昨日はバリ島全体がオダラン。
オダランとは、寺の祭礼のこと。
が、私にはその意味はよく解らない。
バリ暦は理解に時間がかかる。
オダランだが、
オダルとは、出てくる、という意味。
で、オダランは、神が出てくるということになる。
バリ暦と祝い事について、知りえたことを書いてみる。 聞きかじりなので、正確さに欠けることはお許し願いたい。
まず、人の一生の祝いごとであるが、
1、バリ暦は35日で動く。
2、生まれて42日目の祝いは35日+7日と呼ばれる。
3、35X3=105日目にも祝いがある。
4、だから、その倍の210日にも祝いがある。
5、この210の3倍の630日も祝いがあるらしい。
6、そのあと、初潮や声変わりやポトンギギなど、成人になるための祝いがあり、
7、結婚式の祝いがあって、
8、初産の祝いがあって、へその緒がとれたときの祝いがあって、
9、葬式がある。
・・・と、大体このようなパターンであるらしい。
いずれ正確に勉強してブログで紹介したい。
次に暦における祝い事であるが、
1、西洋暦の1月は、バリの7月。
2、だから、6月は、12月で、学校の学年の終り。
3、西洋暦の7月が、バリの1月。
4、西洋暦の3月、即ちバリの9月の「新月」がニュピの祝い。
5、それから15日後の10月(西洋暦の4月)の満月が、一年で一番のお祝い日で、プルナマクダサ(バリ語で10番目の満月)と呼ばれる。
6、それから、約6ヶ月後の4月(西洋暦の10月)の満月にも、お祝いをする。 この日はプルナマカパット(バリ語で4番目の満月)と呼ばれる。
話が長くなった。
で、昨日が「4番目の満月」を祝う、
オダランだった訳である。
夜に海岸を歩いてみた。
シンボルの大きな満月がでていた。
行きつけレストランにも寄ってみた。
従業員がみなクバヤを着ている。
レストランだけではない、
バリ全体のオダランであるから、
町中にクバヤ美人が繰り出す。
昨日は白いクバヤ、
今日は色とりどりのクバヤを着る。
クバヤを着ると誰もが微笑む。
クバヤを着ると誰もが美人になる。
それはそれは壮観!
昨日、今日とバリ美人のおしゃれ度を見ることができる。
楽しくてうれしい。
さて、写真は白いクバヤを着たカミさん。 我々もお寺で作法どおりにおまいりをした。
今日は神にささげる催しものが各所で行われる。
今宵はバンジャールの人と一緒に一日を過ごしたい。