昨日のブログで、スリッパー掛けの値段を書いた。
スリッパー掛けという、
こちらでないものを求めるので高くつくのだ。
それに代用できるような既製品で良い。
であれば、もっと安いはずだ。
で、車を走らせ、探すこと3時間。
やっと見つけたのが、写真のマガジンラック。
ウブド近辺の藤製品を作る工房で見つけた。
代金は交渉の末、1300円で買えた。
まあまあの買い物であった。
昨日のブログで、バリの生活費は日本と変わらぬと書いた。
現時点での私の感想である。
これは、知らないということ、言葉が十分に通じないということは、高くつくものである。
ということを受け止めた上での感想である。
だから、マガジンラックの例のように、バリの生活に慣れて、安くて良いものを探せるようになれば、この感想も変わるのかも知れない。
ついで、もうひとつ、
前のブログで、日本人としてバリ人とは余分に払う料金について書いた。
そのひとつの例として、昨日に体験したことを書いておきたい。
昨日は、一年に一回(バリ人は5年に一回だが、日本人は一年に一回)のバイクの運転免許証の更新の日であった。
更新の費用は2000円、但し、バリ人の場合である。
インドネシア語ができない日本人は代理店に頼むこととなるので、手数料を含めて3000円が相場となる。
が、私の場合、代理店は使わないものの、更に上乗せした4000円を払う。
2000円は警察署員に渡す賄賂、この賄賂を渡すことにより、6時間はかかる更新手続きが10分で終わることになる。
2000円で、6時間もの時間が儲かるのであれば、日本人ならば誰もがそうするでしょう。
しかして、こうした日本人であるがゆえの、イイカッコシ料金が生活費に加算されるのです(笑)。
下の写真は、日用品・土産品・衣服がバリでもっとも安く買えるスカワティーの市場。
ここには100人ほどの売り子がそれぞれの店を持って、Tシャツを売っている建物がある。
そこでの各店間を縫い歩く通路の幅は、1mに満たない。
店が狭いので、売り子も通路に出て接客する。
買物客は売り子を掻き分け掻き分けて迷路を進み、好みの品物を物色することになる。
狭い中に品物と人が、これでもかこれでもかと混在する光景は、まさに壮観である。
そして、私はこういう混沌さが好きだ(カミさんには内緒)。
Tシャツ一枚が100円、 日本人はまずここには来ない。