あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



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椰子の実

d0083068_8481128.jpg呑み足りないときに冷えたビールを買いに走る店。
そんな店が近くにある。
ちょくちょく行くので顔なじみになっている。
その店の前に大きな椰子の木があって、実がふさふさと成っている。
それらがみんな黄色の実であって、今にも落ちそうなのだ。
オレの頭に落ちてきたらどうしよう!
一度気になると、気になるものだ。
で、店の主人に「そろそろどうにかしろよ」というのだが、笑って「シンケンケン」という。
バリ語で、「気にすんな」という意味だ。
でも、気になるんだよなあ。 
この歳だからいつ死んでも良いが、オレは痛くない死に方をしたいのだ。
頭に落ちてくると、痛いよなあ。

d0083068_849276.jpg今私が住んでいるビラ、9本の椰子の木がある。
その椰子の実落としの話である。
写真のじいさんが椰子の木に登る。
じいさん、御齢、80歳。 なんと80歳だよん。
じいさんの椰子の木の登り方を見ていると、スカッとする。
タバコが好きで、タバコを吸いながら昇る。
昇る途中で止せば良いのに片手を話してタバコをプカプカ吸いなおす。
昇る道具は、タオルを2本つないだようなきれっぱしだけである。
左手に持ってる白い固まりがそのタオルだ。
これを足に巻きつけて、足の摩擦力を増す。
見ていると、ほとんど腹筋と背筋のみで昇るようだ。

d0083068_8501416.jpgどんな風にって・・・、決まってないようなんだよなあ。
だって、前の木と次の木は登り方が違うんだよ。
じいさん、行き当たりばったりで昇ってるみたいなんだ。
でも、一日に50本も昇ることがあるらしく、行き当たりばったりじゃできないよね。
まあ、登り方は説明できません。 
見事としかいいようがない。
昇ってからの作業も見事である。
ぶらぶらする椰子の大葉を身体を揺らせながら、鎌でスパッと切り落とす。
最後の写真は落とした椰子の花と子供の実。
色彩がきれいだが、硬くて重い。 
花瓶に挿してみたがグロテスクである。
by yosaku60 | 2008-06-23 09:03 | バリ島=社会・生活 | Comments(4)

体験ダイビング

d0083068_1162364.jpgバリ島に来て、初めて遊んできた。
その初めての遊びは、これも初めて挑戦するスキューバーダイビング。 で、インストラクターが選んでくれたポイントがアメッドという村の海岸。
バリ島の東端に近く、目の前の海がロンボック海峡というシチュエーション。
このロンボック海峡、船乗時代に喜望峰から日本に向かう航路として何度か通ったことがある。
アフリカ大陸を離れてロンボック海峡に入る者にとっては、久しぶりに接近する陸地になる。
人恋しさに双眼鏡で人家などを探したものだった。
海から陸を見ていた過去、その陸の場所に立ち、今は陸から海に入水することになる。
数十年昔のこのような思い出が蘇ることもうれしいことである。
さて、昔の話はさておいて、このアメッドという村、サヌールからは車で2時間の距離にある。
その道中の景色がまた素晴らしいのだ。 
d0083068_1164868.jpgなんと言おうか、「オレは今バリ島にいるんだ」ということを実感する景色なのである。 
途中、狭いながらも自然が満ち溢れているような湿地帯がある。
日本であれば人が住めない場所として放置されるような環境に人家が点在し、子供達が楽しそうに遊んでいるのである。 
思わず車を降りて、子供達のところに飛んでいって抱きしめたくなった。
そんなわくわくするような2時間を経てアメッド村に着くき、やってきた初体験のダイビング。 
困ったことが起こった。 耳抜きができないのである。
何度やっても、右の耳だけ抜けるが、左の耳がどうにもならない。 
顔を真っ赤にして頑張るが抜けない。 
耳抜きができなければ、深くは潜れないそうな。 
で、最初から深さへの警戒感を持ったダイビングとなった。
実演も含めて30分ほどの個人レクチャーを受ける。 
実は教えてくれたインストラクター、このインストラクターに男惚れしてのダイビングだったのであるから、全ての言葉が頭にすんなり入る。 ただし動作がついてゆかない(笑)。
ではあるがとりあえず潜った。 そして潜れた。 そしてすぐに慣れた。 
2~3mも潜ると体の周りが珊瑚だらけ、そして魚だらけ。 
実に種類の多い珊瑚、珊瑚だけを見てても飽きないのに、いろいろな種類の魚が目の前をうろうろするのだ。
d0083068_1171075.jpg圧巻は青いきれいな魚の大群、そーと近づきその大群の中に身を入れた。そして、邪魔をしないように同じスピードで泳いでみたが、大群は私を怖がらないのだ。 
上も下も右も左も青い魚、その中で彼らと同じ気持ちで泳ぐオレ、なんという世界なのであろうか。 で、私のダイビング初l体験は大成功だと心に刻みながら、その「時」を楽しんだ。
体験ダイビングをやさしく企画してくれた、長谷川さんご夫妻、ありがとう。今後ともこの年寄り夫婦に若さを注入してくださいね。 
by yosaku60 | 2008-06-20 11:08 | バリ島=その日のできごと | Comments(3)

