では、米中戦争はどういう結末になるのだろうか。
藤井厳喜は、次のように予測している。
トランプ大統領が再選されるかどうかで二通りのシナリオがあるという。
トランプが大統領に再選された場合はアメリカが完勝する。
その場合、次の(A)か(B)の二つが考えられる。
(A)中国がWTO(世界貿易機関)のルールを守るようになる場合
1、自由貿易のルールであるから中国の現状が否定され混乱期に入る。
2、ゆくゆくは共産党が滅びる。
(B)中国がWTO(世界貿易機関)のルールを守らない場合
1、中国は元の社会主義に戻る。
2、閉じられた貧しい国家になる。
3、その場合、中央アジアの一部の地方、
及びアジアの一部の国(カンボジアなど)が中国に追随する。
トランプが大統領に再選されなかった場合で、
中国寄りの大統領が選ばれた場合
1、この場合、中国は強くなり米中戦争は中国の勝利になる。
2、中華思想のもと世界は中国に支配される。
ということで、トランプが再選されるかどうかがカギになる。
藤井厳喜はトランプの再選について、次のように語っている。
1、経済、景気で決まる。
2、失業率が5%を超えなければ再選される。
3、ダウ平均が2500ドルなら再選される。
4、これらを考えて、再選の確率は70%だ。
............
藤井厳喜は、このように推測するが、
こうした予想には、私は納得できない。
なぜなら、現在のアメリカは共和党のみならず民主党も反中である。
アメリカの議会がこぞって反中で固まっている。
トランプが再選されなくとも、中国寄りの大統領が生まれる余地がない。
ただ、私が思うぐらいだから、
藤井厳喜もそう思っているに違いない。
大統領選挙で民主党が低い確率で勝った場合でも
米中戦争は終わらないと思っているだろう。
中国の勝利になるという予測は読者サービスで加えただけだろう、
と私は思っている。
米中戦争にあっては嫌なことも書かねばならない。
共産党が滅びない様に手を貸す国があるからだ。
そんな国があるので米中戦争はもっと複雑になる。
アメリカの中国潰しに反対する国だ。
その国は日本だ。
現在の日本は、次の通り中国寄りだ。
1、通貨スワップ既締結
2、尖閣諸島の見てみぬふり
3、14人拉致されながらダンマリ
4、習近平の国賓招致
5、孔子学園拡大(山梨大学)
6、労働移民の受け入れ
7、香港問題の見てみぬふり
8、台湾へのアプローチ遠慮
9、人権抑圧(臓器供出殺人)無批判
10、止まない企業進出
11、北海道土地買占め無批判
等々、書き出したらきりがないほどある。
例えば、中国による最近の日本人の拉致...
藤井厳喜も安倍政権、おかしいじゃないかと怒っている。 例えば、一昨日起きた、香港での至近距離での実弾3発....
こんなの、隣国であって大国の日本として抗議して当たり前だろうが!
なんとも情けないが、
日本の甘ちゃんぶりは、米中戦争を長引かせる要因にもなろう。
ええ??
米中戦争を長引かせる.....
って、もしかしたら、
トランプのアメリカ第一主義に反発する世界主義のロスチャイルドが
トランプ反発のため安倍総理のキンタマを握ったのかも知れない。
ロスチャイルドにとっては紛争が長ければ長いほど良いのだから。
そうとしか思えない程の体たらくである。
さて、藤井厳喜の予想への考察に戻る。
藤井が言うように、共産党が滅びる場合でも、
元の貧乏な社会主義国家に戻るにしても、
核兵器の保有がどのように処理されるかが見えない。
ソ連からロシアになる時、ソ連の核兵器はウクライナにあった。
ウクライナの核兵器をロシアに移管する時の大変さが思い起こされる。
現在、中国の核兵器はチベットに多く保管されているやに聞く。
将来の変貌する中国、もし国力が大幅に落ちたら、
チベットをどのようにコントロールできるのだろうか。
その辺のところの予測も付かない。
中国の核兵器がどのような保管形態に代わるか....
それを見守る監視役として北朝鮮の核兵器が必要なのかも知れない。
トランプは、もしかしたらそんなことを考えているかも知れない。
なんやかんやで、米中戦争の中国の行方、まだまだ予想困難だ。