写真は私の車とバイク。
車は9年前の中古車(三菱ギャラン)。
日本では、ただ同然のもの。
が、こちらでは100万円を超える。
腹立たしいので(笑)、
正確な買値は書きたくない。
バリでは車は高い。
というか、輸入品は全てにおいて高い。
とかなんとかで、
今日はバリの物価の話。
はっきり言って、
バリの物価は日本と余り変わらない、
と感じている。
バリでは、生活を落とせばとんでもなく安く生活できる。
が、日本人は衛生面や食事面で、バリ人と同じように生活ができるわけがない。
と、そのような前提での判定であるが、
衣食住のうち、衣は日本の方が少々安く、
食は日本とほぼ同じ、
住については、バリの方が少々安い。
・・・程度であると思えるのだ。
意外に思われる方が多いと思う。
電気や水道代などの光熱費は、確かに日本より安い。
しかし、代わりに日本人がバリ人として居住するための、認可費用がかかったりする。
また、保険制度はがないため、医療費など、特別なものには特別な費用がかかる。
となると、日本人にとっての全般的な生活費は、バリも日本もそれほど変わらないと思うのである。
そうした思いは、今年の9月に日本に戻ったとき、さらに確信した。
日本では、きちんとした弁当が290円で売っていた。
同じような弁当は、バリでは350円はする。
日本では、Gパンが880円で売られていた。
バリでは、1500円の品物である。
先日、30センチX90センチの木製スリッパ架けを作ろうと、設計図を描き見積もりをとった。
すると、木の厚さにより、7000円~1万円という。
高すぎるので、自分で作ろうと木材を探しあてて納得した。
大き目の木材しかなかったのだが、その材料代が9000円するのである。
日本では、気の効いたスリッパ掛けでも、2000円程度で探せるのではなかろうか。
バリはなんでも安いと思ったら大間違い。
種類がないので高いものは高いものしかないのだ。
ほんの10年ほど前は、バリはもっと安かったらしい。
最近になって、どんどん物価が高くなったようだ。
といっても、バリ人の給与は、それに見合って高くなっていない。
バリ人の生活は、以前よりも苦しくなっているのだろう。
写真は海岸のレストランでの昼食中のカミさん。 浜で昼食を摂るときの予算は、ふたりで1500円。
日本とそれほど変わらない。