あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま



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ドイツの大ジョッキの飲み方

ついでだ。 今日もドイツを書いてみよう。 ん!一箇所で停滞すると、カミさんにも話せないことに筆が飛んじゃうんじゃないの? ・・・って、ない、ない、そんな話しは金輪際ない。 

d0083068_8324153.jpgハンブルグに寄ると必ず行く有名な酒場、店の名前はとっくに忘れた。 ビール、ビール、ビールの酒場だ。 とにかくジョッキが大きい。 
これをワイワイ騒ぎながら飲む。 
小さい舞台もあって、音楽もやっていた。
「オレはジャパンだ」
「そうか行け!!」
「よっしゃ!」 
と、舞台に上がったこともある。
何を喋ったのか忘れたが、拍手喝采であった。
陽気に騒ぐ。 隣で飲む人、みんな友達。 
これがドイツの酒場での大ジョッキの飲み方だ。
日本ではこんな風に飲めない。 「何を一人で騒いでんの」で素っ気ない。 
「出会いを拒まない陽気なドイツ」、これもドイツだ。  今もそんなドイツであってほしい。
by yosaku60 | 2006-11-29 09:10 | 日本=船員・船長時代 | Comments(2)

オレのドイツ

ドイツの話しのついでだ。 ドイツの話しを続ける。 オレはドイツには何度も行った、といって港町ばっか。 そんなオレのドイツのイメージ、 真っ先に思い出すのは、冬のドイツ・・・・。

とある田舎町、寒い!  マントの襟を立てて歩く。 ここだな! 看板はない。 が、船乗りの臭覚が店を探り当てる。 カウンターだけの店、黒と白の服装のバーテンダーがぽつねんと客を待つ。
「ビール」・・・とだけ、オーダー。
d0083068_10282728.jpgピカピカに光った銀色のコックがひねられる。
バーテンダーのしぐさ、手元に静寂が流れる。 
おごそかに儀式が終わる。
細かな泡を1センチ残したグラス、
ニコリともせず、オレの前に差し出す。
赤銅色のカウンター、琥珀色のビール。
数秒グラスを眺めて沈黙、心をおろして、ぐいと飲むオレ。 
ゆっくりグラスをカウンターに戻し、唇の端を少し上げる。
襟に手を置き、軽くうなずくバーテンダー。

って、「ゴルゴ13の世界」、わかるかい。 でも、これがオレのドイツなんだ。
ドイツは冬だ。 冬が良い! ただ、ドーバー海峡の冬はシンドイ!!
by yosaku60 | 2006-11-28 10:38 | 日本=船員・船長時代 | Comments(6)

ドイツのクリスマス

クリスマスまで残り4週間を切った。
オレは知らなかったが、この4週間、ドイツではクリスマスを盛り上げるための全国的習慣があるそうな。 「アドヴェント」というそうだ。  その内容が実に面白い。

まず、この時期に限り「クリスマス市」がたつそうな。 いわゆる屋台のようなものらしく、どんな小さな町にも並ぶとのこと。 マグカップを片手に、あったかい「グリューワイン」っていうのを飲みながら家族連れで、屋台周りを楽しむのだそうな。 楽しいだろうな。 (この「グリューワイン」、オレんちでも作ってみた。 辛党のオレには少々甘すぎた) 

d0083068_9301875.jpg次に、イラストのような各家が手作りの 「アドヴェンツクランツ」という、4本のろうそくを持つ飾りをテーブルに置くそうな。 それを毎週日曜日になると、一本づつ灯す。 4本灯すとクリスマスがもうすぐってこと。  にくい演出だね。
まだある。 その際に家族全員が助け合って作る手作りのクッキーを頂くらしい。 子供はたまらんだろうな。 幸せで! 
そして、まだまだ、それだけじゃない、親の手作りの「アドヴェンツカレンダー」というのを子供に渡すそうな。 これは日めくりのカレンダーで、毎日その日をめくるごとに、チョコレートなんぞがころりと出てくる仕掛けになってるとのこと。 手を変え品を変え、これでもかこれでもかとクリスマスに向けて、感情が高まるように仕組まれている。

今は丁度、ドイツは「アドヴェント」の真っ最中。 ドイツのどんな町でも、どんな家庭でも、こんなことが繰り広げられているんだろうな。 そんなドイツに「いじめで自殺」なんて、あるのだろうか。 今度、メラニーさんに聞いてみよう。

そうそう、この「アドヴェント」の話し、ドイツからわが町に来ている、国際交流員のメラニーさんが教えてくれたんだ。 もっと知りたかったら、
http://www15.plala.or.jp/kahokukokusai/public_html/ 
を見て欲しい。 言っとくけどこのアドレスのHP、オレが作っている。 
このイラストもオレが描いてるから、盗用ではないけんね!
by yosaku60 | 2006-11-28 09:32 | 日本=その日のできごと | Comments(0)

