あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



<   2009年 01月 ( 7 )   > この月の画像一覧


葬式

d0083068_1438615.jpg知り合いのバリ人の祖母。
90歳、私も逢っている。
痴呆症なので、何度か挨拶をしたが覚えてもらえない。
そんなおばあちゃんが亡くなった。
その葬式のことである。
参列人の多さに度肝を抜かれる。
バンジャールの各家から一人、
それに友人、親類、
合わせて、総勢800人ほど、
その全員が火葬場まで行列をなす。
日本ではいくら大きな葬式でも火葬場まで行く人は限られる。
近い親族のみであり、数十人というところであろう。
それが、ここバリでは、集まった800人全員が火葬場まで出向くのである。
なんと壮観なことか。

d0083068_14423669.jpg当人のひ孫に当たる小学生の子供がいる。
私とは友人である。
友人の友人と言うことで、その小学生の友人も私の友人であるが、
彼らも学校を休んで参列していた。
聞いたところ、公休扱いだそうな。
大人数間での村のつき合い、
小学校の生徒は公休だらけ、
と心配になるので、聞いてみたら、
何度もある、のだそうな。
バリの小学生も大変だ。

棺はきらびやかな建築物に入れられ火葬場まで運ばれる。
火葬場は一見したところ、神社の境内のようなこところ。
そこに牛の身体に似せた火葬屋形が置かれている。
バンジャールの大人たちが、大きな椰子の木を切って、それを井形に組み、助け合い精神で造る火葬屋形である。
その屋形に棺を入れ一気に燃やす。
d0083068_1445268.jpgあとの灰は、海に撒く。
ということで、葬式は終わる・・・。
となるはずであるが、そうでもないのだ。
いずれ、この町の偉いお方の葬式があるとき、それに便乗してもう一度葬儀を行うとのこと。
但し、それは葬儀ができるというありがたい儀式であり、参加者は白の衣装を纏うとのこと。
そんな最後の葬儀がまだ残っている。
バリ人は子供も大人も、
つき合いが大変だ。
by yosaku60 | 2009-01-31 15:19 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(4)

トゥガナン村に行く (その2)

d0083068_8112287.jpg村内には、やたら小動物が多い。
まず、どの家の前にも鶏がいる。
だから、ひよこがあちこちにうじゃうじゃ遊んでいる。
こんなに自由で、猫に襲われないのだろうか。
紐でつながれているが、猿もいる。
道路や階段は牛の糞だらけだし、
アヒルが水場の周辺をヨチヨチと、
でも、意外にすばやく歩き回る。
動物好きのオレにとって、
うれしくて、たまらない光景だ。


d0083068_8124863.jpg道路に染色中の糸が干してあった。
グリンシンを織る糸である。
トゥガナン村はグリンシンを織る村として有名なのだ。
グリンシンとは、無病息災という意味、日本語では「霊布」と訳される。
染色の工程が複雑で、3年かかるとのこと。
気が遠くなる話だ。
染色の複雑さに比べて、
織りは一ヶ月、とはいっても複雑な経緯絣。

図柄を想定して予め染めてある縦糸と横糸を、図柄を浮き出させながら織り込んでいく。
こうした経緯絣、こちらではダブルイカットと呼んでいる。

d0083068_8121387.jpg手間と暇をかけたグリンシン。
値段も当然に高い。
20cmX1m ぐらいの飾り布で、
5000円~1万円、
それ以上の大きさになると3万円以上。
写真は、そうしたグリンシンを売る店内、
昼間であっても、相当に暗い。
ここでグリンシンを織っている。
細かな作業、しかし誰もが眼鏡をしていない。
近眼にならない遺伝子が、
村民に受け継がれているのだろうか。
by yosaku60 | 2009-01-26 09:29 | バリ島=地方・景勝地 | Comments(4)

トゥガナン村に行く (その1)

d0083068_131930.jpgヒンドゥー教がバリに入る前から、
バリに住んでいたバリ原住民がいる。
バリアガと呼ばれるらしい。
そんなバリアガの村、トゥガナン村を訪れた。
チャニダサより10分のところにある小さな村落だ。
なんでも、トゥガナン村の人は、
トゥガナン村の人としか結婚できないと聞く。
であれば、近親結婚であるのだろう。
そうした鎖国・・・いや鎖村というのかな、
どういう村人ができあがるのだろうか、
もしかすると、みんな同じ顔をしているかも、
人間好きなオレには、興味がある話だ。


d0083068_1315363.jpg村の入口には門があって、
そこで入村料を徴収している。
金額は決まっていない。
寄付金と書いてある。
いくら払ったら良いのであろうか。
ケチなオレ、多くを払いたくない。
いいカッコしーのオレ、恥ずかしい額を払いたくない。
受付のノートをそーと覗くと、
前の来訪者は6人で、300円払っている。
ひとり50円が相場なのだろう。

