大西洋の海面の高さは太平洋よりも高い。
だから、太平洋と大西洋を通ずる海峡を掘ると、大西洋から太平洋に海水が流れ込む。
昭和52年頃だったろうか、第二パナマ運河と称して、今のパナマ運河至近の北西側にそのような海峡を掘る計画が持ち上がった。アメリカ主導、日本の財界が協力する形の検討であった。その時の資料によれば、大西洋が満潮のとき、最大で4ノットの速さで大西洋の海水が太平洋に流れ込み、逆に低潮のときはほとんど流れが止まるということであった。 さらに、大西洋に生息していない海蛇が海峡を通じて太平洋より入り込んでくるので、アメリカ東岸の生態系が変わるとも書かれていた。 ホンマかいな?
さて今日の本題・・・・、なぜに大西洋の海面が高いのだろうということ。 その何故が書かれた本に出会ったことがない。 だから、想像・・・・。
1、 海水にもわずかな粘性がある。 で、海水の慣性が地球自転に追従しきれず大西洋沿岸の海面が高いままとなる。
2、 この付近の定常風は東風。 その風による吹送流が沿岸にぶつかって海面が盛り上がる。
3、 カリブ海を通り抜けるメキシコ湾流(日本の黒潮に相当)がその吹送流を後押しする。
・・・・・・じゃないだろうか。 言っておくがオレの想像は、大概当たらない。
ウソ!! と思って聞いた方が良い。
↑ 「単なる興味」を「愛」と勝手に勘違いしておいて、騙されたと言い張るカミさんが横でそう言う。