バリ人が住む安いアパートには台所がないものが多い。
全て外食で済ますからである。
で、食べる店がそこらじゅうにある。
自転車でひきずる屋台まである。
こうした店での食事料金は安い。
一方、観光客の目的に添うためのさまざまなレストランがいっぱいある。
これらの店の料金は勿論に高い。
こうした安い店と高い店の格差であるが、ほぼ10倍、即ち100円~1000円/一食、である。
で、我々夫婦の場合、どの程度の店に行くかと言うと、生き方どおり中の下を指向する。
私の場合、その店の価格がどうであるかの判断はインドネシアのポピュラー料理である、ナシゴレン(焼き飯)の価格を参考にしている。
上の写真の店は、デンパサールで有名な大衆食堂だ。
お昼になると満員で座れないほど繁盛している。
ここのナシゴレンは150円である。
が、カミさんは油が多すぎるということで、この店には行きたがらない。
安すぎるってことでもある。
下の写真は、最近出来た、4X4 という変わった名前の店である。
家から歩いて行けるところにあるので行ってみた。
ナシゴレンは200円である。
この清潔さで、200円とは安い。
が、料理の種類が少ない。
カミさんの食べれるものがない。
この店もカミさんの及第点が出ない。
ここも安すぎるってことかも。
お解かりいただけると思うが、
夫婦で行ける店はカミさんが決める。
そして、カミさんが及第点を出す店は、
ナシゴレンが250円以上の店である。
この価格、まあ、なんとなくではあるが、
「中の下」の範疇なのだ。