バリ文化展示施設として、
観光客用に開発された、クルタラングー。
中にある素朴で上品なレストラン。
「日本人は貴方が最初です」
なんて言われて、
うれしくなって、
何度も通ったものでした。
でも、いつも客が少なく、
そのレストランからは、
だんだんと素朴さも上品さも消え、
営利主義一本になりました。
で、足が遠のきました。
中にあるマッサージ店にしても、当初、500円/一時間でした。
それが、けばけばしく変貌して、2000円になりました。
これじゃ、誰も行きません。
で、ますます寂れだしました。
ところが、それから、一年....
久しぶりに訪れて、びっくりしました。
観光客用ではなく、地元民用の娯楽施設として、
地元民が好むように変貌していたのです。
上の写真は、昨日の釣堀。
日曜日ではなく土曜日というのに、
老若男女の釣り人がいっぱいなんです。
しかも、釣った魚はキロ350円(鯰ならば220円)、
という安くはない価格なのに、
誰もが、どんどん買っていくんです。
クルタラングーでの、たった10分ほどの乗馬体験。
料金は、大人350円、子供250円、
バリ人にとっては、安い価格ではありません。
でも、乗馬を待つ子供が順をついているのです。
これって、観光客ではなく、地元民を相手にしても、
商売が成り立つようになったということ。
バリは急速に、そして確実に変化していますヨ。