あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



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ウラ村の葬式

d0083068_933926.jpgクルンンクンからアグン山に向かう、
穴ぽこだらけの悪路、
を抜けると渓谷沿いに棚田が広がる。
その棚田を借景に、SIDEMENという町がある。
左は渓谷、右は山の、街道町である。
そのSIDEMENの町外れで、右の山道に入る。
途中から車も通れない狭道となり、車を降りた。
苔むした赤土の山道は足が滑る。
おそるおそる登ること、10分。
目的の「ウラ村」があった。
毎朝通うワルンのオヤジ(右の写真)の故郷である。
つい一週間ほど前であったろうか。
オヤジから、オレの故郷の葬式に来ないか...
と誘われ「ウラ村」まで、やって来たと言う訳だ。
葬式は、オヤジの兄嫁、亡くなったのは3年前。
3年かけてお金を貯めて、葬式ができるようになったということだ。
バリの葬式は、魂が天に上るお祝いだ。
で、誰が祝ってもおかしく思われない。
オレが参加しても別に「場違い」でないことが嬉しい。
さて、下の写真だが、
天国で着る着物とかを籠につめている。
全て「新品」である。
この世の思い出の品ではなく、新しく天国で生きるための品々なのだ。
d0083068_9205839.jpg

オヤジの兄嫁さんは、享年63歳。
ということは、生きていればオレと同級生ってことだ。
他人事ではない、との思いが横切る。
写真は、死者の長男のお嫁さんのお祈り。
近い親戚のみ、祭壇に登り、このようなお祈りをする。
通常の来訪者は、祭壇の下で手を合わせてお祈りをする。
d0083068_928561.jpg

死者の天国での「日用品が」揃うと、
行列を作って、それを火葬場まで運ぶ。
d0083068_9283160.jpg

行列のメインは、この「御神輿」。
土葬していた死者を掘り起こして、この中に入れてある。
d0083068_9501727.jpg

火葬場脇の社。
近い親類は火のそばに、それ以外の人は遠めで火を見守る。
人々の陰で見えていないが、この社の中央にはガムラン隊がいる。
火がある間、死者を送る音楽が奏でられる。
d0083068_946071.jpg

火が燃え尽きると、親戚の人々が跡に集まる。
骨を拾うためだ。
d0083068_9462475.jpg

拾った骨は、再び御神輿の中に戻す。
親類衆がその下に集まる。
相対して、やぐらが組まれ、お坊さんが坐す。
お坊さんの祈りに先導され、親戚衆も祈り、死者は天国へ旅たつ。
d0083068_9465245.jpg

この後、骨の一部は、川に流される。
川は海に通じており、海への散骨と同じ意味になるのだそうだ。
ところで、オレだが、もうこの世で結構になんでもしてきた。
いつ、お迎えが来ても、思い残すこともない。
が、日本の「お義理の葬式」は、性に合わない。
バリの「お祝い風葬式」の方が良い。
にしても、10人も集まるまい。
もしかして、葬式なんてないのかも知れない。
それでも良い。
生まれ変わる必要もない。
こだわりは全くない。
by yosaku60 | 2011-07-31 10:17 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(2)

5人乗り

d0083068_8445088.jpg時々見るが、
とっさのことで
なかなか写真に撮れない、
バイク5人乗り。
が、ついに撮れた。
分かるかな。
全員の顔が写ってないけど、
前に乗ってるちいちゃな子の、
その後ろに4本の足が見えるでしょう。
合計5人ってことです。
しかも、運転者は小中学生?
よく、ヤルよ~
by yosaku60 | 2011-07-30 08:57 | バリ島=社会・生活 | Comments(0)

バリの子供達

d0083068_994655.jpgバリヒンズーは輪廻転生が礎。
子供は先祖の生まれかわり。
で、生まれてから210日間だけ見ても、
1、へその緒がとれた時、
2、生後12日目、
3、生後42日目、
4、生後105日目、
5、生後210日目、
の、5回もの通過儀礼を行う。
この210日目までは、
この世の人間ではなく、
あの世の人と思われているそうな。
で、この間に赤子が死んでも葬式は、
行わず埋めるだけらしい。
で、無事に210 日目を迎えると、この世の人になる。
この日は「オトン」と、呼ばれ、子供が大地を踏む儀式が行われる。
なんとも徹底している。

d0083068_9385216.jpgその徹底さが子供の扱いにも現れる。
バリ人は子供を絶対に叱らない。
ご先祖様に失礼、っててことだろう。
バリの子供は幸せだ。
上の写真は、幼稚園児らしい二人。
こんな小さな子が車道を走るって、
なんとも危なかしい。
が、バリ的には、
ティダアパアパ(気にしない)。
日本では目にしない光景だろう。
左は、デンパサールの路地裏でのもの。
都会であっても、一歩路地に入ると、
こうした子供に会うことがある。
親を助ける子供達、
日本では、こういう健気な光景、
見れなくなって久しい。
by yosaku60 | 2011-07-26 09:46 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(0)