マッサージの値段

d0083068_11194837.jpgバリのマッサージは有名だ。
その公表値段は、おおむね観光客向けである。 我々は地元に住むのであるから、そういう値段では不服である。
例えば、写真のマッサージ屋。
家から歩いて7~8分のところにある。
建物の中に入って、受付に着くと、まず価格表が提示される。
一時間2000円と書いてある。
「オーノー、私はメンバーだよ」というと、
「おおーごめん、」と言って、テーブルの下から、メンバー価格表が提示される。
一時間640円と書いてある。 3倍の価格差である。
このメンバー制度・・・会員費は必要ない。
私がメンバーだよ、と発言すれば、それで良いのである。
まあ、観光客ではないよ、という意味の値段なのであろう。
さて、この店、マッサージ師の腕が良い。全員が一応正規の訓練を経ている。 
そして、20代の容姿端麗な女性を揃えていることも、私のようにスケベな男にとってはうれしい。
さて、この地のマッサージの値段は、いろいろである。
経験したので、もっとも安いのは、これも近くの小さいスパで、一時間390円というのもある。
但し、マッサージが上手い人もいるが、下手な人もいる。
当たり外れが大きい。 指名もできるが、二人上手いのが居ないので、夫婦で行くには不足である。 ということで、マッサージの地元値段ということで、書いてみれば、一時間400円~1000円というところであろうか。
この高値の1000円であるが、今ではそこまで大枚をはたいて、マッサージをする気になれない。
せいぜい800円までである。 この200円の差が大きいのだ。
お金については、少し現地価格が飲み込めてきたということかも、ウンえらい!
by yosaku60 | 2008-06-15 11:27 | バリ島=マッサージ | Comments(2)

朝の散歩

d0083068_9292359.jpgカミさんは、貧血気味で朝に弱い。
でも、私は前にも書いたようにバリの朝が好きだ。
それにサヌールビーチは朝焼けがきれいなのである。
なんとかカミさんを朝の散歩に連れ出したい。
でも私が誘ってもいっしょに行ってくれないことは最初から分かっている。
そこで、一策を講じた。
バリ人に頼んでカミさんを朝の散歩に誘いに来てもらったのだ。
カミさんは、私にはわがままを言えるが、他の人には言えない。
何も知らないカミさんは、「はい、行きます」・・・と、あいなった。
そんな努力の結果?で果たすことができた、朝の散歩。
やはり気持ちが良い。
町中が6時30分ごろから、みんな一斉に動き出す。
最初に動くのは、朝の掃除のためである。
街のあちこちで、道路の落ち葉を清掃している人を見る。
公道には、グリーン色のそろいの服を着たおばさんたちが目立つ。
聞いてみると、街が雇った掃除のための公務員であるそうな。
朝の7時から9時までの2時間、掃除をして約110円もらうそうな。
朝陽があがって、薄暗くなったビーチ・・・
d0083068_9294389.jpg朝のマンディー(水浴)をする娘さん達に声をかける。
元気な朝の挨拶が返ってくる。
はつらつとしていて心が洗われるような感じがする。
コーヒーショップも、もうオープンしている。
写真は散歩の途中で、バリコーヒーを楽しむカミさん。
バリコーヒーは、南ヨーロッパのコーヒーの味と似ている。
歴史が運んできたコーヒーの味だ。
by yosaku60 | 2008-06-12 09:33 | バリ島=その日のできごと | Comments(1)

