧に関わった者、関連した企業も同じような制裁を受ける。
それだけではない。
先の「国家権限法2020」に沿って中国企業33社を拒絶している。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_12170161.jpg
代表してつぎのような企業が挙げられている。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_12183589.jpg
特にファーウェイの排除に厳しく取り組んでいる。
関連している日本企業も名指しされている。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_12193573.jpg
アメリカの安全保障を脅かす者、企業への制裁....
ウイグル人の人権を脅かす者、企業への制裁...
香港自治を脅かす者、企業への制裁...、
アメリカ発の制裁が沢山ある。
8月の北戴河会議の成果を見ながらこれらの制裁が始まると思われる。
制裁の対象にならない日本企業があるだろうか....
そんな企業を探すのが難しいほどになるのではなかろうか....
ということを日本企業が知っているのだろうか。
少なくとも経済三団体の長たるお年寄りは気づいていない。
中国デカップリング(その15;アメリカの香港自治法案)_d0083068_12305823.jpg
これらは日本経済の老害だ。
香港自治法案を書くつもりが身内(日本人)の悪口になった。
もうこの辺が限界の様だ。
もうやめます。
下らない戯言を聞いてくれてありがとうございました。

by yosaku60 | 2020-07-20 12:50 | 中国デカップリング | Comments(0)
<< 私の家のバナナたち... 中国デカップリング(その14;... >>

カテゴリ
画像一覧
以前の記事
2025年 12月
2025年 11月
2025年 10月
2025年 09月
2025年 08月
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2025年 03月
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月