大型衣料スーパー「ラーマヤーナ」の店の裏で、
午後3時ごろになると、いつも見られる女子店員の昼食風景。
一日3食とも限らないし食事時間もばらばらな、バリ。
で、午後3時の昼食と言ったって、気にすることはないのだが.....
そこはやはり日本人のオレ、少々奇異に思えてならない。
それに、どうして、この場所に集るのだろうか。
それも奇異に思えてならない。
が、考えてみると.....
バリの一般家庭では、テーブルに座って食べることが少ない。
床のしかも毎回違ったところに勝手に座って勝手に食べる。
テーブルなんて、必要ないのだ。
職場にあっても社員食堂なんてなくて当然だ。
女子店員達は、何を食べているのだろうか。
傍を通るとき、そーと横目で見てみた。
驚いたことに殆どの娘さんが家から持ってきたと思える弁当だった。
勿論、ホークや箸を使わず手で食べる。
実に美味しそうに食べる。
そして誰もが楽しそうである。
オレは思う。
昔、小学生の頃の遠足....
友達と野原に座り、おにぎりを手で掴んで食べたことの懐かしい想い出。
テーブルに腰掛けて箸を使っての食事であれば、こんなに懐かしい想いは湧かないだろう。
ここにいるバリ娘達も、
思い出を作っている真っ最中なのかも知れない。
そう思いながら、この食事風景を見ていると、
ほのぼのとしてきて、ついつい応援したくなる....ガンバレ!バリっ娘。