まず、ムチャルで出される料理であるが、
例えばサヌールでは、仕出し屋があって、何人分と注文するだけでよいが、
ここではそういうことはない、というか、仕出し屋なんてない。
みんなで食べる料理は、みんなで作って祝うのである。
料理の分担も決まっている。
肉料理は、男衆が作る。
この日のために牛が一頭殺された。
米も男衆の担当である。
25キロをこうして一度に蒸す。
見ていると、3回蒸された。
25キロX3回 = 75キロか、うん、よく食べる。
蒸されるのは赤米、ピンク色です。
肉類以外の副菜は、女衆が作る。
家庭の味があるらしく、
「これは私が作った、どうだ美味しいだろう」と念を押された(笑)。
みんな、料理を作ることを楽しんでいるようだ。