昨日のテレビ、「ネパール 戦火の中の学校」は衝撃であった。
マオイスト(毛沢東主義過激派)とネパール政府軍の争いで学校が危機に瀕している。
勢力維持のために若者の取り込みを狙う。
そのために学校が標的となる。
先生が殺され、生徒が誘拐される。
それがマオイストからであったり、政府軍からであったりする。
民衆はマオイストからも政府軍からも疑いを持たれ紛争に巻き込まれる。
ネパール政府軍といっても、民衆の尊敬を受けない国王の統帥下にあってまとまらない。
一方のマオイストは、将来のためと
の理由で今の「安全」を破壊する。
どっちもどっち、先が見えない。
紛争は特に田舎の方、その中でもカトマンズ南部が激しい。 里子のラスミーが住んでいたところが丁度そこだ。 テレビでも、この地域の民衆は安全な地を求めて逃げ惑っていることが放映された。
突然にラスミーとその家族が居なくなって連絡の取れなくなった理由をようやく理解できた。
理由がわかると尚更に悲しい。 今頃どこで何をしているのか。