無線でのネット接続成功

d0083068_17523137.jpgバリでの住まいは、ビラ形式。 そのビラのインターネット接続事情だが、ビラには一本のADSLのランケーブルしかない。 そのケーブルが11軒の家をぐるりとまわっている。
だから、途中で切れると、その切れたところ以降の家は、インターネットの接続ができなくなる。
室内用のランケーブルが、空中に宙ぶらりんで張ってあったり、ひどいところは、地中にそのまま埋めたりしてつなげている。 すぐに断線して当たり前だ。 
断線は断線でも、問題は、インターネットで対戦囲碁をしている時である。 
途中で切れてしまって、私の負けになることが2度もあったのだ。
現在、私の棋力は4段。 なんとか5段になりたいと思って真剣に囲碁に挑戦している。 
断線して負けと判定される時であるが、そういう時に限って「勝ち碁」であるから、悔しいのだ。

話が脱線した。 断線ではない!。 インターネット接続の話に戻す。
んんで、断線のたびにその箇所をみつけて、応急処置をしてきたが、全体が老朽化して、そろそろ限界でもある。 
で、ビラのADSLを使わずに、私のパソコン専用に使える無線ランをとりつけることを考え、進めてきたが、それが大変に面倒な手続きであった。 
その複雑な手続きを全て済ませ、今日ついに、「無線ラン」が成功した。 今日はそのことを書きたいのだ。 うれしい! 十分でないインドネシア語で交渉して成功したのだから、なおさらに感激だ。
写真の機器であるが、その手続きの経緯は、

1、デンパサール(タクシーで30分)のオフィスに行き申し込む(一ヶ月前)
2、KITAS(リタイヤメントビザ)の認可が降りていないので、却下される。 
3、KITASの認可を得て、再申請する(15日前)。
4、翌日、現住所に本当に居住する者かどうかの審査がある。
5、審査での結果を持って、再度デンパサールに出頭する。
6、再度の書類審査があり、機器の購入を指示される。
7、他の店に行き指定された、機器を購入する。
8、その機器を持って、再度申請をしなおす。

・・・ということで、デンパサールまでタクシーで4度も往復して、この機器を得ることができた訳となる。 ほぼ一ヶ月かかったことになる。 
パスポートのコピーを三度も取られた。 横の連絡が全くないのだろうなあ。
とはいうものの、これで、ADSLのランケーブルの切断事故があっても、緊急にインターネット接続ができるようになった。
外国に住むものにとって、インターネット接続は今や必需事項。 これで一安心。  
この機器、価格も2万円と高い。 
さらに一ヶ月20時間使うとして、1400円もかかる。 
バリは物価は安いが、こういうところにはお金がかかるのだな~。
by yosaku60 | 2008-06-11 17:58 | バリ島=その日のできごと | Comments(2)

ガムランの練習

d0083068_190931.jpg親しくなった子供達がガムランの練習を見に来るか、という。
「おお、行かいでか」と、30分ほど歩いて、隣のパンジャールのガムランの練習風景を見に行ってきた。
日本では、100m先の家に行くのにも車を利用していたオレ。
ここでは、車がない。 
自転車も危ないからと、カミさんのお許しが出なく、ただただ歩くだけである。 
で、歩くことにも少しづつ慣れてきた。
今では30分ならば、それほど苦痛なしに歩くことができる。 
変われば変わるものだ。 
さて、ガムランだが、見ているだけで難しいことが分かる。
右手で叩いた瞬間に左手で響きを調整する。 
その手の動きの激しさと速さ、しかも楽譜なぞない。 
耳と手で覚えるだけである。 小さい頃から練習しないとできないことが理解できる。 
男の子はガムラン、女の子はバリダンス、どの子も楽しみながらやっている。
写真の右の後姿の男の子は、まだ小学校にも行っていない幼子だ。 
神々の島バリは、文化芸術の島でもある。
by yosaku60 | 2008-06-09 19:04 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(1)

