かおりさんを案内してジャティルイに行く。
ジャティールイもきれいな季節がある。
水を張った直後は棚田の水面が輝いてきれいだ。
稲の収穫時期になると棚田が黄金色に輝いてきれいだ。
この日は苗を植えたばかりで中途半端な輝きだった。
で、景色よりも食い気の方を優先する。
が、かおりさん、余り美味しくないという。
聞けば、カミさんもそう思っていたとのこと。
私は、相変わらずの味音痴だ。
景色も良くない、喰い物も良くない。
喜んでくれたことがひとつあった。
富山出身のカミさんが「富山市」の字を見て喜んだことだ。
これは水車発電で起こされた電気の配電盤....
水車も含め富山市の援助で造られた。
この配電盤の場所に降りる階段がない。
村の衆に「私の妻は富山市だ、助けてくれ」というと、
村の男がカミさんの手を引っ張ってこの場所に案内してくれた。
ジャティールイに来て「日本人」「富山市」と言うと喜ばれる....
って、嬉しいことだ。