20、大西洋:「海嶺」
海嶺とは海の中にある山脈です。
山脈ですので、海面に突出する部分も出てきます。
ですから、海嶺沿いに島や浅瀬があるので、
船乗りにとっては気になるので、
イメージとして掲げました。
アイスランドを北の境として、
そこから大西洋の全域を縦断するように、
海嶺が走っております。
この線にそって、地球内部よりマグマが噴出して、
常時新しい海底ができあがっております。
ということは、
アメリカ大陸とヨーロッパ/アフリカ大陸が、
少しづつ離れてゆくということです。
ということは、
大昔はくっついていたと言うことにもなります。
次を考えるとわかります。
この海嶺は大西洋の真中でS字状にうねっています。
それと同じ形で、
アフリカ沿岸もアメリカ(南北)沿岸も、
同じくS字状にうねっております。
三者は全く同じ形です。
世界地図を見るだけで判ると思いますが、
もっと、細かく検証してみましょう。
ブラジルの東の岬がアフリカのカメルーンの、
奥まった湾にあてはまります。
そして、ブラジルのリオデジャネイロが、
アンゴラのモサメデスに重なります。
両方の町を知っているので、
イメージが湧きやすいので書きました。
大昔は、くっついていたということで、
くっついていた場所のアメリカ側とアフリカ側を
同じに思い浮かべて、土地柄の類似点を探すべく、
過去になんどか頭に描いたことがありますが、
微妙にイメージが違い、
イメージでは一致しません。
あたりまえですね。
土地が離れた時が大昔すぎます。
海岸の風景はその後に形成されたものです。
・・・・・・・
当時のMLでは、大西洋の記述のあとに次を書いております。
話しが、海の臭い・・から遠ざかってしまいました。
でも、大陸移動は世界の海を航海していると、
どうしても頭に入ってくることです。
で、次は、番外として、
大陸移動の移動量を頭に思い浮かべる手法を書いてみます。
多分驚かれる方が多いと思います(乞うご期待)。
・・・・・
南大西洋を東西に横断する船は少なく、
航海中滅多に他の船には会いません。
喜望峰を抜けると多くの船が北上します。