蓮根

d0083068_462021.jpg知り合いから蓮根を頂く。
親族が「レンコン畑」を持ってるそうな。
レンコン畑って、どんなんだろう。
4、5歳の頃、見た記憶があるんだけど。
4、5歳? ウン、そうだなぁ~
オレ、あんまり世の中のこと、知らないんだよな。
長い間、海に出ていたから、世間知らずなんだって? そうじゃない、性格的に子供なんだ。
大人の話に入れないんだよな、今もって・・・・、
あ~ぁ  まぁいいか。
片足が棺桶に入った歳、今更どうにもならん!
by yosaku60 | 2006-11-24 04:17 | 日本=その日のできごと | Comments(3)

コウバコ蟹

d0083068_7315824.jpg魚市場の仲買人をしている知り合いからコウバコ蟹を頂いた。
コウバコ蟹は、香箱蟹とも甲箱蟹とも書かれる。但し、コウバコ蟹と呼ぶのは金沢近辺だけで、関西ではセイコ蟹、山陰ではセコ蟹と呼ばれる。 背中に子を持つからだと聞いているが、腹に子がいるのだから、命名の意味良くわからない。
コウバコ蟹はズワイ蟹のメスのことである。 メスだから大事にされ、2ヶ月しか漁が許されない。 甲羅の中に卵になる前の「内子」が入っており珍味とされる。 甲羅の外の卵である「外子」の食感もなかなかで、通はズワイ蟹よりもコウバコ蟹の方が美味しいという。
オスのズワイ蟹も産地によって、名前が変わる。 金沢ではズワイ蟹、福井では越前蟹、山陰では、松葉蟹と呼ばれる。 
蟹の名前はややこしい。 塀のない海中にいる蟹は、こんな名前の塀を知っているだろうか。
「おい、仲間のセイコやい、ここからはコウバコだよ」なんて、言いながら海の底を横ばいしながら、ヨイショっと福井、石川の県境の塀を越える・・・てなことはないよな。
by yosaku60 | 2006-11-22 07:51 | 日本=知ったかぶりです | Comments(1)

汗の沁み込んだ手紙

d0083068_6362229.jpg
ペルーの里子のエディスちゃんは小学一年生。 
彼女が初めて自分で自分の名前を書いた手紙が届いた。 
彼女のお母さんは文盲。 お父さんが代筆するも、そのお父さんの字や文も怪しいので、誰かが直しながら手紙を書く。 
そしてようやく読めるようなスペイン語の手紙ができあがるらしく、何人もの手が加えられて、ようやく一行が書かれている。
その一行に、今回はエディスちゃん本人も加わった。 そういう手紙、エディスちゃんちでは7月25日に書かれている。 約4ヶ月かかって届いたことになる。 その間に英語の翻訳を書く人も加わる。 一体何人の人がこの一通の手紙にかかわったのだろうか。 
何人もの心のリレーなる4ヶ月を経た、こういう汗の沁み込んだ手紙はうれしい。 
エディスちゃんは、病気がちであるが、なんとか学校に行っている。 
私達に早く自分で手紙を書けるようになりたいと頑張っているとのことである。 
by yosaku60 | 2006-11-21 06:41 | 日本=人生のかかわり方 | Comments(2)

パナマ運河今昔(最終回)

どうしてパナマ運河をブログに書く気になったのか説明したい。
今回の運河拡張計画での新しい閘門の幅が、「55m」と発表されたからだ。
1978年頃、日本経済界が第二パナマ運河をアメリカと一緒に開発しようとしたことがあった。
当時、アメリカは50m幅の船が通れる新運河を主張し、日本案とかみ合わなかった経緯がある。 その日本案の案の案を練る作業に少し従事していたオレには懐かしい「幅」なのである。
50m幅の船舶というと、大きな空母を想定してのことである。 軍事目的もある幅と、日本の純然たる経済目的の幅とは相容れなくて当然であった。  その計画がいつの間にか立ち消えになって30年経過。 そして今、新しくパナマ国側から55m幅の新閘門の発表があった。 今回も50mを上回った数字が出てきたこと、その意味を思い浮かべて懐かしくブログに書く気になった。

パナマは、アメリカの影響が少なくなるにしたがって、治安が悪化してきた。
同時に貧富の差が厳しくなり、政治経済も思った
d0083068_16425721.jpgほど伸びずにいる。 で、このたびのパナマ運河
拡張で通行料を増やしたい意向なのであろうが
問題も多い。 アメリカの東と西を結ぶ陸送のコン
テナルートが活発になってきて、パナマ運河の価
値が少し薄れてきたことや、最近の当地は以前ほ
ど雨が降らず、ガツン湖に貯まる水が少なくなって
きた、などの不安要素があって先行き不透明だ。

