一緒に写真に写りたいって?
いいヨ! オレって、
おばあちゃんに好かれるんかも。
何?.....オレより15歳も若い!
んじゃ、アンタ。
若さを売り物に「おじいちゃん」に、
ちょっかいを出しただけかいな。
てな、今朝のサヌール海岸。
も、明日でしばらくお別れです。
オレ達夫婦、明日日本に帰るんです。
残留日本兵の記述も終りました。
これからルンルン気分で、
出発準備です。
ああ、そうです。
残留日本兵をまとめたホームページも書き終えております。
http://www3.nsknet.or.jp/~yoji-yoko/
グーグルとかヤフーで検索する場合、
残留日本兵 吉井
と、打ち込んでみて下さい。
吉井 というのは、私の苗字です。
きっと、検索エンジンが「吉井と言う名前の残留日本兵」
と、思ってくれるのでしょう.....
ありがたいことに、検索結果のトップに、これが出て来るんですよ。
このホームページ、左上から右回りに読んで欲しいのですが、
右の角の「大東亜戦争雑感」は、飛ばさないで、ちょっと覗いてくださいね。
そこでは、私の勝手な考えですが、
戦争の敗因を大衆迎合という言葉でばっさり言い切っております。
大衆迎合と同じような意味で「寄らば大樹の陰」という諺があります。
私は、この言葉が嫌いです。
嫌いというより、世の中が多様化した現代に合わないと思うんです。
何が「大樹」なのでしょうか。
そういうのを見極める時間があれば、自分が樹木になればいいじゃないですか。
実は、このオレも生意気に樹木になりたいと思ってるんです。
生意気でしょ!
でも大樹ではありません。
そんなのには、到底なれません。
細いほそーい樹木です。
ひとりふたりならば、休める陰がある....程度の細い樹木です。
それも一人の人が長く休める陰ではありません。
次々と休む人が変わる気休め程度の陰です。
そして、この樹木は人を休める陰を作ることに喜びを覚え、
自分は細いままで十分(足るを知る)と思う樹木なんです。
オイ! 今日はいいこといい過ぎじゃないの。
ゴメンゴメン、今日は嬉しい日だ。 舌が滑るのよ、ユルセ!
んで、んでですよ。
世界のみんながそれぞれに細い樹木になれば、
大衆迎合はなく、敗因どころか戦争そのものが起こらないんです。
またまた、いいこと言うじゃない!
と、ここで終わっとけば、良いのに、
オレって、まだまだ考えてしまうんです。
だって、ハッピーエンドなんて、オレらしくないんです。
オレって、おっちょこちょいなんです。
身の程知らずなんです。
樹木の樹木たるをわきまえられない筈です。
だから、
オレの樹木、
根っこがひょいと足に代わって、歩き出すような気がして....
んで、んで、その足で、インドネシアが終ったら、
次は、チェコかブータンか......
なんちゃって(カミさんに内緒)