サラソワティー

d0083068_11145554.jpg結婚式に引き続く昨日のこと。
パンジャールの教育委員長より、サラソワティーに参加しないかとのお誘いがあった。
それはうれしい。 是非にとお願いした。 しかし、うれしさの余りデジカメを忘れて写真を紹介できないのが残念。
サラソワティーは、人々が”教育”の神に感謝をささげる日である。
この日は、本を読んではならない。 本にひたすら感謝するだけである。 学校の教材のパソコンに触れてはいけない。 パソコンにひたすら感謝するだけである。
だから、小学校も休みであり。 その代わり子供達は正装してお祈りのために学校に集まる。
その集まりに参加できたのである。 参加しただけでなく、儀式が終わって先生方の会食にも同席した。 日本で言えば職員室であろうか、もともと職員室というと、怖いというのが、私の学校時代のイメージであるが、そういうイメージは全くなく、校長先生にも気軽に受け入れられて楽しい食事がとれた。
サラソワティーを通じて、バリヒンドゥーの考え方を多少とも理解できた.そのことを書きたい。
子供達は、地べたに座り、お経なのだろうか、合唱する。 小学一年生であっても合唱に参加できるのだからすごい。 そして合唱の中味であるが、まず最初に「世界が平和であるように」と合唱するのである。 それから「空気」に、「自然」に、そして学問の神がこの地に下りてきてくれるのを祈るのだ。 なんとも早やすごい! 一家繁栄や一家安心などと、自分のことだけを祈るどこかの国と大違いだ。
それと大人のボランティアの数の多さにも驚く。
教育委員長の奥さんは、看護婦だという。 給料はいくらと聞くと、いいや救急病院で看護婦が足りないからボランティアでやっててるので、給料はないという。
写真は昨日の夜のもの、私の家の庭の面倒をみてくれる友人の家に呼ばれたときのものである。 彼は、お金が入るとご馳走をつくり近所の子供達を家に集めて、一緒に食べて楽しむのだという。 私から少ないお金が入ると、自分で使わずにこうして他人の子供を面倒をみるのである。
ううん! 日本との違いを感ずる。 子供達はみんなでこの家で遊んで、いつの間にかどこかその辺で寝転んで寝て、朝になると勝手に起きて勝手に帰るそうな。 子供達の親は普通に安心しきっていて、何の不安も感じないらしい。 違う!違う!日本と大違いだ。バリの子供達は幸せである。
d0083068_11152489.jpgサラソワティー・・・頭がよくなるように祈るのかと聞けば、そういうことは祈らないそうな。 本を与えられたことを感謝するのであって、頭がよくなるということより、「良い人間」になることを望むそうな。 親は子供に対してそのように思うだけのことであるそうな。 小学校であっても「落第」が多い。 しかし、落第したとて本人も親も気にしない。 日本とは大違いだ。 バリに落ちこぼれやイジメやまして学級崩壊がないのは当たり前ってことだ。
by yosaku60 | 2008-06-08 11:23 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(1)

結婚式

d0083068_1025723.jpgパンジャールの会長さんから、結婚式があるから参加しないかとのお誘いがあった。招待されていないがいいの?と聞くと。結婚式とか葬式とかのセレモニーは、招待を出さないものとの説明があった。自然に噂が聞こえ、個人の意思で自由に集まることを重視するのだそうだ。分かる!分かる! よく分かる。 重要な心のセレモニーってそういうものだろう。それは興味深い。 喜んで参加することになった。
結婚するのは、前のパンジャール会長の家の長男さん。 お金もあり人望もある人だからであろう。 なんとも早や盛大であった。 村人全員であろうか、それほどの人が集まり道路に並べられた椅子に正装で座っていた。 我々夫婦は幸運なことに家に入ることを許され、花嫁花婿のすぐ前の椅子で結婚式をみることができた。
まず、花嫁花婿の衣装の豪華さに圧倒された。
お金がかかるだろうなあ・・と下衆な考えが頭をよぎる。
d0083068_10252721.jpg聞いてみると、実際に大変なお金がかかるらしい。 全ては花婿側の負担とのこと。
さて、写真は、花婿が今後どういう職業を選んだら良いかを占う所作。 四つ網にした葉っぱの切れ具合で占うらしい。 もうすでに職業を持っている場合はどう考えるのだろうか・・などとこれも下衆な思いがよぎる。
なるほどと思うのが、もうひとつの写真。 ケーキを切るのと同じ? いや違う。 これは、「新婚初夜」のイメージなのだそうな。
柱に飾られている刀を抜いて、二人で処女膜と思わしき袋を突くのである。
突き抜けると中から神聖な水が滴り落ちた。 そのことも神に感謝するのであろう。
純潔を大事にする、ということとして納得できる。 
d0083068_10304449.jpg男のオレはもちろんありがたく、緊張して儀式を見させていただいた。
まだ、結婚式のしきたりはいろいろある。 
いずれ、事情がわかるともっと書けると思うので、この辺にしておきたい。結婚式が終わると披露宴になる。これもすごい。全員が正装して会食を共にする。
500人ほどの食事、これを混雑なしに楽しく食べる統制の取れ方がすごいのだ。
結婚式から地域コミュニティーのあらたなすごさを知ることができた。
by yosaku60 | 2008-06-08 10:25 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(1)

