今朝のビーチの帰り、カミさんが
「パンがなくなったのでポピュラーに寄って欲しい」という。
ポピュラー...外人専門のちょっと高級な食材店....
のこんな店である。
店に入ると、カミさん。
「マンゴが食べたくなった」という。
ケチな私は嫌な気がした。
ポピュラーは外人価格なのだ。
バリ人の行く店で買えるものを何もここで.....
なんて言おうものならカミさんにケチって怒られるので黙っていた。
カミさんは、美味しそうなマンゴを一個だけ買った。
29000ルピア=220円だった。
マンゴ一個が220円....ええ!高い!
とうとう私は言ってしまった。
カミさんは言う。
「これくらいはするのよ」
そんな筈がない。
実は私は買い物に同行しないが、大体の値段は想像がつく。
小さい頃から耐乏生活をしてきたので値段には敏感だ。
に比べ、カミさんは何度買い物に行っても相場を覚えられない。
カミさんは育ちがいいもんで....まあ、いい。
証拠を見せなければカミさんに解ってもらえない。
てんで、ポピュラーから家への帰り道...
「シンドゥ―パサール」に寄ってみた。
サヌールの市民の多くがここで買い物をする。
いわゆる、大衆の食材市場である。
カミさんとここに入るのは多分3年ぶりぐらいだろう。
こんなところだ。
食べるものなら何でも売っている。
マンゴ売り場に行ってみた。
「一キロいくら」と聞くと「18000ルピア=140円」という。
こういうところで、現物をとりあげ「これいくら」と聞いてはならない。
たいがいに少しボられる。
キロいくらと聞いてから秤にかけてもらう。
ちょっと大きめのを一個買うと「8000ルピア=60円」だった。
外人専門店のポピュラーは一個;220円
シンドゥ市場の大衆店は、一個;60円
実に3.7倍の価格の開きがある。
カミさんに恐る恐る言う。
「おい、3.7倍の価格差があるんだよ」
「それはそうよ、ポピュラーのマンゴは大きいのだから」
それはそうだ.....と思いたいが、
その大きさの違いを見て欲しい。
左がポピュラーのマンゴ。
真ん中が大衆店のマンゴ。
確かに左のポピュラーのマンゴの方が大きい。
だけど、だけど、3.7倍も大きさが違うだろうか。
オレ、加齢で目が壊れちゃったのかも...
ちなみに、
大衆店で買った右のバナナは、80円でした。