バリはニュピを境に雨季から乾季に入ります。
こうした季節の変わり目に、病気になる人が多く、
風邪も流行ります。
で、オレもやられました。
治ったと思ったらぶり返し、一週間、熱が続くオレ。
そんなオレのために、ある人が
インドネシアの民間療法を施してくれました。
その人、写真のイーグリットさん、
2月18のブログの、美人の項に、登場している、
ワタシ・・のあこがれのキミなのです。
これで治らなきゃ、
オレの脳のアドレナリン精製能力の問題だ。
オレ・・・、
アレナリンが免疫能力を高めると思っているんです。
何の根拠もない精神論だけど・・・ネ。
ただ、そうした精神論一辺倒のオレ・・・カミさんが反発する理由のひとつなんです。
・・・・・んん?
病み上がりのワタシ、頭もフーラフラ、話が飛んでしまって申し訳ない。
今日の主題、飛んでいってしまった風邪、それを成した民間療法の話に戻します。
この療法、
バリ島だけでなく、インドネシア全土で広く普及しています。
kerok (クロック)と言います。
療法に使うのは左の写真、ひとつは、ミニャカユ。
去年の11月12日のブログ(バリの物価)で「万能薬」として紹介しています。
もうひとつが右のマルいもの・・・コインです。
驚くなかれ、コインを使うのです。
それも、通常のコインではなく、
一世代前の昔のコイン(今も使用可)を使うのですヨ。
このためのコイン、どこの家でも常備しているそうです。
で、療法ですが、
ミニャカユを塗りながら、コインで肌をこするんです。
そう、それだけです。
んん、こすり方が少々あるようです。
少し痛みを感ずるほどの強さで、
背骨と肋骨に沿ってこする、ということのようです。
最初は背中の背骨に沿ってこすり、ついで肋骨に沿ってこすります。
背中が終わったら、前に移り、鎖骨から始め、胸の上部の肋骨に沿ってこすります。
おおお!言っておかねばなりません。
背中はイーグリットさんでも、前はカミさんにやってもらったんですヨ。
いずれにしても、こんなんで効くのかって?
右の写真を見てください。
こすられたところが真っ赤になっています。
真っ赤になるということは、効いているということなのです。
・・・だそうです。
試しに、今朝もやってみました。
でも、風邪がインド洋に飛んでいってしまったのでしょう。
強くこすっても、赤くならないのです。
ということで、元気になったワタシです。
・・・・・
で、今日(日曜)の夜は、イーグリットさんと、
お礼の意味の食事会。
んん? やっと下がった熱が、また上がるだろうって、
そう、オレもそれ、気にしてる・・んだ。