何度かブログで取り上げてきた.....
重すぎて浮かばなかった、サントリアン号。
改造が終わったようで、海に浮かべられた。
まずは、改造前のサントリアン号(写真)。
全体的に沈んでしまっていて航走するとデッキに波があがりそう。
(専門的には「乾舷不足」という)
改造後のサントリアン号(写真)。
デッキに波があがらないように、外板を嵩上げ(延長)した。
なあんだ!アウトリガーを改造していないじゃないか。
船は、航走すると抵抗が増えて、その分重くなるので沈む。
で、航走せずに浮いている状態では、
アウトリガーは、海面より完全に浮いていなければならない。
走りだすと、丁度、海面上に来るからである。
が、改造後のサントリアン号。
アウトリガーが以前のままだ。
水中に半分埋まった状態である。
アウトリガーの目的は、船の安定を保つもの。
なのに、これじゃ、
抵抗になって速く走れないし燃料消費も増える。
まあ、しようがないかぁ~
部外者がどうこう言うことではない。
でも、その大雑把さに、ちょっとびっくり。