
バリの歴史を駆け足で......
①、ジャワの王(ヒンドゥー)が
イスラムに圧されてバリに逃げ来る。
②、で、クルンクンに新たな王国を。
③、王国では、元々あったバリアガの
民主的習慣と、ヒンドゥーの階級性
習慣が合体して、バリ、ヒンドゥーと
いう独特の生活文化が生まれる。
④、その後、王国は分離して8個の
王国に分かれる。
⑤、それが現在の、ジェムブラナ、
タバナン、ブレレン、バヅゥン、
ギャニアール、クルンクン、カランガッサム バングリ、の各県である。
⑥、この中の、タバナンであるが、ある時期、二人の王子がいた。
⑦、習慣に背き位の低い嫁をもらった長男が王を継いだ。
⑧、習慣どおりに位の高い嫁をもらった次男が流浪の身となり寺に身を寄せた。
⑨、長男の王は、それを嘆き、土地も財産も二分して弟王に与え宮殿を作った。
それがブログ題名のクンビタン宮殿です。
宮殿には、弟王から数えて9代目の王が今も住んでいるそうな。
ということで、その宮殿に行って来ました。
宮殿に入るのにお金も要らないし、全く自由に出入りできました。
びっくりしたのは、上の写真。
王様、王女さまが座るであろう場所に座ったんですヨ。

宮殿には、いっぱい建物がありました。
どの建物にも門があります。
どの門も自由に入れました。
こんなに自由で良いのでしょうか。
同様に、左の写真ですが、
庭に突き出た一室で、娘さんが
一生懸命にパソコンを触っています。
「もしかして皇女様?」と聞きましたら、
「そうです」との、返事。
で、写真を撮りたいと申し出たら、
それも笑いながら、許してくれました。
なんとも、庶民的な皇女さま!