影絵芝居

d0083068_9582387.jpgwayanと呼ばれる「影絵芝居」を観た。
バリに来て、初めての体験だ。
寺院改装の資金調達のための興行、
で、ひとり100円の入場料が要る。
5人家族で観れば、500円。
バリ人にとっては安くない。
にもかかわらず2000人もの観客。
バリ人にとって、「影絵芝居」は、
それほどに面白いってことだろう。
で、2000人が同じ場面で一斉に笑う。
って、聞いていてもなんとも楽しい。
それはそれとして、
バリ語が全く判らないオレ、
そんなオレが、観客の笑いにつられて、なんとなく笑っている。
って、オレ、やっぱりイイカゲンな男....だ!
by yosaku60 | 2011-07-22 10:09 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(2)

サヌール海岸

d0083068_12595154.jpg南北に伸びる、
海岸沿いのプロムナード。
長さ、壱里(4キロ)に及ぶ。
は、サヌールっ子の自慢。
が、写真に収めるのが難しい。
延々と続く感じが、
なかなか撮れないのだ。
周囲に木々が多いからだろう。
何枚も写した中で、
それらしく撮れたのが、
右の写真。
バリビーチ付近のものである。
by yosaku60 | 2011-07-17 13:15 | バリ島=その日のできごと | Comments(0)

景勝地(ゴアラワ)

d0083068_8575100.jpgカミさん曰く、
コウモリなんて嫌い!
オレも別に好きではない。
で、今まで近寄らなかった、
別名;コウモリ寺院。
本当の名は、ゴアラワ寺院。
に、とうとう行ってみた。
1007年に建立というから、
相当な古刹だ。
但し、2007年に建て直されており、
現在は、写真のように、
そうした年代を感じ取れない。

d0083068_921346.jpgさて、見えるかな?
寺院の背後は洞窟。
その入り口の岩壁にはりつく、
写真のゴマ粒みたいのが、
みんなコウモリなんヨ。
洞窟の中には、もっと沢山の、
コウモリがいるに違いない。
このコウモリが巣くう洞窟、
長さ30キロもあって、
バリヒンドゥーの総本山、
ブサキ寺院まで通じているそうな。
大ウソ過ぎが、面白い。
by yosaku60 | 2011-07-15 09:24 | バリ島=地方・景勝地 | Comments(0)

イケメンだけの店

d0083068_9521038.jpg知っていますか。
安売り衣料品の店として、
日本には、シマムラってのがあるよね。
バリにも同じようなのがあるんです。
デンパサールにあるラーマヤーナです。
でも、カミさんに言わせれば、
価格は同じ程度でも品質はシマムラの方に
軍配が上がるらしいのですが.....
で、日本のシマムラもそうでしょうが、
このラーマヤーナに来るお客の、
ほとんどが女性です。
さて、ここからが今日のブログの本題。
その女性客を喜ばせるための、イケメンだけが働くマッサージ店、
写真(右上)の Bali sinjyu という店のことです。
ラーマヤーナの3階にあります。
オレにとっては当然に入り辛い店ですが
幸いに昨日は、カミさんと友人(若い女性;下の写真)の3人連れでした。

d0083068_1012545.jpgで、勇気を出して敵陣視察を試みました。
おひとり一時間のマッサージ代が360円、
3人で、1080円。
シマムラ同様に、お手ごろ価格です。
そして、その味わいですが、「上の上」。
気持ちがよく鼾をかいて寝てしまい、
カミさんに「恥かしいから起きなさい」
と、叱られたほどです。
オレはオトコでもいけるんだ、なんて、
新しいオレを見つけた思いだ。
.......ナンチャッテ。
by yosaku60 | 2011-07-12 10:10 | バリ島=マッサージ | Comments(3)

