あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



カラガッサム地区のムラスティー

カラガッサム地区のムラステー.....
という件名が正しいかどうかわからない。
どう書いてよいかどうか分らないので、
いいかげんなところで妥協したタイトルである。
説明しよう。
日本から戻って直ぐ、浜のカデ(と我々は呼ぶ:右端の太目の娘)より、
10月17日はムラステーなのでクルンクンの寺に行こう、と誘われ承諾していた。
で、昨日がその17日、の早朝7時、
カデの両親とカデ、それに我々夫婦の5人でクルンクンの寺に向かった。
写真は、寺に入らんとするカデ家族とカミさん。
d0083068_11102180.jpg

寺の境内に入る。
海まで20mの黒砂の上に建つ、Watu Klok という名の寺である。
境内には、鳥と鬼が合体したような大きな像があった。
「アニマン像」と呼ぶらしいが、完全に名を聞き取れたかどうか自信がない。
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今日のムラスティーは、どうも4組あるらしい。
午前9時からがシドゥメン地区、
11時からがクルンクン地区、
13時からがバンリ地区、
15時からが、どこか(聞いたけど聞き取れず)
シドゥメンは、カラガッサム州であり、
クルンクンは、クルンクン州であり、
バンリは、バンリ州である。
が、これらの地区はどうも「カラガッサム」との共通項でくくられるらしい。
で、カラガッサムのムラスティーと、いい加減に表題したのである。
ところで、「ムラスティー」の意味合いも、
先祖へのお祈りということは知っているが、それ以上は知らない。
ガルンガンやクニンガンは、先祖が帰って来るためのお祈りであって、
「ムラスティー」とは、似てはいるが別の祭礼である。
いずれにしても、バリヒンドゥーの儀礼は、全て供物で始まる。
神へあるいは悪魔へ供物を捧げる。
その代償として神より浄化のための聖水が与えられる。
全ての儀式は、こうした基本構造の中で行われるのだ。
写真は供物を運び込む人々。
供物はまずは、海岸に向けて捧げられる(大きな供物台に置く)。
d0083068_11125963.jpg

なんだろう?お神輿のようなもの....
を僧侶や男衆が海岸の波打ち際まで運び、
そこから引き返し、供物台の横に安置される。
d0083068_11132224.jpg

お祈りの一環には、関係ないが載せてみた。
子供達には、お祈りもレクリェーションの一部なのだろう。
足元の黒砂は、
アグン山の噴火岩が砕けて海に運ばれ砂になって打ち寄せたのもの。
d0083068_111344100.jpg

お祈りの時間が近づいた。
海岸の供物台から寺の中に供物を運び込む。
d0083068_1114634.jpg

お祈りが始まる。
あたりまえだが、みな神妙なお祈りである。
この場所は、寺のもっとも高いところにある広場だ。
d0083068_11142783.jpg

この場所は、それより一段下の広場。
d0083068_11145986.jpg

そして、ここが寺の外にある境内。
バリヒンドゥーは、緩やかだカースト制度がある。
位の違いにより、祈る場所も違うのかも知れない、と思ってみたが、
誰に聞いても「どこで祈ろうとも個人の自由である」とのこと。
なるほど、そうだろうな~、ここはバリだもんなア
決まりがあるようでないのがバリだ!
d0083068_11152361.jpg

にしても、このムラスティーは地区全体で行われる先祖への祈り。
一方、バリヒンドゥー全体、
いってみれば、バリ島全体の先祖を迎えるための儀式、
であるガルンガンまでは、あと5日。
そのための昨日は、スギアン・ジャワ、今日はスギアン・バリ。
要するに祖先の霊が帰って来る日(スギアン・ジャワか、スギアン・バリかは家系による)。
んで、カデのパパは、今日も故郷(実家)に帰って、一族の儀式をしており、お店は休み。
これじゃ仕事にならない....を理解することがバリ島を理解する第一歩なんですよ。
by yosaku60 | 2013-10-18 12:15 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(0)
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