あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



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家寺の改築

d0083068_10204530.jpgバリヒンズー教は、高さにこだわる。
例えば、バリでもっとも高い山、アグン山が聖地として崇められる。
バリの各家には家の中にお寺があって、家寺と呼ばれる。 その家寺もアグン山の方向の場所が選ばれる。
家は椰子の木よりも高くしてはならないらしい。となると、4階が限度であるが、なるほどそのようになっている。
ホテルなどに例外があるが、それはそれで理由があるとのこと。
まさに神々の島である。
で、わがビラの家寺だが、ビラの敷地よりも家寺の敷地が低い。
また、家寺の高さが玄関の屋根よりも低い。
災いがあるかも知れないとのことで、改築をすることになった。
改築と言っても簡単ではない。
その家寺の歴史の重さに合わせた儀式を踏まえた改築でなければならない。
ということでバンジャール(村)の会長さんに儀式一切をお願いした。
最初の儀式は、家寺にいる神様を一旦引越ししていただく儀式である。
厳かに滞りなくおこなわれた。
このような儀式、神道や仏教にもよく似ている気がする。
バンジャール(村)の会長さんの家は、お坊さんの家であり、カースト制度ではイダバグスと言って上位に位置している。
そのイダバグスさんの家に呼ばれて、遊びに行ってきた。
そして家に伝わるものとして、経典をみせていただいた。
写真のように、サンスクリット語で書かれている。

d0083068_1021839.jpg聞いてみると、サンスクリット語は、読みもできるし、書くこともできるし、理解もできるという。
そして、人々に愛を与えるためにわが身があるという。
娘さんふたりは飛び切りの美人(関係ないかも・・)。 奥さんはつつましく慈愛をもった瞳で話をされる。
「バリ」・・・私には何がなんだかわからないでとまどうことが多いが、分かるのはただひとつ、やはり神々の島だということ。
by yosaku60 | 2008-05-27 10:19 | バリ島=慣習・伝統 | Comments(1)

バロンダンス

d0083068_10422355.jpgバロンダンスというのだろうか。
バロン劇といった方が正しいように思う。
観光用ではなく、パンジャール(村)の祭りとしてのバロン劇を観た。
すごい!
このバロン、重さが獅子頭で100Kg、
尻尾で90kgあるという。
本当かな? 
話半分にしても相当の重さである。
中に入る者は暑さもあるのだろう
15分も持たないで交代する。
交代する時に姿をあらわす者達は、
みな筋肉隆々の屈強な若者である。
でないと、こんな重いもの担いで踊れない。
バロンの踊りにもまして感心するのがガムランの奏者たち。
d0083068_10433171.jpgバロンにしてもタリトペンにしても、踊りは即興である。
その即興の動きにガムラン奏者が一斉に反応して演奏する。
その反応が信じられないくらいに早く、また全員がそろって反応するのである。
我々素人から見ると、あたかも、ガムランの音楽に合わせて踊っているように思えるのである。
実際にはその逆だ。
ガムランが即興で踊りに合わせて演奏しているのだ。
ただ、踊る者たちがトランスに入り、いつまでも踊りを止めないことがあるらしい。
そうした場合、ガムランの方でそれを察して、踊りを終局に導くように演奏することもあるらしい。
なんともはや、決め事のない複雑な劇である。
飾られる花の多さ、そこから匂う異様な甘酸っぱい空気、それに入り混じるお線香の匂い、観客の熱気、そして深い信仰から、観客の男達の数人がトランス状態に入る。
d0083068_1044239.jpgそれが伝染し、踊りを踊る者達にも伝染し、トランス状態に入るものが続出する。
結果、祭りは最後まで終わらず終局となる。
突然に終局となり、何がなんだか分からないオレ達夫婦。
そんなオレ達に、「今日は長く続いた方だ・・・」との声が聞こえる。
ああ、ここはバリ! 
まさに神々の島か!
by yosaku60 | 2008-05-22 10:45 | バリ島=バンジャール | Comments(1)

