私流に各国のアイデンティティを考える。
最初はお隣の韓国。
私は韓国人については少々詳しい。
昔、私が船長をしていた船の乗組員は韓国人だった。
時節は、パルパル・オリンピックの前(1985~1987)。
パルパルとは、韓国語で「88」、即ち1988年。
韓国人の乗組員とは、足掛け三年間、寝食を共にした。
「同じ釜のメシ」を喰った仲間である。
長所も短所も知り尽くしている。
知り尽くさねば、船長としてやっていけない。
そうした経験から韓国人のアイデンティティ….
を改めて考えてみた。
はっきり言って、韓国人は解りやすい。
1、負けず嫌い
2、頑張る
3、仕事が早い
4、直情的
5、自己主張が強い
6、飲みだすと酔いつぶれるまで飲む
書きだせばまだまだあるが、
こうした特徴はどこから生まれたのだろうか。
常に他国に支配され続けられた環境の中で
自分を主張しなければ、生きてゆけなかった歴史…
からきているのではなかろうか。
で、こうした特徴が垣間見える現象をちょっと拾ってみると…
他人との対峙から自己を確認する。
他国との対峙から自国を確認する。
そうした方法以外に自己や自国を確認する習慣がない。
ということは、他との比較でしか、自己が見えない。
さらに、他との比較をしておかないと、自分自身が不安になる。
ということなどが思いつく。
これらを突き詰めてゆくと「他との比較」
という文字が浮かんでくる。
んで、んで、韓国人のアイデンティティを
一文字で「比較思考」と表されるように思うのだが.....
それが合ってるかどうか、
振り返って冒頭にあげた特徴を見てみたい。
1、負けず嫌いは、相手にまけたくないのだ。
2、頑張るのは、他よりも秀でたいので頑張るのだ。
3、仕事が早いのは、他と比べての話だ。
4、直情的なのは、他に自分の存在を明確にしたいからだ。
5、自己主張は他との差異を見せつけるためだ。
6、酔いつぶれるまで飲むのは、気強さ維持のストレスの発散だ。
やはり、そのようである。
ということで、
韓国人のアイデンティティを「比較思考」としたい。
勿論、私流である。
みなさんはいかがお思いでしょうか。