さて、そんなパナマ運河を 「股の下に収めろよ」
と指示して撮らした右の写真、当時45歳のオレ。 
残念ながら足が短く半分も収まらなかった。 
オレには運河が大きすぎた。
by yosaku60 | 2006-11-19 16:58 | 日本=船員・船長時代 | Comments(4)

さつま芋

d0083068_1213593.jpgオレんちの裏庭から見る景色。
遠方は富山と石川の県境の山。 
天気の良い日には、立山も白山も見える。 
日本の三名山のうちの二つを同時に見るという贅沢さ、であるが、住んでるオレが少々偏屈なのがイケナイ、ということはさておいて、右奥がグランドゴルフ場化した芝生公園。
そして、眼前が一面のさつま芋畑。
この畑、持ち主はお百姓さんではない。
地主は地元のお金持ち。 土地が余っているから、もっとも手入れの要らない「さつま芋」を植えてるだけだそうな。
そのさつま芋畑に、カミさんが「呼ばれたので行ってくる」と軍手を持って出かけた。

d0083068_1213181.jpg30分ほどして、右のさつま芋を抱えて帰ってきた。
「どれだけでも持って行ってくれ」と言われたらしい。
これだけ掘るのに体力の限界を感じたそうな。 
オレも掘ってこようかな。
でも家中、さつま芋だらけになると・・・・・、
夫婦仲良く、終日「屁」をこくことになる。  
まあそうであってもかまわないけど。
今更隠し事なんてない・・・・・・・オレの方は。
by yosaku60 | 2006-11-18 13:14 | 日本=その日のできごと | Comments(6)

一泊ゴルフ

d0083068_19171275.jpg明日は忙しい。
夜明け前の3時に起きて、
入港船を迎えに富山湾に。
仕事を終えてから、
「元船乗り」だけという私的なゴルフコンペ。
場所は写真の和倉ゴルフ。
コンペが終わったら納会。

d0083068_1912764.jpg納会会場は写真の美湾荘。
ここの専務も元船乗り・・・だからこその料金、
ゴルフと昼食と宴会と温泉一泊、オールこみで15000円。
メンバーのほとんどが年金生活者。 オレもそんなところ!
これ以上の額だと集まってくれない。 オレもそうだけど!
安価歓迎。 明日は寝不足必至、ブログなんて書くヒマない、
ってことで、今、書き終える。 ・・・・もう、寝よっと。
by yosaku60 | 2006-11-16 19:23 | 日本=趣味・旅・お遊び | Comments(2)

パナマ運河今昔(その7)

パナマ運河の大西洋側のクリストバル港に隣接してコロンという街がある。
オレが始めて外国の地を踏んだ街である。 コロンの郊外にはアメリカ軍の基地があった。 
街はよく整頓され、水色の制服の女子中学生が目立つ安全な街であった。

d0083068_1010666.jpgそれから28年経った1990年のこと。
オレと相棒(日本人)はコロンの街に出かけ、買物を終
え大通りのベンチに腰掛けていた。
オレは少々歩き疲れたので、首を垂れて休んでいた。
少しの時間が経った、その時・・・、
膝と目の間に何か光るものが差し出された。
目を開いた。 あっナイフだ!
事情が飲み込めた瞬間、オレは立ち上がって逃げた。
10mほど逃げて振り向く。  オレの代わりに相棒が
三人組の賊に襲われている。 

d0083068_10103968.jpg一人が相棒の腕に噛みついている。
一人は頭を押さえてナイフをつきつけている。
一人は背後から相棒のポケットをまさぐっている。アワワ、オレの声は、声にならない。
人々は足を止め、その襲われる光景を見ている。 誰も助けない。 オレもどうもできない。 
あわわあわわ、と言うのみ。 情けない。
しばらくして、賊が慌てて走り去った。 
ポリスが来たとの情報があったようだ。
相棒はお金とカメラと腕時計を盗られた。
その腕には賊の噛み付き痕が深々と残った。

白昼堂々とそれも繁華街の目抜き通りで強盗に襲われるのだから恐ろしい。
まさに無法地帯だ!!

このような無法地帯は世界的に増えてきた。
特に南米、南アフリカでは、30年の間に一人歩き出来ない無法の街が増えた。
年毎に世界から安全が消えている。 
オレが世界の街を歩かなくなってからすでに10年、さらに無法ぶりがエスカレートしたやに聞く。 やるせない。  
しかしこれが今日の世界の現実だ。
by yosaku60 | 2006-11-15 10:15 | 日本=船員・船長時代 | Comments(5)


常時ほろ酔い候
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