お寺の祭り

d0083068_111381.jpg神々の島、バリには寺がいっぱいある。
寺の数に比例して祭りも多い。
だがパンジャール(村)全体の祭りは、
年に2度だけである。
昨晩はその大祭の前夜祭だった。
前夜祭がもっとも大事とのこと。
バリの盛装をすれば、我々外国人であっても祭りに参加できる。
で、私たちも盛装しました。
いいでしょう!
この衣装で歩いていると、どこでも歓迎されるのです。
千人以上が集まる大祭。
寺の近くにジャランバイパスと呼ばれる4車線の交通大動脈がある。


d0083068_11202.jpg車の数が多く、普段は横断が危険である。
でも、この日は違う。
盛装をして20人ぐらいで渡れば車の方が止まってくれるのだ。
隣の人と談笑しながら、我がもの顔にプランプラン(ゆったりという意味)と横断できる。

d0083068_1122228.jpgなんともはや気持ちの良いことか。
善と悪のバランスで世の中が成り立つとするバリの信仰。
祭りが盛り上がると、5、6人の人がトランス状態に入る。
そのトランス状態に入った人を制御する周囲の人の対処など、
なんとも驚きが先にたつ祭りです。
よく理解できないものの、神々の島と言われている由縁は十分に感じた。
今日も、この盛装で祭りに参加する。
by yosaku60 | 2008-05-18 11:03 | バリ島=バンジャール | Comments(3)

トコ・チャンキル

d0083068_11181153.jpg私が行くお気に入りの店がある。
トコ・チャンキルという。
トコは店、チャンキルは茶碗、であるが、
そんな意味からの命名ではなく、単に
店の名前なのかも知れない。
とにかくトコ・チャンキルという名の村の雑貨屋である。
何でも売っているから、買い物に迷うとまずここに行く。
大概のものはそろっている。
便利である。
家から歩いて5分ぐらいかな。
行き交う人と肩が触れるような、村の曲がりくねった細い道を行き、この店に着く。
その間の風情がなんとも良い感じである。
こんな狭い道をバイクが通る。
バイクに乗る人は、申し訳ないかのように、軽くクラクションを鳴らす。
私は壁にへばりついてにっこり笑いバイクを通す。
ライダーも笑い返してくれる。
籠いっぱいの果物を頭に乗せた女性が姿勢を正しくして通る。
挨拶する余裕がなさそうな量であるが、そうでもない。
きちんと朝の挨拶をしてくれる。
通りに出ると、制服を着て自転車に乗った女学生が団体で通る。
全員が私に朝の挨拶をする。
朝の元気な挨拶の飛び交うこんな風景がたまらく気持ちが良い。
バリで何が好きかと言えば、一番に朝の「活気」と答えたい。
by yosaku60 | 2008-05-16 11:21 | バリ島=ご近所さん | Comments(1)

マルタバ

d0083068_8454244.jpg私の住むビラにもっとも近い食べ物屋は、入り口の斜め前にある。
20mぐらいの近距離で、まあお隣さんだ。
そこは、インドネシア料理ではなく、バリ料理。
日本人には少し辛いすぎるだろうとのことで、未だ試食をしていない。
次に近いのが大通りに出る角にある屋台村。
その屋台村で、もっとも近いのが大判焼き屋さん。
毎日通るので、店の人とも顔なじみになっている。
二人でも食べきれないほどの大きくて厚い大判焼きが80円である。
その店で作っていて、行列ができるような名物料理がある。
マルタバという。

d0083068_8433187.jpg小麦粉だろうか、それに卵を加えて薄い生地を作り、その中に野菜や果物などの具をいっぱい入れて炒めるものだ。
中の具により、80円~150円と値段が違う。
まずは、試しに100円でオーダーして、持ち帰って試食した。
うん、なかなか美味しい。
ただ、二人では食べきれない量であることが難点。50円でいいから半分のものを作って、なんて頼めないよなあ。
by yosaku60 | 2008-05-11 08:43 | バリ島=物価・修理費 | Comments(4)

市場で買い物

d0083068_105541.jpg前に書いたバイパスの抜け道・・・そ
こを通って朝市(パサール)に行く。
食料から雑貨からなんでもある。
バリには、道のあちこちに、いろんな店がある。
そのいろいろな店の中でも朝市の価格がもっとも安いそうだ。
写真の買い物の価格を紹介しよう。
胡瓜:20円
卵 : 5個X10円=50円
トマト: 0.5kg=10円
豆腐: 2袋X10円=20円
野菜: 2束X5円=10円
バナナ: うん、いくらだったか忘れた、多分20~30円だろう。
合計120円・・・但し、私はルピアの換算をしていない。
実際には、この額の1.16倍。
だから、140円となる。
いずれにしても、これだけ買って、150円にもならない。
これじゃ、年金生活もできる・・・って、
そうはとんやがおろさない。 その理由はまた今度・・・・。
by yosaku60 | 2008-05-10 10:18 | バリ島=物価・修理費 | Comments(0)