ガルンガン

今日はガルンガン(お盆)。
いつもなら聞こえる大通りのバイク音が全く聞こえない。
バリ人は、家にこもり先祖の帰りを待っているのだろう。
バリヒンドゥーの教えの基盤が輪廻転生。
バリ人にとって、今日の日がどれほど大事なのか、
オレも少しづつ理解できはじめている。
写真は、今朝のサヌールビーチ。
欲張って、アグン山、朝日、引き潮、の3点を収めてみた。
d0083068_846682.jpg

by yosaku60 | 2011-07-06 08:46 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(0)

クンビタン宮殿

d0083068_11501956.jpgバリの歴史を駆け足で......
①、ジャワの王(ヒンドゥー)が
イスラムに圧されてバリに逃げ来る。
②、で、クルンクンに新たな王国を。 
③、王国では、元々あったバリアガの
民主的習慣と、ヒンドゥーの階級性
習慣が合体して、バリ、ヒンドゥーと
いう独特の生活文化が生まれる。
④、その後、王国は分離して8個の
王国に分かれる。
⑤、それが現在の、ジェムブラナ、
タバナン、ブレレン、バヅゥン、
ギャニアール、クルンクン、カランガッサム バングリ、の各県である。
⑥、この中の、タバナンであるが、ある時期、二人の王子がいた。
⑦、習慣に背き位の低い嫁をもらった長男が王を継いだ。
⑧、習慣どおりに位の高い嫁をもらった次男が流浪の身となり寺に身を寄せた。
⑨、長男の王は、それを嘆き、土地も財産も二分して弟王に与え宮殿を作った。
それがブログ題名のクンビタン宮殿です。
宮殿には、弟王から数えて9代目の王が今も住んでいるそうな。
ということで、その宮殿に行って来ました。
宮殿に入るのにお金も要らないし、全く自由に出入りできました。
びっくりしたのは、上の写真。
王様、王女さまが座るであろう場所に座ったんですヨ。

d0083068_1241875.jpg宮殿には、いっぱい建物がありました。
どの建物にも門があります。
どの門も自由に入れました。
こんなに自由で良いのでしょうか。
同様に、左の写真ですが、
庭に突き出た一室で、娘さんが
一生懸命にパソコンを触っています。
「もしかして皇女様?」と聞きましたら、
「そうです」との、返事。
で、写真を撮りたいと申し出たら、
それも笑いながら、許してくれました。
なんとも、庶民的な皇女さま!
by yosaku60 | 2011-07-05 12:20 | バリ島=地方・景勝地 | Comments(1)

オレも幸せ

何故か童心に戻って文章を書きたくなりました。
んで以下.....
たまに一緒に食事しようと、友人を訪ねました。
ですが、家には子供たちだけで、お父さんもお母さんもいませんでした。
「パパとママどこへ行ったの」
「お寺にお祈りに行きました」
早朝の7時なのに、なんと信心深いんでしょう。
「じゃー.......」と、言伝を頼もうとしましたら、
「間もなく戻る頃です」と、止めるので、
それではと、玄関で待たせてもらいました。
友人の家は、子供が3人います。
みんな娘さんなんです。
待ってる間、なんとなく娘さん達の行動を見ていました。
彼女達、オレがいても朝の掃除の手を休めません。
長女のキキさんは、「外の通り」の掃除をしています。
次女のチェチェさんは、「庭」の掃除をしています。
三女のメランちゃんは、「家の中」の掃除をしています。
掃除の役割が決まっているんです。
で、それぞれがうれしそうにそれをこなしているんです。
そういうのを見ると、こちらも清清しい気分になります。
娘さん達の掃除が終わると丁度、友人夫婦が帰ってきました。
で、「神様にお礼を言いに行って来たのです」と、言うんです。
「何のお礼ですか」
友人は、一気に喋ってくれました。
娘がガジャマダ大学への入学が決まったこと、
そのガジャマダ大学はジョグジャカルタにあること、
国から補助金も出るので、お金には困らないこと、
学部は〔化学〕であること、
バリから、同大学への合格は、25名だったこと、
で、自分はそれほどでないのに、優秀な娘を持てたことのお礼をしに行って来た。
ということでした。
d0083068_10444832.jpg写真は、
その晩のうれしい食事会のものです。
右前が当人のキキさんです。
家族がみんなそろって、
そのみんながうれしくしていて、
その時、そこに僕がいて、
そのうれしさを共有できたこと、
を心からありがたく思いました。
さらに、末っ子、メランちゃんが、
「おじいちゃんて呼んでいいですか」
と、言われたのにも、
舞い上がりました。 モチいいとも!
by yosaku60 | 2011-07-03 10:55 | バリ島=人物往来 | Comments(2)


常時ほろ酔い候
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