日本の竹箒に代わる、
インドネシアの外掃き箒......、
サプリディは、椰子の葉の茎を
束ねたもの(写真)である。
あっそうそう、
左を走るのはカミさんだよ。
関係ないか!
さて、
インドネシアにも竹はいっぱいある。
が、竹箒はない。
サプリディの方が、
竹箒よりも優れているからだ。
ということは、もし、サプリディを日本に持っていけば、
確実に売れるだろってことだ......輸出しようかな~(笑)。
今日は脱線しすぎ....
さて、さて、
サプリディは、次の三つの点で竹箒に勝っている。
まず、一本一本が針金のように腰が強いことである。
石畳の上にある掃きにくい小石など、
軽くサーと掃けば、飛んでいってしまう。
次に、芝生や草の上に落ちた葉っぱの掃き方だ。
抵抗があって、少々掃きにくい。
こんな場合、針金のような腰の強さを利用して、
上から刺して集めることもできるのだ(写真)。
そして、次が一番の利点、
束ねただけのサブレディ(写真上)は、
小分けが出来るってこと。
大人は大きく束ねたサプリディを握ることができる。
が、小さな子供は、手に余って握れない。
そんな場合、束ねた紐を解いて、二つに分ける。
そして束ねなおせば、子供も握れる太さになる。
まだ幼い小学低学年生が、
20本ほど束ねた細いサプリディを携行して、
登校するのをよく見るが、けなげで可愛いいものだ。