バリ島の世界遺産、最後の紹介、
ぺクリンサン川流域のスバック景観です。
右の区域です。
そら豆のような形のこの区域、
タンパクシリンという大きな町があります。
区域の大部分がタンパクシリンですが、
南の方の一部はギャニアールに入っています。
が、西のテガラランは、含まれていません。
ですから、
ウブドからテガララン棚田を観に行くツアーを
世界遺産見学と謳っているのは間違いです。
さて、この区域の見所は次の二つです。
1、ティルタ・エムプル
沐浴すると病気が治るとされる聖なる水の湧く場所で、
バリ人にとっては、神聖な処です。
但し、最近では単に娯楽として沐浴する外国人が増えてきたように思えます。
沐浴した後は、土産屋群を抜けないと外に出られないようになっています。
5年前は、もっと静かな処でした。
今や観光地化したティルタ・エムプル。
病気を治したい一心で、
ここを訪れるバリ人は、
どう思っているのでしょうかね~。
2、グヌンカウイ
3枚の写真で紹介します。
300段の階段を下りると谷底には、
昔の王家のお墓(と言われています)、
で、東の谷底に王様のお墓(右写真)、
西の一段上がった処に、
王女様のお墓があります。
左の写真は、谷底です。
清流ですが急流ではありません。
右下の写真は、
谷底からほんの少し上にある、
小さな棚田です。
大木と岩に囲まれて、
太陽の日が届きそうにない、
こんな谷にも棚田があります。
この写真を撮っている私も
棚田の畦に立っています。
300段の階段の途中には、土産店が並んでいますが、
この地の土産店は、ティルタ・エムプルほど、しつこくありません。
階段を登る途中、
両側に棚田が広がっております。
が、急階段なので息が切れて
景色を観る余裕がありません(笑)。
これまで五回ほど来ています。
もっとも最近は、
今年の10月に訪れました。
が、これが最後です。
谷底に降りるのは、
行きは良いが帰りが怖い....
と、年齢を思い知らされる、
意地悪なグヌンカウイ!!
もう、これっきり
訪れることはないでしょう(笑)。
さて、みなさん、今年も今日が最後です。
今年一年、つたないブログを読んでいただきありがとうございました。
良い年をお迎えくださるよう、お祈りしています。