ということで、
相場どおりのお金を払い村に入る。
村落全体は塀に囲まれている。
閉鎖のために山の傾斜を利用した塀である。
で、村落内の道路は階段だらけ。
そうした階段を登り詰めて、上の方に行くと集会場があって、
見晴らしが開ける。
周囲の山々には、雲が降りていた。
トゥガナン村は、山と雲を借景に、今もなお閉ざされた社会を演出していた。
d0083068_1364556.jpg

by yosaku60 | 2009-01-25 13:31 | バリ島=地方・景勝地 | Comments(3)

トゥンパックランドゥップ

今日は、トゥンパックランドゥップ。
いわゆる「鉄の日=鉄に感謝する日」だ。
鉄で出来ている代表的なものとして、自動車やバイクに対して、お祈りをする。
先日来、バリ人の友人から、今日のトゥンパックランドゥップの意義を聞かされている。
聞かされたとおり、本日早朝6時、私はバイクに乗って、その友人宅に行った。
友人宅で行われるお祈りに私のバイクを加えてもらうためだ。
朝7時、お祈りが始まる。
約30分、その間に幹線道路は車やバイクで溢れた。
数あるトゥンパックの中で、トゥンパックランドゥップは盛大だ。
いつもより早朝に起きたことで、寝ぼけてデジカメの持参を忘れた。
写真で紹介できないことをお許しいただきたく。
by yosaku60 | 2009-01-17 09:12 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(4)

バイク運転免許証

d0083068_9215985.jpgバイクの運転免許証は、
ポルタブスと呼ばれる、
警察本署で取得することとなっている。
試験があるわけではなない。
運転免許証を取得する資格があって、
お金を出せば、
誰もが免許を取得できる。
が、ポルタブスでは免許の書き換えも行うので、
毎日のように申請者が殺到する。
なんでも、5時間はかかるらしい。
それを2,3時間で終わらせる方法がある。
警察内部に通ずる伝手を利用するのである。
ではあるが、申請者の多くが、そうした伝手を使うらしく、
だんだんと効果がなくなっているとも聞く。
なんともバリらしい。
で、我々夫婦も、伝手をたどった。
そして、なんと30分で免許証を取得できた。
他の人に申し訳ないが、はなはだよろしき機嫌なり!
一人分が3000円、二人で6000円。
明日から、堂々とバイクを運転できる。
が、乗りこなせるかどうかは、ケセラセラ。
by yosaku60 | 2009-01-13 09:25 | バリ島=社会・生活 | Comments(11)

バイクを購入

d0083068_19354341.jpgバリはどこもバイクだらけ、
小学生でもバイクに乗ってる輩がいる。
子供に負けてたまるか、
などと思った訳ではないが、
もしかしたら、オレも乗れるかも知れない、
なんて誘惑に駆られて、ついつい衝動買いで、
バイクを買ってしまった。
未だかってバイクに乗ったことのないオレ、
乗れるようなるのだろうか?
ここでは二人乗りは当たりまえ、
で、後ろにカミさん乗せて走りたいのだが、
その前に独りで乗ることが先!!
新しく乗り物を買うと、
安全祈願のお祈りをしなければならない。
友人に頼んで来ていただいた。
仲の良い子供達も一緒にお祈りしてくれた。
子供達の前で、
オレ乗れないんだ、なんて・・・
明かしておりませんヨ、勿論。
by yosaku60 | 2009-01-08 19:46 | バリ島=その日のできごと | Comments(6)

土着生活に一歩

d0083068_12503067.jpg明けましておめでとうございます。
今年もブログを読んでいただいております。
ありがとうございます。
普通の夫婦の普通のバリの年金生活、
を今年も発信し続けます。
よろしくお願いします。
さて、
バリの日本人ですが、大概は車を持っています。
でも、私達は持っておりません。
もっぱらタクシーを使っています。
でも、タクシーばかりを使うのは贅沢です。
目的としている、「バリ土着」にはなりません。
こんな私の悩み、
ありがたいことに、そんな悩みを聞いてくれる人と知り合えました。
車を使わず、ベモを乗りついで目的地に行くことを教えてくれるというのです。
普通の日本人はなかなかそこまではできません。
それを教えてくれようと言うのです。
ありがたいことです。
で、昨日、クタの町までベモで移動してきました。
写真はサヌールのベモではありません。
サヌールのベモよりも一回り大きい、乗り換え後のベモの車内です。
こうしたベモの乗り継ぎは、日本でバスを乗り継ぐことより、はるかに難しいのです。
ベモの運転手に、如何にもバリに土着しているような流暢なインドネシア語を喋らないといけない場面があるからです。

d0083068_1251040.jpgサヌールからクタまで乗り継ぎを入れて約小一時間、料金は合計で百円。
案内人がいたからですが、大成功の旅でした。
ベモを乗り継いで目的地に行くテクニック、
今後、実践して身に着けたいと思っています。
左の写真はクタの有名な中華料理屋。
ベモ乗り継ぎ小旅行成功の仕上として、この店で美味しい正月料理を頂きました。
腹いっぱい! 美味しかったです。
by yosaku60 | 2009-01-04 13:37 | バリ島=人生のかかわり方 | Comments(0)


常時ほろ酔い候
カテゴリ
画像一覧
以前の記事
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月