地域コミュニティー

d0083068_956329.jpgバリの地域コミュニティーは実にユニークである。
コミュニティーをパンジャールと呼ぶ。
バリヒンドゥーに基づき、コミュニティーで生き方を共有している。
その力強さは警察権も及ばないほどだ。
バリヒンドゥーは、善も悪も共存する。
だから人々の許容範囲は日本人の常識より格段に大きい。
しかし、パンジャールから迫害(村八分)されるまでになると、この地で生きていけない。
私の町は、サヌール。 サヌールには22のパンジャールがある。
私の住むところは、285軒の比較的大きなパンジャールである。
呼び名はパンジャールタマン、村民は1000人をはるかに超える。
数多いパンジャールの中でも結束の固いところで有名だ。
もちろん、このパンジャールを率いるリーダーがいる。
そのリーダーの資格について、説明を受けた。
バリには、穏やかなカースト制度が残っているが、このリーダーはカーストの階級が一番でなくともなれるそうである。 大事なのはその家の歴史とその人そのものの人物で選ばれるとのことだ。 階級がよくても、いくらお金があってもなれないということだそうだ。代々同じ家から出る訳でもない。 だから、パンジャールの会長は村民から尊敬を受ける。 尊敬を受ける人が選ばれるのだから当然のことだ。
先日、パンジャールのミーティングがあった。 パンジャールの総会のようであり、285軒の家長が全員揃っていた。
うれしいことにその会議に参加することができた。
そして、会長から村人全員に私を紹介された。
会長からは、「私を村人の一員と認める、何をするにも村人と同じである」と発言があった。
要するに「村民パスポート」が出されたのである。
会長の紹介で、私は前に出てマイクを持ち、インドネシア語で挨拶した。
多分インドネシア語がたどたどしすぎておかしかったのだろうか、全員の大きな笑いと拍手で歓迎された。 
この「村民パスポート」の力はすごい。 翌日から、道路を歩くとあちこちから「ヨシィー」と私の名前が連呼され、挨拶されるのである。
バリに根をおろして生活できるかも知れないと、勇気を頂いた。
by yosaku60 | 2008-06-08 09:49 | バリ島=バンジャール | Comments(1)

家寺改築の効果

d0083068_8132364.jpgしばらくブログを書けなかった。 
ネット接続がままならないのと、多忙だったためである。
その多忙、家寺改築が成ったらますます増加した。うれしい多忙である。
まずは、その家寺改築が成ったことから書くことにする。
家寺は思ったよりも素晴らしいできばえでした。前の道路より塀越しに家寺の先端が見える。
神を大事にしている証左であり、バリ人にとっては、ほこらしいことのようだ。
その誇らしげがビラを管理するスタッフに見てとれるようになった。
スタッフを派遣する会社はバリ人の会社ではあるが、そうは言っても以前は日本人に雇われているようなよそよそしさがあった。 遠慮しがちというのだろうか。 それが家寺の改築がなってから、スタッフの態度が豹変したように思えるのだ。
イキイキとして前に向かって仕事をしているように見えるのだ。
笑い顔も増え、仕事にも自信を持ち始めたような気さえする。
パンジャールの会長さん(村の村長さん)に、ビラの平和が成るように家寺を改築したいと申し入れ、それが受け入れられての今回の改築であった。
改築なっての入魂式(改築中は神は他の場所に移してあったので、新しい家寺に戻す儀式)には、会長のお父さんである村のお坊さんがお祈りに来てくれた。

d0083068_8134655.jpg写真の人である。 ちなみに後ろ姿の女性はカミさん(神さんではない)。
ビラを管理してくれるスタッフには、ここの村民からも二人雇用している。
この二人とも先月の新採用です。
採用の際、評判の良くないこのビラに働きに行くな!と父親に言われたそうだ。
そうなんです。なぜか現地の人には、日本人の隠れ宿としたイメージがあったのでしょう。評判が良くなかったのです。
だが、その評判の良くないビラに自分達のもっとも尊敬する人が来てくれたわけです。
そして、お祈りしてくれたのですから、考えれば態度が変わって当然なのでしょう。
ということで、家寺を改築した効果は、その日からあった。
そして、その効果が何日も続く。 永遠に続いて欲しい。
by yosaku60 | 2008-06-08 08:21 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(1)


常時ほろ酔い候
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