インドネシア語は名詞も動詞も同じで簡単と言われる。
が、63歳の私にはそうでもない。
特に難しいのが接頭語。
他動詞にする場合につけるいろいろな接頭語のことである。
そのいろいろの中で難しいのが、mem と men とmeng 。
これらは聞き取ると同じに聞こえるからややこしい。
単語の初めのアルファベットによって、これら接頭語を使い分ける。
① b, f, p, v, で始まる単語の場合は、mem
② c, d, j, t, z, で始まる単語の場合は、men
③ a, i, u, e, o, g, h, で始まる単語の場合は、meng
こういう文法を覚えても咄嗟の場合は何の役にも立たない。
文法以外のルールを見つけるのが手っ取り早い。
と、思って考えていたが、そのルールと思える新しい発見があった。
① は、唇 を一旦合わして発音する単語である。
② は、唇 を合わさず、舌の先を使って発音する単語である。
③ は、唇 を合わさず、舌の先を使わず発音する単語である。
ということを発見したのだ。
言葉は耳から伝わる。
伝わるときには文法は必要ない。
ということは耳から伝わるなんらかの違い、言い換えればルールがあるはずなのだ。
過去に韓国語を勉強している時も、こうした考え方が役に立ったことがある。
今日が63歳の誕生日。
誕生日の朝にこのような新しい発見があったことがうれしい。
写真は、洗車中の私のオートバイ。
洗うことを cuci(チュチ) と言うが、
他動詞として使うときは mencuci となる。
よく似た言葉でcucu (チュチュ)がある。
「孫」と言う意味であるが、似ているので、
どっちがどっちとよく間違えたものである。
「孫とおっぱいとチュチュ」を関連づけてから、
間違えなくなった。
このオートバイのチュチ・・・、
シャボン洗いをし、水で洗い流し、それをふき取り、
さらにオイルでこコーティングする。
所要時間、約30分、ピカピカの新車になる。
料金は店によるが、60円~70円、
丁寧であって安く、ありがたい価格である。