谷や峰の重なる山中にあって、
湿気や蚊から逃れるためと思われるが、
バリ人の住居は、一般的に峰の部分に構える。
で、川は、はるか下方になる。
一日に何度も水浴(マンディー)をするバリ人、
はるか下方の川まで何度も往復するってことになる。
昼寝から眼を覚ますと、パパが
「男だけでマンディーに行こう」という。
好奇心の強いオレ、「オオ、行こう、行こう!」と、ついて行く。
で、おっかなびっくりで、足を滑らせながら、
どんどん降りて着いたところが、こんな小さな川。
この川の脇に、石を積んで作られた水浴場がある。
足元には川の水が引かれ、また川に戻るようになっている。
手で受ける高さにあるのは、湧き水で飲用もできる。
さて、パパとアグスが服を脱ぎ水浴を始めたので、
オレも脱ぎ、隣(写真では左の塀の左になる)に入ろうとした。
ら、パパが「そこは女性用だよ」と、いうじゃありませんか。
女性用と言ったって、男性の通り道から丸見えの造り。
これじゃ、まるで、バリ版混浴......
なんて、気にするオレがイヤらしいってことだろう、きっと。
さて、マンディーを終えて谷から這い上がるオレ、
息が切れて上がれなくなり、
小学1年のアグスに手をひっぱてあげてもらいました。
情けない............!!