バトゥール湖に降りた体験記を書く前に書いておきたいことがあります。
私の住むサヌールからもバトゥール湖が見えるという話です。
海岸から山中の湖が見えるって、嘘と思うでしょう。
見えるんです……心眼でェッ!!
次の写真とその投影図を見てください。

写真は、サヌール海岸から撮ったもので、天気の良い日にはいつも目にする光景です。
一番右はアグン山、それから左に山裾を下りると、
小さな出っ張りのトップヒル(1608m)があります。
トップヒルの向こう側(北)は谷になっており、谷を降りると村々がありますが、
サヌールから見るトップヒルの手前(南)は、原生林であり近寄れない処です。
そのトップヒルより左に降りると海抜1200mの原生林が続いていて、
しばらく行くと、急に大きな山が見えます。
アバン山(2151m)です。
アバン山は外輪山の一部で東の縁にあります。
そこから左がカルデラ内の盆地になります。
盆地をしばらく左に見ていくと、喉チンコのような出っ張りがありますよね。
それがバトゥール山です。
写真から見てバトゥール山の手前にも当然に外輪山があります。
が、その高さは約1300mです。
バトゥール山は1712mなので、その差412mが喉チンコの正体(笑)です。
バトゥール山の西を進むと僅かに盛りあがっている部分があります。
外輪山の西側です。
この付近に世界遺産のウルン・ダヌ・バトゥール寺院があります。
ああ、そうでした、そうでした!
世界遺産のバトゥール湖をサヌールより心眼で見る話をしておりました。
前話が長くなりすぎです(笑)。
さて、….アバン山とバトゥール山の間にバトゥール湖があるのは当然です。
このバトゥール湖の海抜ですが、1013mなのです。
んで、おおまかな話ですが、アバン山とバトゥール山の間の外輪山を
喉チンコの高さほどを下に下がったところに水が溜まっているのを想像すれば、
それがバトゥール湖なのです。
投影図の方に描いてみました。
実は、今の私は、サヌールから山の連邦を見るたびに、
自動的にバトゥール湖も思い描いてしまうようになっています。
もしかしたら、バトゥール湖の女神が呼んでいるのかも知れません。
いや、女神がこんなじじいを呼ぶ訳ありません!
私の方から擦り寄っているのでしょう(笑)。
さて、この外輪山の付近ですが、
おおまかな名称として、キンタマニーと呼んでおります。
日本の旅行会社のパンフレットによれば、
世界遺産の旅のひとつにキンタマニーに寄ることも含めておりますが、
バトゥール湖を観るには、キンタマニーに行かねばならないのですから、
それはそれで正解でしょうね。
そして、このキンタマニーですが、
車でウブド付近を走ろうが、バンリ付近を走ろうが、さらにその東を走ろうが、
山の方に向かう道の全てに「キンタマニー方面」と表示しております。
裾野がとても広いのです。
その裾野の広さを上の投影図から実感して欲しいのです。
カルデラ盆地の中央に向かって、破線で山を描いております。
カルデラの成因はいくつかありますが、最も多いのは「陥没」です。
陥没する前に、こういう山があったのではなかろうか、
と、私がかってに描いた図です。
富士山の高さに合わせて描いてみました(笑)
こういう大きな山があれば、裾野も広くて当然です。
さて、今日は、書くことが楽しいので長文になりました。
あまり長くなると飽きられて、読んでくれる人がいなくなります。
この後、キンタマニーの火山爆発の話しを予定していましたが明日に順延します。