ロンボク島行きの連絡船が出るパダンバイ港、
のすぐ西側に白砂海岸があるという。
海岸の名前を聞いたが忘れてしまった。
先日の日曜日、その海岸に行ってみた。
パダンバイの港に入ってから、
小さなパサールに向かう右の脇道に入り、
そのまま山の方に登ってゆく。
途中、車がすれ違えない程の細い道に入るが、
なんとかなるだろうと、先に進む。
と、バイクも通れない、こんな処に来る。
完全な行き止まりだ。
遠くに水平線が見える。
この先、どう行けば海岸に出れるのだろうか。
迷っていると、後ろから若者のグループが追い越して行った。
彼らについて行くことにした。
と、彼らは、ここで立ち止まった。
前を見ると断崖絶壁だ。
「海岸に出る道はあるの?」と若者たちに聞くと、
「知らない、が、この崖を降りてみる」と言う。
とてもじゃないがオレには無理。
で、帰ろうとすると、
脇の小さな道から、こんな娘さんが現れた。
「もしかして、海岸に出る道?」と聞くと、
「そうよ、500メートル先」という。
急いで、崖を降りはじめた若者たちを呼び戻し、
娘さんが現れた道を降りる。
で、降り立ったのが、このビーチ。
まあ、なんと素朴で貧弱な海岸。
が、誰も知らない、隠れ海岸であることは確かだ。
帰り道、車を反転させる道幅がなく往生する。
車よりもバイクで来るべきビーチである。
雨が降り、車の中で待つカミさんは、
このビーチを見ていない.....可哀想!!!