本日はバリのお正月「ニュピ」....日本名「静寂の日」
本来ならば、パソコンも開けないので、
ブログも書けないのですが、そこは異国人....
「ちょっとゆるしてね」と甘えてパソコンを開いております。
バリに来て7年過ぎました。
できるだけバリ人になりきって生活しようとしています。
次の「ニュピ」のルールをできるだけ守ろうと思うのです。
1、灯りや火を使わない。
2、テレビ・ラジオ・携帯電話を使用しない。
3、掃除・洗濯・家事など一切の労働をしない。
4、家の中で過ごし、道路に出ない。
5、世界平和を祈り、自己内省し、静かに瞑想する。
5、はちょっと.....
残りは、ルールに準じて今日の一日を過ごします。
さて、昨晩はニュピを前にしてのオゴオゴがありました。
オゴオゴの意義ですが.....
オゴオゴとは、
「悪霊」を本来の「神」にする行事です。
悪霊は、三叉路や交差点に集まる習性があります。
そうした場所で、オゴオゴ人形を引き回すと、
悪霊は自分の仲間だと思いオゴオゴ人形の中に入っていきます。
後日、そのオゴオゴを燃やすと悪霊は浄化され神になるのです。
ということで、
昨晩のオゴオゴ人形ですが、
ひとつのバンジャールで5体以上は作られるそうで、
であれば、サヌールだけで100体以上は作られたことになります。
そのうちの20体ほどが家の前の道路を通過しました。
ついでに、オゴオゴ人形を鑑賞する人々を...
帯の色がとりどりのご婦人たち。
太鼓が打たれ鐘が鳴ると踊り出す。
人形もいいが、オレは人間の方が好き.....