今朝の浜の、いつものワルン。
カミさんがコーヒーカップをひっくり返してしまった。
ワルンのオヤジがすかさず、シンケンケン(気にしないでいいよ)と声をかけてくれた。 その理由がふるっている。
「まだ、お寺にお供えをしていないから」だそうな。
お供えをした後だったら、そういうことが起きなかったヨ、と言う意味である。
バリ人の「お供え」の意義をチョット知った気持ちになった。
閑話休題・・・・・・・・これからバリ島やバリ人のことを少しづつ書いていこうと思う。
で、今日の話は、バリ人は「おそろいが好き」の話。
右上の写真は、葬式でのお揃いのクバヤ。
この日のためにおそろいを作ったのであろう。
葬式があるたびに、おそろいを作っているように、見受ける。
安くはない「クバヤ」、どこにそんなお金があるのだろうか。
と、ついついバリ人の懐具合を心配してしまう。
今朝の浜、いつものようにどこかのバンジャール(村)の「歩きの会」があった。
ここでも、そろいのTシャツを着ている人が多くいた。
学校には、勿論に「制服」がある。
それも何種類もあるようで、季節によって衣替えがあるようだ。
デパートやスーパーの店員は、勿論にお揃いの制服を着ている。
私が通っているマッサージ店の店員にも制服がある。
バリは、どこもここも制服だらけなのだ。
写真は、週に2回は行く、レストラン「ムティアラ」の従業員のそろいのエプロン。
赤と青の2種類がある。
モデルはミヤさん、かわいい人である。
もっと知りたい方は、
http://www7b.biglobe.ne.jp/~mutiara/
・・・は、ともかく、視線をエプロンに向けて欲しい。
このエプロン、店主曰く、
知り合いに縫わせたら、一着80円だったという。
余りにも安いので、100円あげた、とのこと。
このように縫製代が安いこともあってか、
バリ人は何かにおいて、おそろいの服を作る。
そして、おそろいの服で固まる(集う)ことが好きである。
あとで、説明することになると思うが、
バリ人を語る意味で、
私はひとつの特徴的な現象として捉えている。