バリの仕事始めは朝の8時と早い。
8時丁度に、近所のスーパーに行った。
電球の球を2個買い、レジでお金を払うときだ。
レジ係(写真の右の娘さん)が言う。
「電球使えるかどうかチェックしましたか」

そうなのだ。
バリでは、5個に一個程度使えない電球がある。
そのことを忘れていた。
いや、チェックしていない...オレは応えた。
娘さんは、声を出して誰かを呼んだ。
別の娘さんがレジに来た。
「この二つチェックしてきて」と、レジ係は言った。
レジに来た娘さんは、返事をせずに、それを受けとった。
そして、店の奥に向かっていった。
その歩き方の遅いこと遅いこと!
ノロノロ、トロトロと奥の方に消えて行った。
が、なかなか帰って来ない。
こんなに朝早く、スーパーに来たのは訳がある。
その日、オレは急いですることがあったのだ。
ようやく帰って来た。
やはり、ノロノロ、トロトロだ。
で、言う。
「こちらは使えたけど、こちらは使えなかった」
レジ係は言う。
「使えなかった方はいらないから、使えるものに変えて来て」
娘さんは、また黙って受けとり奥に向かった。
ノロノロ、トロトロと.....
電球の置き場は、店の奥の方だ。
距離にして、20mはある。
その同じ場所に、チェックのソケットがある。
チェックの場所に電球が陳列しているのだ、
チェックのあと、何故に取り変えて持って来なかったのだ。
娘さん、なかなか帰って来ない。
5分ほど待ったろうか。
なんで5分なのだ。
「もう要らない」と思い始めてた頃、
ようやくレジに戻って来た。
ついでにトイレでも行ったのだろうか。
レジ係は、娘さんに無言でそれを受けとり、
私にも無言で、渡してくれる。
なにごともなかったかのように...
いつもの朝が始まったかのように...
怒る気になれない、あきれるだけ。
でも笑っちゃいけない、これがバリ(ごめんね)だ。