インドネシアの教育制度は、
日本と似ている。
小、中、高が、6.3.3制だ。
で、小、中学が義務教育である。
義務教育中は無料となっているが、
払う側の親にしてみればそうでもない。
学年が変わるごとに新しくなる、
教科書代は、父兄持ちである。
それに、制服代が厳しい。
ここサヌールの小学校でも、
制服が三種類あって、
二日ごとに着替えることになっている。。
この制服に、体操服を加えると、
計4種類の服を揃えねばならない。
制服代だけで約一万円の出費となる。
こうした、教科書代、制服代は、一時的なものであるが、
曜日ごとに支払うお金(学校の不足金補充名目)もある。
その合計は、毎月500円ほどとなる。
さらに、バリでは小学生に必ずお小遣いを持たす。
お友達と一緒に買い食いをする費用であり、いわば小学生の交際費である。
この毎日のお小遣い、低学年は30円、高学年は50円が相場らしい。
こんな小学校だが、今はほぼ100%の就学率である。
ほぼ、と書いたのは実際のところが解らないからである。
例えば、知り合いのロンボクの小学生、ほとんど学校に行けないで居る。
が、時々行くので、一応、就学とカウントされるからだ。