昨日のブログで、
大人は、パンチャシーラを
全部言い切れないと書きました。
が、今朝のワルンで5つ全てを
スラスラと言える人がいました。
前言を訂正します。
大人になると忘れる人が多い、
に変えたく思います(ゴメン)。
さて、今日のブログですが、
やっと目的とした記事に、
たどり着いた思いです。
というのは、9月7日のブログ、
「道なき道を行く(その4)」で、
書いた....
バリ人って、歴史を余り知らないんです。
というより、興味を示さないんです。
こうしたバリ人の心情、理由があります。
いずれ、ブログに書きたいと思っております。
.....の約束を一部果たせるからです。
最近のブログ、教育関係を多く書いていますよね。
いずれ今日のことを書くためだったのです。
さて、そんなインドネシアの歴史教育.....,
例えば、300年続いたオランダの植民地時代については、
小学4年生の後半で概略を習います。
で、中学2年生になると、もう少し掘り下げて習います。
さらに中学2年生では、日本の占領についても習います。
独立戦争については、中学3年生で詳しく学ぶことになっております。
こんな歴史教育ですが.....の筈がですよ。
オランダに300年支配されたこと、独立戦争は5年かかったことなど、
優秀な大学を卒業した者も含め、誰もが余りよく語れないのです。
どうも、歴史教育がいい加減な様な気がしてなりません。
でもね~、みなさん。
それで良いじゃありませんかネ~。
過去に執着するのは、よろしくありません。
過去のことよりも、未来のことが大事ですよね~。
ということで、昨日のブログでインドネシアの国民教育に賛同したオレ、
今日もオレ、インドネシアの歴史教育の現状に賛同します。
さて、以上はインドネシア全体の歴史教育についてですが、
ことバリ島に限ると、バリヒンドゥーの経典の影響でしょうか、
現世を超越したものの考え方があってか、
歴史教育の意義そのものが希薄になっている様に思えます。
この思いは、今日の続編としていずれブログに書きたいと思っております。
写真は、スランガン島の中学生の下校風景です。
学校に遠いので、自転車で通う人が多くいます。