日本人のわがままさ

もう20数年前の話になる。
日本人6人、あとは韓国人とフイリッピン人の乗組員で総勢23名の冷凍船の船長として、ヨーロッパとアフリカを行き来していた。
ほとほと困ったのが、日本人船員のわがままさ。
困った私、会社に話しをし、私と機関長だけ日本人、残りは全員フイリッピン乗組員にしてもらった。 そうしたところ、船は良くなった。
そして今、その経験を思い出している。
バリ島サヌールにある現在の私の住むビラ。
プールを囲んで11軒の家があり、それぞれに日本人のオーナーがいる。
私もその一人。このビラが良い住まいとなるべく、日々努力をしている。
ただ、現在オーナーとして住んでいるのは私だけ。
残りは自分が住む年齢になるまでの間、貸し出ししている。
泊まりに来る日本人もさまざまだ。
だが、なんとなく20年前の日本人のわがままさをそのまま思い出している。
日本人は西洋人に弱いくせにアジア人に威張る癖がある。
日本人のわがままさだ。 日本の常識が世界の常識だと思っている。
そんな日本人を相手にするのは疲れる。
反対にバリ人の誰もが大人しく、付き合うと心が癒される。
日本人に疲れた心をバリ人に癒してもらっているのが現在の私。
バリは神々の島・・・文化と伝統と信仰の島。
自分のことはさておいて、相手のためになることを喜ぶ心がある。
今はそんなやさしさに私が甘えている。
いつかは、やさしさをお返ししたいものである。
by yosaku60 | 2008-05-09 10:29 | バリ島=人生のかかわり方 | Comments(1)

バイパスの抜け道

d0083068_9234214.jpgデンパサールからクタに向かい4車線
のメイン道路が走っている。
ジャラン・バイパスという名の道路で、
車の往来が多く、横断するのが大変だ。
そして混雑を避けるためか、信号のある
横断路は極端にすくない。
でも、横断したい人がいる。
省力化が本能の人間だから当然だ。
そんな人間工学的な面から、誰が作ったのか中央分離帯に抜け道がある。
オレんちより市場(バサール)に行くときも、この抜け道を通る。
抜け道までの行き方、すなわち車が途切れる見分け方だが、我々素人は、そういうことが見分けずに、地元の人が渡るときに必死についてゆくのみだ。
そういう我々のことを知っている地元の人も、「私について来い」と手招きしてくれる。
なんとまはや、あぶなく、しかし、ほほえましい。
by yosaku60 | 2008-05-07 09:28 | バリ島=社会・生活 | Comments(3)

ブンクス(お持ち帰り)

d0083068_8512452.jpgカミさんの腹ピーも治った。
地元の腹下しの薬、
エントロストップも買って来た。
しかし、しばらくは気をつけるに越した
ことはない。
で、見つけたのが、家から歩いて1分
の近くにある食堂。
そんな近くにあってもそれが通りの
向こう側だったら分からないのです。
その店、日本での総菜屋さんですが、
気に入ったものを指差し適当量入れて
もらいtake out ができる。
このtake out のことを地元では「ブンクス」と言う。
ご飯と5種類ぐらいの野菜中心の惣菜をミックスして頼んで、値段は60円~80円程度。
これで、腹いっぱい(クニャンという)になる。
自分の好きなものを頼めるので、味にあたりはずれがない。
腹ピーに強い味方だ。
ここ当分の昼食は、毎食「ブンクス」にしよっと。
んん、ただし、昨日の昼食は日本の「インスタントカレー」でした。
このインスタントカレーは、クタにある日本の食材専門店「パパイヤ」で買ったもの。
カミさん、この「パパイヤ」で一万円以上の買い物をする。
まだ、日本が恋しいのだろうなあ。
ここまでついてきてくれたカミさんだから、これくらいの出費はしようがありません。
そうそう、昨日はベモに乗って、繁華街に出て、夕食を食べました。
ベモ・・・? これについては、いつか紹介の記事を書きますが、オレ達夫婦の足代わり。
d0083068_8515053.jpg一人約20円の「乗り合い小型バス」のことです。
そのベモに乗って、繁華街に出て、とても気に入った店を見つけた。
日本人もバリ人もいない、ヨーロッパ人専用のようなレストラン。
こんな店が美味しくて安い。
世界を歩きまわった経験から知っている。 
そのとおりの味と価格であった。
私はビフテキとサラダ、カミさんはサンドイッチとスープとサラダ。
その合計額が、900円。 日本では安いと思うがここはバリ、少し贅沢かも・・・、
貨幣価値にまだ慣れない自分。
となりのテーブルは、オランダのアムステルダムから来た夫婦だった。
バリに魅せられて、年に2回は来ており、そういう生活が10年続いたが、今後はバリへの移住を考えているとのこと。 バリを好きな欧米人もいることに驚く。
写真はブンクスで品定め中のカミさん、続く写真は、それを持ち帰ってのお隣さんとの昼食風景。
by yosaku60 | 2008-05-06 08:58 | バリ島=その日のできごと | Comments(1)


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