あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



世界戦争(その7;ニュースひろい読み)

雑記です。


アメリカの「チベット旅行法」について.....

「チベット旅行法」が米下院で可決した。現在上院に提出されている。年内或いは来年の早いうちにトランプ大統領がサインすることになるだろう。「チベット旅行法」だが、正確に日本語で訳せば「チベット相互入国法案」になる。今年の3月のアメリカと台湾の政府高官が相互に相手の国を訪問することを認める「台湾旅行法」と同様のものだと言える。簡単に言えば「アメリカ政府及びそれに関連するアメリカ人はチベットに自由に行けるが、もし中国が拒否した場合は中国政府及びそれに関連する中国人はアメリカに入国できない」という法律である。中国は外国人がチベットに入ることを制限してきた。今後は制限できなくなるのではなかろうか。アメリカはとうとう中国の人権問題に切り込んできた感がある。人権問題は中国のアキレス腱だ。来年は「チベット旅行法」でひと悶着起きそうだ。その内に「ウイグル旅行法」もできるかも知れない。


中国の「国家情報法」について....

昨年制定された中国共産党の法律だが、早く言って「中国共産党から依頼あれば中国の国民の全てがスパイ活動をしなければならない」という、とんでもない法律だ。共産党の指示に従わないと中国では生きて行けない。今、日本には大勢の中国人が来ている。彼ら彼女らに中国からスパイ活動をしろと指示が来たら断れないということだ。そんなことが許されるかというと、それが許されるのが中国だ。中国にも憲法はある。が憲法の上に共産党がある。中国では共産党の命令が全てに優先する。


騒乱件数、毎年20万件以上....

中国では15人以上集まっての抗議行動を1件とカウントされるが、年間で20万件を超える。その中でも中国当局がもっとも頭を痛めているのが退役軍人のストライキだ。今年8月、さらに10月に大きなストライキがあって、それがどう解決されたかはニュースとして流れない。退役軍人の総数だが5700万人もいる上にまとまりのある団体なので警察当局も簡単に取り締まれないので厄介だ。昔と比べ今は共産党が軍を掌握する力が落ちてきている。そもそも人民解放軍は中国南部で結成された中国工農紅軍を祖としている。一方、習近平の父・仲勲(チョンシュン)は中国中部の陝西省を拠点とするゲリラ部隊の出で、しかも文官だったので毛並みはよくない。そして、習近平は反腐敗運動を利用して高級将校を多数摘発してきたので軍に不満がたまっている。「党の軍隊から国家の軍隊に改編せよ」人民解放軍を共産党の私兵から国軍に改造すべきだとの意見が持ちあがっている。退役軍人という時限爆弾は刻々と暴発へと近づいているように見える。

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相変わらず弱腰の日本、なんとかならないのか....

日本政府がアメリカからの要望を受け、先般、ファーウエイ及びZTEの排除につき「良からぬ製品云々....」と言うだけで企業名や製品名を上げないことにソフトバンクが苦言を呈している。私はソフトバンクの意見に全面的に同調する。中国とかファーウエイとかZTEとか明言せずにぼやかしても中身がわかる。相手を刺激しないための政治的表現なのだろうが、それは責任逃れである。ソフトバンクにしてみれば、大変な経費をかけて変更するのだから政府からしっかりとした指示を受けてやったことにしたい。安倍政権は指示するのではなく軽いお願いにとどめておきたいのだろうが、なんともなまぬるい。中国に国家情報法があって14億人総スパイも謳っているのに日本にはそれから身を守るスパイ防止法すらない。世界のどんな小さな国でも持っているのになんとも情けない。


インドがファーウエイの5G運用試験参加を容認する....

昨日に「インドもファーウエイ排除を決めた」と書きながら、今日又それを修正しなければならない。目まぐるしい情勢の変化だ(笑)。インドはセキュリテーへの懸念を知っていながら、本日、ファウエイの次世代通信規格「5G」の運用試験の参加を認めた。政府関係者は「安全上の懸念についての世界的な動きを注視している」とした上で「実用開始の際には安全保障上の脅威とならないか注意を払うが運用試験への参加に問題はない」とコメントしているが、これはあきらかに中国と経済で連携強化を目指すモディ首相の方針を踏まえた対応だろう。モディ首相は中国のことをよく知っている。さらに自国インドのことも勿論よく知っている。私はなるほどモディ首相のやりそうなことだと好意的....とまではいかないが面白い現象....と見ている。何故に面白いのか、その理由を明日に書きたい。


by yosaku60 | 2018-12-23 15:44 | 時事放言 | Comments(0)
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