写真はディアンの弟のお嫁さん。
赤ちゃん(名:ファニア)は、まだ2か月、首も座っていない。
頭の上の白い丸いものは、お米を潰して溶いたもので、
「pupuk」と呼ばれる、バリ人の習慣。
頭蓋骨の柔らかいのを護り、
同時にインフルエンザの予防にもなるそうな。
生後2か月迄、あるいは生後6か月迄とか、
処によって処方の長さが違うものの、バリ人ならば誰でもが行う習慣だ。
左が赤ちゃんのパパ、即ちディアンの弟、まだ20歳。
職がなく、居候をしているとのこと。
ニワトリを鍛えて「賭け」に勝つことのみが収入源.....
と言って、周囲のみんなが笑う。
「賭けごとってのは、損をしてお金がなくなるのが普通じゃないの」
と、聞くと、みんな声をそろえて、「そのとおり」といって、また笑う。
写真は、実戦さながらに訓練するニワトリ。
ディアンの家族、ここには30人以上住んでいるという。
午後3時、その半数の15人ほどが集まっていた。
ここの生活が楽しいので、都会に行きたくないというディアン。
これだけ、賑やかだと解らないでもない。
ただ、そのディアンも、現在失業中。
「幼稚園は園児よりも先生の数が多いので辞めた」と言って又笑う。
んん? 一家の生計の成り立ちや如何に....
バリの田舎の大家族に接する時に毎回思うことである....ワカラン。
(カミさんの向えで、こっちを見ているのがディアン)